2009/10/14
統一試験の扱いについて
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ SAT、TOEFLの問題の解き方、よくある間違いなどはTOYO ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/toyomatsumuraで! TOYOのオンライン通信講座については http://www.toyo-online.comをご覧下さい 本メールマガジンの転写・コピー・転送などを禁じます。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ こんにちは TOYOの松村です。 帰国受験では、出願に際し統一試験の結果提出を求められる大学が 多いようです。特に上位大学になるほど、その傾向が強く、慶応大、 早稲田国際教養学部、上智国際教養学部、ICUなどでは、統一試 験結果だけで合否が決定します。その他、東大などでは、一次選考 が書類審査になっており、統一試験の結果が悪いと最終試験に進め ません。 日本の大手塾などの説明会では、このあたりの情報が充実していな いので、要注意です。たとえば、ヨーロッパでの説明会で、その国 の統一試験がある場合、それで大丈夫と言われたり、IBでOKで す、といわれたりします。ひどい場合は学校の成績がよければ大丈 夫、当日試験をがんばれ、などと誤った情報を垂れ流します。 IBは他の国に移動する場合、今まで取得した学校の教科の成績を、 他の国の学校でも認めてもらえるということで、受講している場合 が多いようです。もちろん、大学受験の出願にも使えます。しかし、 その成績だけでは、SAT、TOEFLの得点なしには、確実な合 格はできません。 日本の大手塾などは、高度な英語に対応した授業はしていません。 たとえばSATレベルの英語になると、帰国子女のほうが、講師の 先生より英語力がある場合の方が多く、指導ができないんですね。 そこで、帰国受験の学習指導では、いきおい他の科目、特に日本語 関連科目に重点が置かれます。 そのため、大手塾の開催するいろんなコースでは、本当に必要とさ れるSATやTOEFLの点数でなく、小論文とか国語のような指 導が重点となったカリキュラムになってしまいます。自分の弱点を さらけ出すような説明は、説明会では期待するほうが無理というも のでしょう。 では、IBやGCEだけの出願では、どのような不利な点があるの でしょうか? これは日本の大学の伝統的な受験制度と関連があります。 日本では長らく、入学試験の点数で合否を決定してきました。今ま で、学校の成績で合否を決める受験というのは、なかったといって も良いでしょう。そのため、帰国受験でも、確実に得点が見える審 査法を取ってきています。SATやTOEFLは、日本の入学試験 やセンター試験のように確実な点数がでる試験です。 それに対し、IBやGCEはアメリカのAP試験と同様な、各科目 の受講とその成績が中心です。これはちょうど、日本の高校での学 校の成績と同様と考えられ、参考にはするが、それだけでは合否を 決める最終要因とはしない、という考え方になります。 通常、アメリカ以外からの難関大学合格者の多くは、IBなどの他 にSATとTOEFOLを受験しています。非常にまれなケースで、 その国の統一試験のみで難関大学を合格する場合もあります。その 場合は、その受験生の突出した能力を証明する他の書類が必要です。 つまりSAT、TOEFLだけの出願と異なり他の統一試験だけで は、確実な合否は決定しません。帰国子女は「英語」ができる人と 考えられているので、SATなどが英語の能力を測るのに好都合で あるという見方です。本当は英語だけが外国語ではないのですが、 受験に際してはそのような規定になってしまっているので、それに 従うしかありません。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 松村道生、通称「まっちゃん」 在米20年以上 アメリカの教育現場の実地調査を経て、帰国子女教育に携わる 現在は帰国子女に英語を教え、その画期的な方法で TOEFL、SATといった試験の得点改善では 全米一の成果を挙げている 13年間主宰する帰国子女進学塾「TOYO」の卒業生は、 毎年8割以上が慶応大学、早稲田大学、上智大学などに 進学する驚異的な塾である ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


