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2009/11/05

【世界の最短会話】

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     インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ
 2009/11/5 vol.855  配信部数:846(まぐまぐ:382、melma!:464)
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 親の帰りが遅いこともあってか、娘が最近学校から帰ってきてもだらけ気味
で、これはマズイとある施策(?)を今週から始めました。

 ホワイトボードに自分がやるべきことを書いておき、終わったらテレビもゲ
ームもOKという約束を取り付けたのです。

 以下のサイトで紹介されていた方法をそのまま取り入れています。
  ↓
 http://single-father.seesaa.net/article/111801727.html


 まだ始めて数日ですが、こうして目に見える形でやるべきことを示しておく
と、なんとなく気になるのか、とりあえず真面目にこなしているようです。

 手帳に夢を書くと実現する、という話をよく聞きますが、文字にして毎日眺
めることは、娘の例をとっても有効であると言えそうです。


■本日の引用題材

 2009年10月19日付 日経新聞夕刊 1面 『あすへの話題』
 書き手:荻野 アンナ(作家)


■本文

 今日は、作家の荻野アンナさんによるコラムをご紹介したいと思います。

 ある日の話題は、最短会話について。

 日本語の最短会話は、津軽弁の「どさ」(どこ行くの?)、「ゆさ」(銭湯、風
呂に行く)ではないかと一度荻野さんはコラム上で書いたことがあったのです
が、そうしたところ読者から「もっと短い会話がある」と指摘があったとか。

 なんでも、秋田には「け」、「く」というより短い会話が存在する模様。

 それぞれ、「食べろ」、「食べる」という意味だそうです。

 一方で、外国語にもそうした最短言葉があるようで、荻野さんはフランスの
例を紹介しています。

「19世紀の文豪が、自分の本の売れ行きを出版社に尋ねた折のこと。『?』と
のみ書き送った作家に対して、出版社は『!』と返事を寄こした」。


 この「!」という意味は「バカ売れ」を意味すると思われますけど、文豪の
バルザックの場合はこの「!」への道は遠かったとか。

 法学部だった学生が、純文学に挑戦するも、鳴かず飛ばずの状態が続いた。

 で、お金を得るために通俗小説を書き始め、何を思ったか印刷業にも手を出
してしまい、結果借金の山を抱えることに。

 こうして社会経験を積み、苦労を重ねた後、彼は再び筆をとって流行作家と
なるのでした。


「文学の職人技に徹して活路が開けたのである。フランスでは創造的な仕事で
も『メチエ』(職人仕事)の側面を大事にする」。


 そんな風に語る荻野さん。

 ある日本人留学生が、勉強していた先の音楽院で「君はいつ作曲するのか」
と聞かれ、「曲想の湧いたとき」と答えたら、先生に叱られたとのこと。

 その先生が言うには、毎朝のこの時間と決めて作曲に取り組めば、そのうち
自然と曲想は湧くようになるらしい。

 こうしたエピソードを紹介した後の、荻野さんの結びのことば。

「私も11月に新刊が出たら、『?』で聞いてみよう。返信が『…』だったら、
その時は職人らしく愚痴をエッセイに仕立てて、やさしい読者になぐさめても
らおう」。


■今日の一言

「浮気はせず、職人に徹することで花開く」。


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【荻野アンナさんについて】--------------------------------------------

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%BB%E9%87%8E%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A


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■□編集後記□■

 秋田県の「け」「く」という会話にはとても驚いた。

 つくづく日本語というのはスゴイと思うわけだが、「?」と「!」という会
話も、なるほどこれで確かに意味は通じるから、これまた一本取られた感じで
ある。

「?」と送った側も、「!」と答えた側も素晴らしいセンスとしか言いようが
ない。

 それと、音楽院の先生の話が出ていたけれど、何かを作り上げようと思った
ら、もう毎日それを習慣づけて継続させていく以外にないのだろう。

 それこそ歯磨きのように身体に覚え込まさなければ、プロにはなれないのだ。

 逆に、続けさえすればその道の専門家になれる確率が高まるわけで、私のよ
うな凡人には励まされる話である。

 飛び抜けた能力がなくても、継続することなら自分にもできそうだし(笑)。


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 ではまた明日!

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