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2009/10/24

【やるか、やらないか。ただそれだけ。】

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     インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ
 2009/10/24 vol.843  配信部数:851(まぐまぐ:383、melma!:468)
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 来週いっぱいで10月も終わりですが、そうなると今年もあと2ヵ月という
ことになります。

 はやい、早すぎるっ!

 今年も何も達成感がないまま終わるのか!?

 それは避けたい(笑)。


■本日の引用題材

 2009年10月23日付 日経新聞夕刊 13面 『学びのふるさと』
 書き手:岸本 葉子(エッセイスト)


■本文

 本日取り上げるのは、エッセイストの岸本葉子さんによるコラムです。

 ある日のコラムでは、今でも忘れられない先生の言葉が紹介されていました。

 二つありまして、まずは高校時代の英語の先生の言葉から。

「『うちの子はやればできる、やらないだけ』と言う親がいるが、それは違う。
勉強というのは『やるか、やらないか』だ」。


 岸本さんはその後、フリーで物書きの仕事を始めるのですが、先生が言って
いた親のようなことを言う人にたくさん出会ったとか。

「書く気になればいつでも書ける」

「本当はもっとすごい仕事ができる」

 こんな具合です。

 まだしてもいない仕事を誇って、目の前の仕事に重きを置かないような言葉
ですね。

 こういう人たちの言葉を聞く度に、岸本さんは英語の先生の言葉を思い出し、
「自分は絶対に言うまい」と与えられた仕事に徹するとのこと。

 ある時、岸本さんが出版社に400枚の原稿を初めて持ち込んだ時のエピソー
ドが紹介されていまして、編集者からこんなことを言われたそうです。


「『本を出してくれるなら書く』という人は大勢いる。だが実際に原稿を書い
てくる人はその何百分の一だ」。


 で、この時持ち込んだ作品が岸本さんのデビュー作になったそうで、その時
感じたことを次のように語っています。

「重要なのはやるかやらないか---。先生の言葉は人生全般にかかわることだ。
しみじみそう感じました」。

 *

 一方、もう一つ紹介されていた言葉は、中学時代の国語の先生の言葉。

「『思った』『感じた』『考えた』という言葉を使わず作文を書きなさい」。


 たとえば、『私は社会と理科の教科書を本棚から取って机に置いた。しばら
くして理科の教科書を戻した』という文章があった場合、このように書けば、
『私は社会の勉強をしようと思った』と断定的に書かなくても、自分が社会の
勉強をしようと思ったことが読み手に伝わるということです。

 岸本さんは去年から小説という新しい分野にチャレンジを開始したのですが、
長年エッセイという主観を軸に書くスタイルを続けていたので、客観的な表現
をするのにとても苦労しつつも、ここでも役立ったのが国語の先生の上記の言
葉だとか。


「今でも仕事を続けたり、新しい挑戦をしたりするうえで2人の言葉は心の中
にあるのです」。


 以上、人生を歩む上で、恩師の言葉がとても励みになっているという岸本さ
んのコラムのご紹介でした。


■今日の一言

「とにかくやってみる。行動あるのみ」。


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【岸本葉子さんについて】--------------------------------------------

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■□編集後記□■

 紹介されていた2つの言葉は、どれも興味深いものだった。

 最初の言葉について、何か新しいサービスが始まったとき、「あー、俺もそ
れ思いついていたんだよなぁ。いつか誰か始めると思ってた」と言う人間の多
いこと。

 だったら、自分がやれよって感じだ(笑)。

 結局、思うだけでは意味はなくて、実際に行動に移してナンボの話なのだろ。

 自戒を込めて、口先だけの人間にならぬよう、私も肝に銘じたい。

 また、二つ目の言葉も、紹介されていた社会の教科書の文例を見ると、なる
ほど確かに言わんとしていることはよく分かる。

 この辺りは日本語の不思議というか、言葉の不思議で、一つのことを表現す
るのに、何通りも言い方があるのだ。

 でも今回の文例は難易度が高いなぁ。

 違う言葉で置き換えるという単純な話ではなく、読み手の想像力を喚起させ
るような表現は難しい。

 ちなみに手前味噌ながら、私もメルマガなど文章を書くときは、同じ表現が
続かないよう気をつけている。

 前の段落で使った表現を繰り返さぬよう違う言葉で置き換え、文章のリズム
がどんよりしないように、一応工夫している。

 読者の想像力をかき立てるような、そんな文章ではないけれど(笑)。


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp

 ではまた明日!

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