2009/08/28
エース証券の週刊アナリストメモ
http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【NO.33】 『ウィークリー』2009/ 8/28 ▲エース証券の週刊アナリストメモ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。 ≪目次≫ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1.フォーカス:前車の覆るは後車の戒め ┃2.アナリスト取材メモ ┃3.商品のご案内 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【1】フォーカス:前車の覆るは後車の戒め ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■ 前車の覆るは後車の戒め ■□■ 景気指標の改善を受けた欧米の株高と、過剰な需要に対する抑制観測に揺れ る中国市場の動きに挟まれた東京市場は上昇と反落を交互に繰り返す「くじら 幕均衡」という展開が続いている。この稿が出る頃には、自民党に対する不満 vs民主党に対する不安という綱引き選挙の結果が出ている。 選挙期間中に勢いを増した「政権交代風」を受けた民主党の大勝となってい るだろうが、問題はどこまで議席数が伸びるかだろう。三百議席を超すような 状況になると、政権運営の自由度が増すだけに、マニフェストで示した行政機 構改革を一挙に推し進める可能性が高まる。ただ、将来の日本像が明確でない まま「改革ありき」だけが先行すると、行政に相当な混乱が生じる懸念もある。 通常の調整ならば想定内だが、日本を含め世界景気は漸く大底を打った段階 に過ぎない。景気を持続的な回復起動に載せるには間断無い対策の執行が求め られる。仮に、1993年の細川政権当時のような状況が生じると、景気不安 が高まり、株式市場も本格的な調整を強いられることになろう。 世界が回復に向かう中で、日本だけが取り残されるような事態は絶対に避けな ければならない。 一方、欧米ではスマート・グリッドの実現に向けて工程表が作成され、必要 な法規制の整備・技術の標準化を進めている。また、中国やインドはASEA Nと自由貿易協定を結び、人口30億人を超す巨大な市場の形成に動いている。 これらの市場で勝機をつかむ製品や技術、ノウハウを持つ日本企業は少なくな い。また、CIAA(中・印・アセアン・豪)への投資も魅力的に映る。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 8月18日~ 8月24日) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※株価は 8月25日終値。 ----------------------------------- ●オプト(JQ:2389 14.1万円 時価総額210億円) ネット広告専業代理店大手。独自の広告測定システムに強み。電通系列入り後、 電通との協業体制を敷き、販売面の強化を図っている。 09/12期第2Qは13%増収の268億円、11%経常減益の4.3億 円、純利益3億円(前第2Q▲3.6億円)。電通協業のフル寄与で増収だが、 グループ会社の不振、事業譲渡(旧ALBA)で、営業利益、経常利益は減益。 純利益は同譲渡に伴う税効果などで黒字化。 09/12期通期見通しを8/10日付けで下方修正。大口先である重点3 業種(金融、人材、不動産)の広告出稿需要の回復が足下で実感できないこと、 子会社の改善にも時間が要しそうなことなどが主な要因。 ----------------------------------- ●日本ベリサイン(東M:3722 41450円 時価総額188億円) Webサイト運営者の実在性の拠り所となるサーバ証明書を発行するなど電子 認証サービスを提供。金融機関向けなどセキュリティ強度の高い証明書を「ベ リサイン」ブランドで、低価格の簡易証明書を「ジオトラスト」ブランドで取 り扱っている。 09/12期第2Qは3%減収の40.9億円、2%経常減益の10.4億 円、純利益5%減の5.3億円。サーバ証明書販売は+0.7%と堅調だが、 コンサル事業の戦略的縮小もあり、売上高は若干の計画未達。損益面では、広 告や販促予算の投入時期見直しで計画を上回った。 今来期は基盤整備を優先。今来期は当初より、性急な事業規模の拡大ではな く、次なる成長に備えた基盤整備の期と会社側は位置付けていた。良質な人材 採用と教育、業務プロセスの整備、サービス・製品の品質向上など重点施策の 取り組みを着実に実行する考え。 ----------------------------------- ●大阪チタニウム(東1:5726 3180円 時価総額1170億円) 住友金属と神戸製鋼の合弁でチタニウム及び多結晶シリコンを製造。 今年度に新規開設された岸和田事業所は現在、チタニウム製造を行っている が2011/4月から半導体用多結晶シリコンも手掛ける予定。 チタニウムは、酸素との結びつきが強く、空気中で溶かすと酸化してしまう ため、真空中で溶解する必要がある。このため、酸化チタンを粉砕⇒プレス⇒ 1次溶解⇒2次溶解のプロセスで製造する。尼崎の本社工場と比べて、大半の 工程が自動化されており、配置人員が少なく(2/3程度)、コスト競争力は 高い。なお、製造能力は3000t/年で、2011/1月からのフル稼働を 目指す。 ただ、チタン相場がリーマンショック以降の生産低迷でピークより大幅に落 ち込んでおり、現在の稼働率は50%程度に留まり、高い生産性を活かせてい ない。なお、社長によると、生産低迷でスクラップ市場への流入が減少⇒価格 上昇のフェーズに入ったとしており、今後は市況が回復するのではないかとコ メント。 多結晶リシコンは現在フル稼動中。半導体生産が回復傾向にあることに加え、 太陽電池向けの需要が増えていることが要因。現在1400t/年の公称生産 能力に対して1500t/年の生産状況になっているが、上振れた100t程 度を太陽電池に回している。 2011/4月からは岸和田事業所でも多結晶シリコンの製造を開始するが、 全量半導体向け(SUMCOと見られる)となる模様。太陽電池用は純度が低 くても構わないため、高純度用は岸和田、ミックスは尼崎と分ける方針として いる。 ----------------------------------- ●ドン・キホーテ(東1:7532 2145円 時価総額1544億円) 深夜の消費市場を開拓、不況期に成長してきたディスカウント業界の雄。買収 した長崎屋店舗を「MEGAドンキ」に改装、「ファミリー型ディスカウント の新業態」と位置付けて収益性の向上に注力。生鮮食品の強化を狙った「熱血 商店街(一国一城会)」、「産直館」プロジェクトも始動。 09/6期は19%増収の4808億円、7%営業増益の171億円と19 年連続増収増益。ただ、経常利益、当期利益は金融商品評価損、店舗撤退損な どで7%減の159億円、3%減の90億円。既存店は+0.5%と堅調。出 店5店(閉店4店)、MEGAドンキは17店舗増の20店に。 10/6期は既存店▲1%、出店4店+α(閉店4店)を前提。粗利益率2 5.8%(▲0.7p)とデフレ傾向を想定するが、コスト削減の徹底による 販管費率の0.8p改善を計画。長崎屋店舗のMEGAドンキへの転換促進、 食品・日用雑貨の強化、オリジナル商品開発にも注力。 MEGA11店舗(稼動73カ月)の平均売上高は改装前の2倍強(客数+ 99%、客単価+5%)、粗利益率の改善も着実に進行(15%台→約20%)、 粗利益は同1.5倍。今期は「熱血商店街」を2店舗に導入。7月の既存店は ▲3.0%、天候不順やボーナス支給額の減少が響いた模様。 ----------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【3】商品のご案内 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------ ■□■ 短期豪ドル債オープン ■□■ ------------------------------------------------ 金利水準が魅力的な豪ドル建ての債券等に分散投資します。 【分配金が魅力です】 2009年8月の収益分配金は、税引前1万口あたり100円でした。 ■詳細はこちら http://www.ace-sec.co.jp/index_gdo.html ※インターネット取引にて、ご購入いただけます。 ---------------------------------------------------------------------- 【金融商品取引法に基づく表示事項】 ◆本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等 商号等 :エース証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第6号 加入協会:日本証券業協会、社団法人日本証券投資顧問業協会 ■□■金融商品取引契約に伴う手数料等諸費用とリスク事項等について■□■ 金融商品へのご投資には、各商品等に所定の手数料等諸費用(株式投資の場合 は約定代金に対して最大1.2075%(100万円以下の場合、最低手数料 2,625円)(税込)外国債券の場合は円貨と外貨を交換する際には外国為 替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートを使用、外国口座管理料と して(1年分3,000円または3年分7,200円、等)、投資信託の場合 は銘柄ごとに設定された販売手数料及び信託報酬等の諸経費、等)をご負担い ただきます。 各商品等には価格や為替の変動等による損失を生じるおそれがあります。 商品毎に手数料等諸費用及びリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、 当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読 みください。 【エース証券免責事項】 ●「▲エース証券の週刊アナリストメモ」は、信頼できると考えられる情報 に基づいてエース証券(以下、「当社」)が作成し、お客様にご提供致しま すが、当社が基にした情報及びそれに基づく当社の要約または見解の正確性、 完全性、適時性などを保証するものではありません。「▲エース証券の週刊 アナリストメモ」に掲載された内容は資料作成時点におけるものであり、予 告なく変更される可能性があります。 ●「▲エース証券の週刊アナリストメモ」に基づき投資を行った結果、お客 様になんらかの損害が発生した場合でも、当社は理由の如何に問わず、一切 責任を負いません。 ●「▲エース証券の週刊アナリストメモ」は当社が発行するメールマガジン です。当社が提供する情報について、当社の許可なく転用・再配信する事は できません。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 http://www.mag2.com/(マガジンID:0000218018) ---------------------------------------------------------------------- ””””””””””””””””””””””””””””””””””” ●発 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