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2009/11/12

【あるがままの自分を受け入れる】

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     インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ
 2009/11/12 vol.862 配信部数:847(まぐまぐ:377、melma!:470)
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「事業仕分け」という言葉がここ数日話題になっています。

 きのうの夜ニュースでもその様子を見ましたが、いまひとつよー分かりませ
んでした。

 もっと勉強しないと。。。


■本日の引用題材

 2009年11月9付 日経新聞夕刊 1面 『あすへの話題』
 書き手:荻野 アンナ(作家)


■本文

 今日は作家の荻野アンナさんによるコラムを取り上げたいと思います。

 ある日の話題は、荻野さんが読んで元気になったという本。

 その本とは、キケロの『老年について』。

 その本のメッセージを一言で言うと、「老いは恐れるに足らず」ということ
だそう。

 荻野さんによると、キケロが考える「老いがみじめなもの」を連想させる原
因は4つあるとのこと。

その1:公的活動ができなくなる。
その2:肉体が弱る。
その3:快楽が味わえなくなる。
その4:死が近い。


 こうした原因を挙げた後、キケロはこれらをことごとく論破していく模様。

 まずその1について、これはもう心がけひとつで何とでもなる。

 その2は、若いときに「クマや象なみの体力が欲しいと思わなかった」とい
うように、年をとって若者の体力を欲しがる必要は全然ない。今ある体力をう
まく使えばいいだけの話。

 その3。この場合の快楽とは主に異性関係になるけれど、若いときは欲望に
とらわれ、ずいぶん無駄なエネルギーを使っていた。老いてそういう無駄がな
くせるなら、むしろ歓迎すべきこと。

 最後の4点目について、死というものは「肉体と魂の消滅」、「魂は永遠であ
る」という二つの解釈がなされる。もし前者ならスッパリ消えるだけのことで
あり、「無視しても問題ない」。後者の場合いまよりマシなところへ行けるだろ
うから、むしろそれが待ち遠しいとも言える。


 このようにキケロの主張を紹介した後、荻野さんは次のように述べています。

「そこまで断言されると、半分騙された気分のまま、不思議な勇気が湧いてく
る。私の場合、95歳の父と86歳の母に、『人生これからだ』と無謀なエール
を送りたくなった」。


■今日の一言

「今の自分を受け入れる」。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp


【荻野アンナさんについて】--------------------------------------------

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%BB%E9%87%8E%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A


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■□編集後記□■

 その2に書かれていたキケロの比喩(若いときに象のような体力が欲しいと
は思わなかったはずというたとえ)は、その通りだと思った。

 今ある体力をうまく使えばいいという言葉は、そのまま違うことにも応用で
きる考え方ではあるまいか。

 よその芝生は青く見えるというたとえがあるように、人間というのはないも
のねだりをする傾向がある。

 でも、自分の置かれている環境、いま自分が持っているモノの中に喜びを見
いだすことはきっと可能であり、ないものを欲しがるような生き方は自分が苦
しくなるだけ。

 一方で、最後の4番目の「死」については、キケロがこう言っても、でも私
はやっぱり死ぬのは怖いなぁ。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp

 ではまた明日!

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