2009/10/28
【宗次郎さんのオカリナ】
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ 2009/10/28 vol.847 配信部数:852(まぐまぐ:383、melma!:469) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今朝久しぶりに実家の父親と電話で話しました。 声を聞くのは実に久しぶりなのですが、元気そうだったので安心しました。 ちょっと電話するだけでも親はとても喜んでくれるので、私も嬉しいです。 ■本日の引用題材 2009年10月23日付 日経新聞夕刊 7面 『プロムナード』 書き手:道尾 秀介(作家) ■本文 本日は、作家の道尾秀介さんのコラムをご紹介。 ある日の話題は、オカリナ奏者の宗次郎さんにちなんだもので、テレビ番組 のBGMで使われることも多いので、皆さんもこの人のことはご存知かと思い ます。 道尾さんは、長年にわたりこの宗次郎さんのファンだそうで、東京でコンサ ートがある場合は必ず聴きに行くとか。 この宗次郎さんがいかにオカリナ奏者になったかという話が少し紹介されて いまして、道尾さんによると、宗次郎さんがはじめてオカリナの音色を聴いた のは1975年のことらしく(道尾さんが生まれた年)、この楽器の虜になると、 山奥の小屋にひとりこもって昼間はオカリナを焼いて(つまり作る)、夜にな ると夜空の月や星を見ながらオカリナを吹く、という生活を送っていたそうで す。 で、そういう生活を続けているうちに、NHKから「大黄河」という番組の テーマ曲を作って欲しいという依頼が来て、一気にメジャーになったとのこと。 道尾さんは宗次郎さんの曲のどういう所に惹かれるのかということについて、 一言で言うと「とても記憶に残る」という点に惹かれるようでした。 「どうして宗次郎さんのつくるメロディーは、あんなに印象的なのだろう。素 人の勝手な解釈だが、もしかしたらその理由は『制約』にあるのではないかと、 僕は思う」。 こう語る道尾さん。 オカリナはその形態上、音域が狭く、表現の幅が広いとは言えない楽器です。 「『できないこと』の中で『できること』を探し求めたとき、人はそこに誰も 知らない鉱脈を発見する」。 道尾さんはそう言葉を続けており、音域が狭いからこそ(制約があるからこ そ)、逆にその中で試行錯誤して、結果的にそれが人の心を捉えているのでは ないかと、そんな風に語っています。 こうしたことは芸術だけに限らず、仕事や恋愛、遊び、睡眠などなど、とに かく私たちの生活は制約にあふれており、でもそんな中で光るなにかを見つけ ようともがいている。 こうして、人生というものを宗次郎さんの音楽に合わせて解説するような道 尾さんの文章。 最後に次のようなことばでコラムを締めくくっています。 「宗次郎さんの音楽を聴いていると、いつも思う。人生の中で眩(まぶ)しく て綺麗な光を見つけるためには、絶対的に必要なものが一つある。そしてきっ と、それ以外には何も必要ないのだろう。夢中になるということ以外には」。 ■今日の一言 「できないからこそできる」。 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp 【道尾秀介さんについて】----------------------------------------------- ★プロフィール http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%B0%BE%E7%A7%80%E4%BB%8B ☆公式ブログ http://michioshusuke.cocolog-nifty.com/blog/ 【読者の方へのお願い】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「部数はメチャ少ないけど、このメルマガ結構おもしろい!(かもw)」 こんな風に思って頂けましたら、下記アドレス(「まぐまぐ読者さんの本棚」) へ、このメールマガジンのご感想をお書き下さい。 ご協力よろしくお願いします!!! >> http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【日経新聞購読のご案内】 下記サイトから定期購読の手続きができます。 ↓ https://www.nikkei4946.com/sub/np_p/F0110Subscribe.aspx?c=0VVV0N0&bt=0 このメルマガでご紹介してきたように、日経新聞のコラムは質の高いものが多 く、他の記事は読み飛ばしても、これらコラムだけ読んでも十分元は取れると 思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガ『インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ』 【発行者】田中篤憲 Atsunori TANAKA 【職 業】Skype(スカイプ)起業家 【URL】http://www.japanstyle.info/ 【登録・解除】http://ameblo.jp/nagoyajin-skype/entry-10020983741.html 【ご意見・ご感想・励ましのお便り(←ココ重要w)お待ちしておりま〜す(^^ゞ】 ⇒ nikkei@connect-one.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 当メルマガで紹介する情報については万全を期しておりますが、完全に内容を 保証するものではありません。これらの情報により生じたいかなる損害につい ても補償はいたしかねますので、何卒ご了承ください。 当メルマガ上で、読者の皆さまに有益であろうと思われる広告を誌面の一部と して掲載いたしますが、内容については当方で責任を負えるものではございま せんので、ご理解をお願い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★このメールマガジンは、以下の配信システムを利用して発行しています。 マガジンの登録・解除手続きは、下記ページよりお願いいたします。 『まぐまぐ』http://www.mag2.com/m/0000218387.html 『melma!』http://www.melma.com/backnumber_164580/ ★このメールマガジンの転送はOKですが、掲載された記事の内容を許可なく転載 することを固く禁じます。必ず事前にお問い合わせ下さい。 Copyright(C) 2006- Atsunori TANAKA All rights reserved. ■□編集後記□■ 制約の中で創意工夫されたものが人の心を打つという道尾さんの話、とても 共感できる。 仕事でもまったく同じだ。 予算がない、人員も少ない、でもやらなくちゃいけない。 こういう時こそ人間は脳をフル回転させて考えるし、確かにそういう時に良 い工夫の仕方が思いつく。 休みの日に楽しめるのも、平日に一生懸命働くからであって、毎日休日だっ たらすぐ飽きる。 外食も、たまにだから美味しく感じるわけで、毎日だったら美味しさも麻痺 するはず。 学校で勉強が苦手なら、別のことをがんばろうとする(ちょっと意味が違う かな)。 ということで、要するに制約がなければ、人間というのは堕落していくのだ ろう。 そう考えると、金欠も悪くない(笑)。 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp ではまた明日! ----------------------------------------------------------------------


