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2009/10/30

【自分を変える“気づき”】◇根回し下手が仕事を成功させるテクニック◇

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  自分を変える”気づき”ロジカルシンキングのススメ (第148号)   
             
発行日:2009年10月30日
発行者:有限会社ロジカル・コミュニケーション
編集人:有賀正彦	
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当メールマガジンは、まぐまぐを通じて読者登録いただいた皆様に
「ものの見方・考え方」や、自分が変わる「“気づき”」、「ビジネス」、
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◆ i n d e x …………………………………………………………………………

 ▼第148号の巻頭言:
『“生涯一捕手・一野球人”野村克也氏が私たちに与えている影響』
 ▼弊社のミッション
 ▼コラム1:
『根回し下手が仕事を成功させるテクニック』
 ▼お勧め書籍(好評発売中):
(既刊「仕組みが無くてダメな会社 仕組みがあってもダメな会社」など)
 ▼コラム2:『不祥事を防止する社員教育』
(第8回-ものごとを客観視できる人)その2
 ▼お勧めのブログ・メルマガの紹介 
▼(『フルーツダイエット』)
▼(『人間関係を一瞬で改善する方法』 その他)

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■■ 第148号の巻頭言
■■-“生涯一捕手・一野球人”野村克也氏が私たちに与えている影響-
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                   気づきプロデューサー 有賀 正彦
             
2009年10月24日に札幌ドームで開催されたCS第2ステージの第4戦(北海道日本
ハムファイターズ戦)を最後に野村克也監督はユニフォームを脱いだ。
残念であるが、年齢的(74歳。昭和10年生まれ)にもう、監督として現場に
復帰することはないだろう。

ところで「野村野球」とは何だったのだろう。
キーワードを並べてみると、
「徹底して相手を観察する」
「過去の対戦結果から現状分析を徹底する」
「現状分析結果から最大に効率的な方法論を選択する」
「相手の弱点を徹底して攻める」
「精神的に揺さぶりをかける」
「状況野球を理解させ徹底させる」
「結果より次につながるプロセスを重視する」
という感じではないだろうか。
つまり、
「理に適った戦法を選択し、最大限に選手を活用・駆使して、相手に勝つ」
という野球であった。

よく、上記に並べたような「野村監督を象徴するキーワード」から、
1)当たり前のことをしているだけで目新しさは無い
2)保守的な野球であり、革新的な戦略はない
3)未来志向で野球界に新たな戦術を伝えるメッセージ性がない
などと、どちらかというと「批判」に近い評論をする人がいるが、
少し的外れな評価だと思う。

例えば、
「今までの野球になかった奇抜な発想が野村野球にはない」
(いわゆる“保守的な野球である”という評価)
という批判があるとするならば、
・投手分業制(先発、中継ぎ、抑え)の概念を確立した
・今や大リーグでも当たり前になった「クイック投法」を考案した
・データに基づく戦略・戦術をする野球をプロ野球界に確立した
などに代表されるように、「当時は存在しなかった野球概念」をいくつも
野村氏は開発、あるいは発展させているからだ。

また、
「当たり前のことをしているだけで、目新しさも、提言などメッセージもない」
という評価については、
・野球は「相手がいる」競技である
・「相手に勝利する競技」である以上、「自他の現状分析」を基本にする
のは当然である
・「当たり前のことを当たり前に考え、理解し、実践できる野球」こそが
野村野球のメッセージである
と反論できると思う。

百歩譲って、自然科学系の「発見や発明」のように「役に立つか立たないか
はわからないが、新たな物理的、あるいは化学的な現象を発見し、開発すること」
を「革新的な野球」と捉えるとしたら「過去のデータに基づく戦術・戦略」は
「保守的な野球」といえるかもしれない。
しかし野球は「相手チームに勝つこと」を目的とした競技スポーツであるから、
「現状分析結果」をベースにした発想をするは当然であろう。

話は変わるが、個人的には、「体力面でもともと優れた素質や優位性を持つ人」が
「優秀な結果を出す」ことは、ある意味、当たり前である。
しかし、プロ野球は、
・チームスポーツであること
・144試合全てに勝つ必要はない
という特性がある。

つまり、「相手との心理的要素面」の影響が大きく、
「オールラウンドで相手を凌駕する」必要は決してないスポーツである。
したがって、
・体力的にはピークを過ぎた選手
・もともと突出した体力的な優位性のない選手
であっても、「場面に応じた考え方」や「自分の特徴を理解した戦い方」に
気づき、実践することで「活躍できること」を、選手として晩年期の江夏豊投手や
吉井理人投手や渡辺久信投手、山崎武司選手を再生させたことで野村監督は
私たちに教えてくれた。

日本では「スポーツニュースといえば野球」である。
つまり、プロ野球にまつわる話は野球ファンならずとも、私たち日本人にとって
日常的に耳に入ってくる。
つまり「野村監督の野球のものの見方や考え方」は、知らず知らずのうちに、
評論家が野村野球を分析した結果は、メディアを通じて報道され、
「ビジネスシーンで活動する私たち」の仕事の中の発想の根底にも取りこまれて
いるのである。
今後は、バックネット裏(解説者)から、益々この「ものの見方や考え方」を
多くの人に発信してくれるに違いない。

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■■ 弊社のミッション
■■  
弊社のミッションを紹介させていただきます。
【ミッション】
筋道を立ててものごとを伝えることによって、気づきを与え、意識的な行動を
促進すること。
論理的なコミュニケーションにより理解力、相互浸透を創造すること。
その結果、優れた論理能力を持ったビジネスマン、圧倒的な競争力を持った
企業を数多く創出することで社会に貢献すること。
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この目的を果たすべく、メルマガはビジネスに役立つような企業のマネジメント
に関する専門的な話ばかりではつまらないので「身近な気づき」に関する
コラムをたくさん紹介していきたいと思っています。

私は仕事を通じて、お客様企業に「気づき」を与える仕事をしています。
しかし、気づきを与えるのと同時にたくさんの「気づき」を頂き自分を変える
ことができました。

このメルマガを通じて、たくさんの「気づき」の相互作用が創造でき、
多くの人が「なりたい自分に変わる」ことができることを期待しています。

ぜひ、「気づき」に関する読者のご意見をお聞かせ願えれば幸いです。

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■■コラム1
■■-根回し下手が仕事を成功させるテクニック-
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日刊ゲンダイ(2009年10月28日発行版)に
「根回し下手が仕事を成功させるテクニック」
が4つ紹介されていたので、ポイントと私の類似経験をを以下に整理してみる。

【無理に押し通さずにワンクッション入れてから提案する】
東京女学館大学教授の西山昭彦氏によれば、
「どんなに良くできた案件でも、根回しせずに会議に挑めばまず間違いなく叩かれる」
という。
そんな時は、「ごり押しするとさらに叩かれて、敵を増やすだけになる」ので
「その場では無理に意見を通さずにワンクッション入れてから、再度提出するとよい」
そうだ。

つまり、意見を持ちかえることで「反対意見者」に対しては
「俺の意見によって一度練り直させた」という実績ができるし、
「企画を出した人」にとっても「反対意見者に対して余裕をもって対応できる」
メリットがあるからだろう。
私も経験があるが、インテリジェンスの高い人は「企画のダメな理由」や
「論理矛盾を突く」ことが得意であると同時に、それを理路整然と主張する
ことによって自分の価値を高める性質がある。
「いくら練りに練った良い企画」でも「突っ込みどころ」は必ずあるわけで、
事前調整なければ「黙って賛同する」はずがないのだ。

【一度に2つの案を出す】
西山教授(前出)によれば、「人間は、1つの案件に対して徹底的にたたく傾向」
があるという。
したがって、「2つあるうちのどちらか選べ」といわれると
「一方を認めてしまいやすい」のだそうだ。
要は、自分が通したい本命の案件とダミー案を会議に出してダミー案を
ボロボロに叩かせるのだ。
インテリは「自分の価値を上げる」性質があるから「サンドバック」
を用意しておけば、本命案が通りやすいのだろう。

【外部の権威を利用する】
ベストセラー「なぜ若者は3年で辞めるのか?」(光文社新書)の著者である
城繁幸氏によれば、「自分の意見だけでは反対されるようなことも、
外部の権威を使えばすんなり通るケースがある」という。
これは、私がコンサルタントなので、クライアントがよく使う手法なのでわかる。
例えば、あるプロジェクトに対して、クライアントの事務局が経営層に改善案を
提出するときに、その案の自分たちの根拠をザーッと並べた揚句、
「〆のひと押し」として、
「ちなみにコンサルタントの有賀氏も他社指導の成功事例より、この方法がベスト
ではないかと言っています」という具合だ。

【反対意見者に対して“代わりの案を出してくれ”と詰め寄る】
西山教授(前出)によれば「人間はこの案を叩けと言われれば、いくらでも叩けるが、
たいていは、代案を持っていないから、代案を求められると黙ってしまう」のだという。
ただし、注意点があって「この人とは対立してもいい」「今どうしても通す必要がある」
という場面でなければ使わない方がいいという。

以上、4つの「根回し下手が意見を通す方法」について整理してみた。
ただ、この4つを眺めてみると、
「私は、やはり、事前根回しをして、通りやすい雰囲気を作っておく」
やり方の方が向いているのかな、と思う。
自分は、さまざまな意見を論破できるほどの「クリティカルシンカー」ではないなぁ、
と思ったら、関係する相手の状況を理解し、その立場に配慮し、気をまわす「事前根回し」
の方が「仕事を成功させるためのよい方法論」なのかもしれない。

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■■ お勧めの書籍・雑誌
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【論理的思考力を身に付けたい方に!】
▼「仕組みが無くてダメな会社 仕組みがあってもダメな会社」
 日刊工業新聞社 有賀正彦著 2008年9月20日
 好評発売中! 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4526061417/bloglogcom-22
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/R0364721

▼『「不祥事」を止めるISO思考』 光文社ペーパーバックス 
有賀正彦著 2007年5月23日
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334934110/bloglogcom-22
 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0259993

【物事を深く考えたり、発想力を身に付けたい方に!】
▼「ものの見方が変わる”気づき”の話」 文芸社ビジュアルアート 
有賀正彦著 2007年4月1日
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862641458/bloglogcom-22

▼	危機管理、広報、IRに必要な情報が得られます
【月刊誌「広報会議」のウェブ紹介ULR】
http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/kouhoukaigi/index_0903.html

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■■ コラム2
■■-『不祥事を防止する社員教育』-
■■ (第8回-ものごとを客観視できる人)その2

(その1からのつづき)
「客観的にものごとを捉えるカギは想像力」
ただ、客観的にものごとを捉えることは難しい。
たとえば、私たちは日常的に世の中の出来事を、新聞やテレビ、インターネット
などのニュースを通じて知るしかない。
しかし、そのニュースでさえその内容やどのように取り上げるかの判断は、
編集者やプロデューサーやディレクター、キャスターなどが誰かの主観的な
視点がある程度は入っている。

したがって、私たちは「ニュースを見て事実だけを客観的に捉えている」
つもりになっていても知らず知らずのうちに
「報道が伝える論調や世の中の風潮や空気」
の影響を大きく受けているのだ。

では、客観的にものごとを捉えるために何をすればいいのかというと、

1)好き・嫌い、得意・不得意な分野を問わず、なんの話題にも関心を持つ
2)自分と生活スタイルが全然異なる友人を持つようにする
3)相手の話が首尾一貫していて、筋道が立っているか考察する
4)ものごとを「好きか・嫌いか」や「支持するか・しないか」ではなく
「理解できるか・できないか」、「理解できなかった部分は自分が浅学な
ためか・筋道がたっていなかったためか」を常に考える
5)その事実とその背景に何があるのかを実際に近い状態で想像する

と言った観点でものごとを思考し、行動することを意識することが重要である。

もちろん、すぐには1)~5)について自らの行動を徹底するのは難しい。
しかし、少なくとも常に「そうあらねばいけないな」と強く意識し続けることが肝要だ。

繰り返しになるが「客観的にものごとを捉える必要性」は、「好きか嫌いか」
といった「主観的なものごとの捉え方」を中心に過ごしていると、ものごとの
本質を見誤ってしまうことがある。

要は「顧客目線、他者目線」で何かを評価し、決定する必要性があっても気づくと
「自分目線」になっている。
そうなると「相手を思いやっている」「他人の事を尊重し配慮している」つもりで
行動していても、結果的には「独りよがり」「大きなお世話」「ありがた迷惑」
「ちょっとピントがずれている」という結果を招くことになる。

ただ、ものごとを考察して論じたり、プロセスやパフォーマンスを改善する上では
「客観的事実」を理解することは重要であるが、それのみを追いかけていては
解決しない問題もある。
それは「主観」は当事者にとっては「事実である」からだ。
「主観的な部分」を客観的に理解するためには、相手の状況(例:経験、嗜好、
生活習慣、文章伝達能力、論理能力など)をこちらが想像できなければいけない。
つまり「客観的にものごとを捉えるためには想像力を向上させること」も併せて
必要になるのだ。
(その3につづく)

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■■ お勧めブログ、メルマガの紹介
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▼ フルーツダイエット:後藤さえこさん
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http://akihabara.healing-harmony.jp/
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▼ 中小企業の人材育成を支援する中小企業大学校のブログ
『よこみんの中小企業大学校日記』中小企業大学校旭川校
http://d.hatena.ne.jp/yokomin/
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