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2009/11/07

【相手に関心を寄せてみる】

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     インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ
 2009/11/7 vol.857  配信部数:847(まぐまぐ:383、melma!:464)
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 すでに書いたかもしれませんが、最近携帯電話の機種変更をしました。

 その際、プランやオプション機能がどうのこーのと説明を受けたのですが、
特にプラン説明は同じ日本語とは思えず、あまりの複雑さに「一番安いヤツで
いいですぅ」と店員さんに告げたワタシ(汗)。

 携帯電話の料金プランは複雑怪奇で、あれを考えた人はある意味尊敬します
(笑)。


■本日の引用題材

 2009年11月6日付 日経新聞夕刊 9面 『学びのふるさと』
 書き手:鈴木 亜久里(レーシングチーム監督)


■本文

 今日は、レーシングチーム監督の鈴木亜久里さんによるコラムを取り上げた
いと思います。

 その日のコラムでは、鈴木さんにとっての「恩師」について書かれていまし
た。

 二人紹介されていましたが、まず中学時代の板橋先生。

 鈴木さん自身、中学2年生まではいわゆる「不良」だったそうで、当時両親
が離婚し、母親と一緒に生活していた鈴木さんは学校にもほとんど行かず、悪
い友達とふらついてばかりだったとか。

 で、母親の手に負えなくなったので、今度は父親に引き取られます。

 埼玉県の中学に転校して出会ったのが、この板橋先生。

 髪はボサボサで顔中ひげだらけ。まるでクマみたいな先生だったと言います。

 鈴木さんは前の中学では先生に見放されていたことを肌で感じており、「お
まえ、来なくていいよ」と直接言われたこともあったそう。

 でも、この板橋先生は違っていたそうで、なんとか鈴木さんを理解しようと
懸命だったと言います。

 それこそ自宅にまで先生は何度も来てくれて、学校でケンカしたときも、な
ぜケンカをしたのかを鈴木さんの立場で考えてくれたそうです。

 そんな中で鈴木さんは「この先生は決して自分を裏切らない」と確信し、次
第に先生の注意も素直に聞けるようになり、高校受験の勉強も真面目にするよ
うになったと書かれていました。


「中学2年までの僕はいわば歯車のずれた不良品。その歯車を板橋先生が合わ
せてくれた。先生に出会わなかったら一生ずれたままだったかもしれない。本
当に感謝しています」。


 板橋先生との思い出をそう語った後、社会人になった後で出会った別の恩師
のエピソードが次に紹介されていました。

 その人は、トヨタ自動車の関連会社の舘会長という人だそうで、鈴木さんの
レーサー人生を支えてくれた人物だと言います。

 たとえば鈴木さんが23歳の時、全然芽が出なくて、資金も底をついたその
時に、もうレースを辞めようと舘会長にあいさつに行った。

 すると、「こんなに中途半端でやめるなんて、ふざけるな」と一喝され、ラ
イバル会社にあたる日産のチームを紹介してくれて、なんとかレースを辞めず
に済んだという鈴木さん。

 以上、二人の恩師のエピソードを語った後の、鈴木さんの結びのことば。


「中学2年で荒れて『人生やめますか』というときに助けてくれた板橋先生。
23歳で挫折して『レースやめますか』というときに助けてくれた舘さん。2人
がいなかったら人生は全く違ったものになっていたと思います。今の僕の原点
をつくってくれた人たちです」。


■今日の一言

「相手に真摯な関心を寄せること」。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp


【鈴木亜久里さんについて】-----------------------------------------------

★プロフィール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E4%BA%9C%E4%B9%85%E9%87%8C


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■□編集後記□■

 板橋先生のエピソードを読んでいたら、金八先生を思い出した(笑)。

 金八先生はさておき、私の中学時代も「不良」のレッテルを貼られた生徒は
同学年にも上級生にも何人かいて、学校でもよくケンカをしていた。

 でも幸いなことに、板橋先生のような先生が自分の学校にもいて、それは後
藤先生といって、みるからにいかつく、かつては自分自身番長だったらしいの
で、生徒から「ごとばん(後藤番長を略したもの)」と呼ばれていた。

 中学3年の時、担任がこの後藤先生だった。

 あきらかに他の先生とは違っていたけれど、具体的に何がと言われるとうま
く言葉が出てこない。

 あえて言うならば、鈴木さんがコラムで書いていたように生徒の立場で考え
てくれる「優しさ」があったということかもしれない。

 とんでもなくコワイ先生だったけれど、不良と呼ばれた生徒からも好かれて
いたし、事実私も好きだった。

 結局、生徒と先生という関係であっても、社会に出てからの人間関係であっ
ても、大事なのは「信用」と「相手に関心を寄せること」であると思う。

 愛情の反対は「無関心」だと誰かが言っていたけれど、まさしくその通り。

 特に先生という立場にあるならば、相手に真摯な関心を寄せるという要素は
不可欠であると、そんなことを思った。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp

 ではまた明日!

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