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2009/11/09

【石田衣良さんと「情報感度」】

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     インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ
 2009/11/9 vol.859  配信部数:845(まぐまぐ:382、melma!:463)
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 このところ、私にしては本を買いまくっている感があります。

 イイ本を見つけても、今度を買おうなどと思っていると絶対に買わないこと
が分かったので、発見したその時にすぐ買う方法に変えました。

 それはいいのですが、元々速読ができるわけではないので、まぁどんどん積
み上がってきます(笑)。

 読み終わるのは一体いつになることやら。。。


■本日の引用題材

 2009年10月20日付 日経新聞夕刊 9面 『丸の内キャリア塾』
 書き手:石田 衣良(作家)


■本文

 今日は、作家の石田衣良さんの文章からご紹介。

「情報感度を高める」というテーマで、情報があふれる現代社会において、自
分にとって必要な情報をどのように見つけ出し、また使いこなせばいいのかに
ついて書かれていました。

 インタビュー形式で話が進行していまして、このマガジンでもその進行に従
って紹介することにします。

Q:
小説を執筆するにあたり、取材はあまりしないそうですね

A(石田さん):
事前に適度に人に話を聞く程度で、徹底的に取材してから作品に臨むというこ
とはしない。
それは、情報が増えれば増えるほど、テーマの面白さや新鮮さがなくなると思
うから。
いわゆる、「書きながら情報を集める」という感じ。「走りながら学ぶ」とは、
どの仕事でも有効な方法だと思う。


Q:
情報収集、活用の際に自身で心がけていることはありますか?

A:
自分にとって必要な情報を理解しておき、必要ではない情報はどんどん捨てる。
情報があふれかえる社会で、すべての情報をすくい上げようなんて無理な話。
「情報感度を高めるということは、新しいものを次々に摂取していくことでは
なく、情報を選別する感性を持つということ」。


Q:
普段はどんな形で情報収集しているのですか?

A:
新聞や、テレビ、雑誌に目を通すという、ごく普通の方法。
小説の素材も、そうした誰でも手に入れられるような情報の中から探すように
している。
小説を書いている人間だからと言って、すごい情報源があったり、情報提供し
てくれる黒幕みたいな存在がいるわけではない。
「むしろ、少数の人しか知り得ない情報にはまゆつばものが多いと思っていま
す。鉱脈は、誰もが触れられる情報の中にこそあるんです」。


Q:
メディアが多様化している昨今、情報収集のためにどのようにメディアを使い
分けていますか?

A:
インターネットの情報は、人の手をくぐってきたものではないので、信憑性に
欠ける面が否めない。だから、ちょっと確認する、くらいの使い方にとどめて
おくべきと考える。
一方で、新聞や雑誌などの場合は、丹念な取材に基づき、さらに編集者の手が
加わっているので、信頼感が違う。
「この20年くらい新聞記事のスクラップを毎日続けていますが、それが僕の
重要な情報ソースのひとつになっています」。

 *

 以上、石田さんの情報感度に関する文章のご紹介でした。


■今日の一言

「欲張らないこと。情報を選別することが結局一番効率がいい」。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp


【石田衣良さんについて】-----------------------------------------------

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E8%A1%A3%E8%89%AF


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■□編集後記□■

 情報の洪水の中で溺れそうになっている私なので、今回の石田さんの視点は
すごく参考になった。

 読者の皆さんの中にもtwitter(ツィッター)をやられている方がいると思う
が、私もこれを始めて、まぁ何しろこれまでとは比較にならないほどのインプ
ットがこのtwitter経由であるので、受け取った情報をどう処理すべきかここ
最近ずっと悩んでいた。

 石田さんの「情報感度を高めるということは、新しいものを摂取していくこ
とではなく、情報を選別する感性を持つこと」という言葉は目からウロコであ
る。

 私は情報を集めることしか頭になく、洩らさずに手に入れようなどと考えた
ところにそもそもの間違いがあった。

 自分にとって必要な情報とそうでない情報をあらかじめイメージしておき、
ふるいにかかった情報だけ取り込めばいいのだ。

 この話で思い出したけど、たとえば新聞のチラシ広告で、家電製品の広告は
毎日のように入ってくる。

 でも普段はそんな広告に目を留めず、特売ネタがあったとしても、気づかず
にやり過ごしてしまうだろう。

 ところがテレビが壊れたとなったら、毎日のように広告を隅から隅まで眺め、
そして特売情報を見つけるのだ。

 つまり、関心があることが事前にイメージされていると、たくさんの情報の
中からでもそれに関する情報をすくい上げることができる。

 石田さんが言っていたことはこれと似ているように感じた。

 一方で、「走りながら学ぶ」という箇所も興味深い指摘だ。

 準備万端整えてから事を成す人がいるけれど、そんなことをしていたら今の
世の中間に合わない。

 やってみたいと思ったらすぐ始めてみる。

 不完全でもとりあえずスタート。

 そして徐々に体裁を整えていけばいい。

 これは子供から老人まで、誰にでも当てはまる有効な方法であると私も自分
で試しているのでよく分かる。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp

 ではまた明日!

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