2009/06/29
【増田明美さんと、ぎゅうぎゅう詰めの茶わん?】
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ 2009/6/29 vol.726 配信部数:798(まぐまぐ:348、melma!:450) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 昨日は事務所から家に戻る際に雨が降り出して、自転車だった私は全身びし ょ濡れ。 まったくエライ目に遭いました。。。 ■本日の引用題材 2009年6月25日付 日経新聞夕刊 9面 『学びのふるさと』 書き手:増田 明美(スポーツライター) ■本文 本日取り上げるのは、スポーツライターの増田明美さんによるコラム。 ある日のコラムで、高校時代の恩師について書かれていました。 増田さんと言えば、マラソンランナーとして輝かしい実績を残し、引退後、 解説者としても的確な解説で定評があります。 話は増田さんが中学3年の頃にさかのぼります。 当時、全国大会に出場するなど、それなりに力のあった増田さんですが、将 来は教職の道に進もうとしていた。 そこで劇的な出会いが訪れます。 成田高校陸上部監督の滝田詔生(つぐお)さん。 「上下純白のスーツに身を包み、南房総の小さな町の我が家にベンツを横付け したのです。そして一言、『おれと一緒に富士山の頂上に登ろう』。一撃で心を わしづかみされました」。 滝田監督との出会いをそう振り返る増田さん。 こうして増田さんは陸上競技を続ける決心をし、監督宅に下宿しながらの猛 練習が始まります。 あれほど情熱的に自分を勧誘してくれたのだから、練習ではマンツーマンで 指導してくれるかと思いきや、そんな甘い予想は練習初日に打ち砕かれます。 実は滝田先生は、他の選手にも同じような「ラブコール」を送り、精鋭たち を全国から集めていたのでした。 で、練習時のみならず、下宿生活もいろいろ大変だったようで、その辺のこ とが次に書かれていました。 同い年の樋口葉子選手と共同生活をすることになった増田さん。 いってみればライバルで、練習メニューから食事の献立まで全部自分と同じ。 「どこかで差をつけなければ彼女に勝てない」と、増田さんは相手の先を行く 方法を毎日考えていたそうです。 ふたたび増田さんのことば。 「私は炊事当番でない日を狙い、20分早く部屋に戻って腹筋を500回。葉子 は早めにお風呂に行って腕立て伏せです。早朝、利根川沿いをひそかに走って いたら、逆方向から来た葉子にばったり出くわしたり。葉子の体重を増やそう と、こっそり晩ご飯のお米をお茶わんにぎゅうぎゅう詰め込んだこともありま した」。 こうしたことは滝田監督の知ることとなり、「低俗なライバル意識を捨てて 相手に感謝しろ」と増田さんたちに声をかけたとか。 感謝しろと言われても、なんでライバルに感謝する必要があるのか、その言 葉の意味が当時の増田さんにはよく分からなかった様子。 こうしてともかく樋口選手と日々切磋琢磨していく中で迎えた高校3年。 樋口選手は1500メートルで全国優勝して、増田さんも3000メートルと1万 メートルで勝ちました。 このとき二人して泣きながら抱き合った瞬間、監督の言葉の意味を増田さん は悟ったということです。 すなわち、競い合うライバルがいたからこそ自分はここまで成長できたのだ、と。 * 滝田先生は1998年に亡くなったそうですが、その直前にお見舞いに行った 際、「増田、のんびり行けよ」と声をかけられたとか。 結局その言葉が最後の言葉になったそうですけど、後で奥様に聞くと、結婚 の報告をなかなかしてこない増田さんを滝田先生はずっと気にしていた様子。 加えて、現役時代からせっかちな性格だった増田さんに対して、いつも「一 歩一歩着実に」と言っていた滝田先生。 先生の「のんびり行けよ」という言葉は、人生もマラソンと同じで、先は長 いのだから自分のペースを乱さず地道に行けばいい、というように増田さんは 解釈していると言います。 これからも先生の教えを守って、結果を急ぎ過ぎず努力を続けたいと、そん な言葉でコラム最後を結んでいました。 ■今日の一言 「ライバルの存在は、自分の能力を飛躍的に向上させる」。 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp 【増田明美さんについて】-------------------------------------------- ★プロフィール http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%97%E7%94%B0%E6%98%8E%E7%BE%8E ☆公式ホームページ http://www.akemi-masuda.jp/ 【読者の方へのお願い】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「部数はメチャ少ないけど、このメルマガ結構おもしろい!(かもw)」 こんな風に思って頂けましたら、下記アドレス(「まぐまぐ読者さんの本棚」) へ、このメールマガジンのご感想をお書き下さい。 ご協力よろしくお願いします!!! >> http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【日経新聞購読のご案内】 下記サイトから定期購読の手続きができます。 ↓ https://www.nikkei4946.com/sub/np_p/F0110Subscribe.aspx?c=0VVV0N0&bt=0 このメルマガでご紹介してきたように、日経新聞のコラムは質の高いものが多 く、他の記事は読み飛ばしても、これらコラムだけ読んでも十分元は取れると 思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガ『インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ』 【発行者】田中篤憲 Atsunori TANAKA 【職 業】Skype(スカイプ)起業家 【URL】http://www.connect-one.co.jp 【登録・解除】http://ameblo.jp/nagoyajin-skype/entry-10020983741.html 【ご意見・ご感想・励ましのお便り(←ココ重要w)お待ちしておりま〜す(^^ゞ】 ⇒ nikkei@connect-one.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 当メルマガで紹介する情報については万全を期しておりますが、完全に内容を 保証するものではありません。これらの情報により生じたいかなる損害につい ても補償はいたしかねますので、何卒ご了承ください。 当メルマガ上で、読者の皆さまに有益であろうと思われる広告を誌面の一部と して掲載いたしますが、内容については当方で責任を負えるものではございま せんので、ご理解をお願い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★このメールマガジンは、以下の配信システムを利用して発行しています。 マガジンの登録・解除手続きは、下記ページよりお願いいたします。 『まぐまぐ』http://www.mag2.com/m/0000218387.html 『melma!』http://www.melma.com/backnumber_164580/ ★このメールマガジンの転送はOKですが、掲載された記事の内容を許可なく転載 することを固く禁じます。必ず事前にお問い合わせ下さい。 Copyright(C) 2006- Atsunori TANAKA All rights reserved. ■□編集後記□■ 非常に興味深い増田さんのコラムだった。 特にライバルの樋口選手とのエピソードは、勝負の世界に生きる人間の気迫 をまざまざと見せられた気がする。 ライバルがいたから結果的に自分も成長できた、というくだりはまさしく「巨 人の星」を彷彿とさせる。 「アイツには絶対負けたくない!」という存在が、皆さんにはあるだろうか? 私の場合はいるようないないような、微妙な感じ。。。 恩師と同様に、競い合える友人との出会いは決してお金では買えない貴重な ものだ。 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp ではまた明日! ----------------------------------------------------------------------


