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2009/06/22

【竹中平蔵さんと、新聞紙のぬくもり?】

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     インターネットに載らない!?チョット得する日経ネタ
 2009/6/22 vol.719  配信部数:797(まぐまぐ:349、melma!:448)
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 昨日は父の日でしたけど、娘からは特にコメントなし。

 私も特に「何か」を催促したわけではありませんが、とにかく健康で毎日楽
しく生活していてくれたらそれ以上望むものはありませんです、ハイ。


■本日の引用題材

 2009年6月19日付 日経新聞夕刊 16面 『こころの玉手箱』
 書き手:竹中 平蔵(慶応大学教授)


■本文

 本日は前回一度取り上げた、慶応大学教授の竹中平蔵さんによるコラムを再
度ご紹介したいと思います。

 ある日の内容は、アメリカの大学で教鞭をとっていた時のエピソード。

 時は1989年、当時大阪大学助教授だった竹中さんは、「日本経済論を講義し
てみない?」という誘いを受け、ハーバード大学客員教授をすることに。

 いまこのタイミングで大阪大学での職を辞すると、日本に帰国する際戻る場
所がないかもしれないと、竹中さんは大いに悩んだそうですが、でもこのチャ
ンスを逃したら後悔すると考え、誘いを受けることにしたということです。

 場所はボストン近郊。

 大学に着くとすでに研究室は用意され、しかも明日からすぐ講義というすご
いスケジュール。

 空っぽの本棚と机と椅子だけの研究室を前にし、何から先にすればいいのか
としばしあっけにとられる竹中さん。

 ともかく明日の授業に備え、夜を徹して資料作りをしなければならず、家に
帰っている余裕もなかったそうです。

 その時の様子をこんな風に振り返る竹中さん。

「時差ボケで猛烈な睡魔が襲ってきた。もう限界だ、と冷たい床に転がった。
硬いアタッシュケースを枕に、手近にあった地元紙のボストン・グローブを広
げ、布団代わりにかぶった。確か日本のリクルート事件の記事が大きく載って
いた」。


 新聞って意外に温かいんだなあと、そんなことを感じながら30分くらい横
になっては起きて机に向かうことを朝まで繰り返し、初講義はなんとか乗り切
ることができたとか。

 さて、ここで場面は切り替わり、ある日曜日。

 ある日の夜、次の週の授業の準備をしようと大学に行ってみた竹中さん。

 日曜のしかも夜だし、誰もいないだろうとタカをくくっていたら、なんと駐
車場が満車でどこにも止められない!

 ふたたび竹中さんのことば。

「週明けに備えて皆、日曜こそは猛勉強なのだ。教える私も必死なら、学生も
真剣勝負だ。満ち満ちる知的エネルギーこそ米国の活力源と思い知った。…(中
略)…退路なき初講義の助太刀となったボストン・グローブ紙のぬくもりは忘
れられない」。


■今日の一言

「死ぬ思いで何かを成し遂げたことがない自分が恥ずかしい」。


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【竹中平蔵さんについて】---------------------------------------------

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■□編集後記□■

 紙面には、実際にアタッシュケースを枕に新聞にくるまって寝ている時の様
子がイラスト形式で掲載されていた。

 笑ってはいけないが、思わずクスッとさせられるそんなイラストだった。

 そういえば、娘がまだ小さい頃、遊びで新聞にくるまってよく横になってい
た。

 で、同じように「あったかいよ」と言っていた。

 まさかそのことを竹中さんのコラムで思い出すとは(笑)。

 それにしても、なんというか、皆必死である。

 ひるがえって、いま自分は死ぬ思いで何かに取り組んでいるだろうかと、深
く考えさせられた。

 必死度が全然足りないかもしれない。

 私は基本的に怠け者なので、こうして意識的に自分から情報をとりに行かな
いと「カツ」を入れることができず、そういう意味で今回の竹中さんのコラム
は大いに刺激となった。

 皆さんはどうだろうか?


 感想はコチラから ⇒ nikkei@connect-one.jp

 ではまた明日!

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