2009/08/21
エース証券の週刊アナリストメモ
http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【NO.32】 『ウィークリー』2009/ 8/21 ▲エース証券の週刊アナリストメモ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。 ≪目次≫ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1.フォーカス:立ち位置を変えて見ると認識も改まる!? ┃2.アナリスト取材メモ ┃3.商品のご案内 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【1】フォーカス:立ち位置を変えて見ると認識も改まる!? ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■ 立ち位置を変えて見ると認識も改まる!? ■□■ 衆議院選挙も30日の投票日に向けて終盤戦に差し掛かってきた。投票日ま では高いが、投票後は軟調な展開というのが、過去の平均的なパターンであっ た。また、現在の東京市場は中国株の調整局面を受けて高値揉み合いの状況と なっているが、2003年4月から9月まで続いた上昇の後の10週間の調整 場面も改めて想起される。日柄と株価のテクニカル的な節目を意識して置きた い処だ。 さて最近、興味深い二枚の地図に接する機会を得た。一枚目は、日本海を中 心にして中国大陸と日本の位置関係を見た「環日本海諸国図」という地図であ る。中国では現在、天津を中核とする環渤海経済圏、南寧を中核とする広西北 部湾経済圏が目覚しい成長を続けている。二つの経済圏には重厚長大・内需型 という特徴があり、日本が営々と培ってきた省エネや環境分野の技術力が必要 とされる地域と言える。この地図を見ると、九州を中心とする西日本や日本海 側、ASEAN諸国に生産・物流拠点を持つ企業の大きな地理的優位が判る( 因みに東京は日本最大の僻地に見える)。 次の一枚は「ダウンアンダーマップ」と呼ばれる南半球を上にした世界地図 で、地図の上部中央には、オーストラリア(豪州)が表示されている。この地 図を見ると、豪州と中国、ASEAN、インドの極めて魅力的な位置関係が一 目瞭然となる。この三市場は互いに接し、合わせて人口30億人を超える巨大 な高成長市場である。豪州北部は石炭、鉄鉱石の大供給地であり、北西海域で は大規模ガス田開発が進行中だ。食料供給国でもある豪州、その存在感を再確 認できる。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 8月11日~ 8月17日) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※株価は 8月18日終値。 ----------------------------------- ●マクロミル(東1:3730 11万9900円 時価総額154億円) 創業者が会長兼社長に復帰。中期ビジョン発表を評価。 09/6期は5%増収の77.5億円、19%営業減益の17.4億円、1 9%経常減益の17.5億円。昨年秋以降、自動車、電機メーカーの業績悪化 で調査依頼が急減したほか、広告代理店のクライアント向けプレゼン用の調査 依頼も減少、本社増床に伴う賃料等の増加などが減益の要因。 今期の会社計画は4%増収の80億円、15%営業増益の20億円。新規事 業などの増収効果に加え、採用抑制に伴う人件費、採用費の削減や広告費の減 少を見込んでいる。 エース経済研究所では、一部業種に調査案件の回復の動きが見られることや、 2010年以降の景気回復を前提に、売上高81.5億円、営業利益20.5 億円を予想。創業者復帰で経営改革が進んでいることから、バリュエーション 判断を割安に引き上げる。 ----------------------------------- ●GMOペイメントゲートウェイ (東1:3769 11万5400円 時価総額98億円) クレジットカードを中心に決済関連サービスを提供。自前の営業部隊による加 盟店開発に強み。決済サービスのマルチ化、公共分野(公共料金の支払等)の 開拓、原価抑制努力を継続する方針。 09/9期第3Qは16%増収の18.6億円、26%経常増益の6.8億 円、純利益23%増の3.9億円と四半期ベースで過去最高更新。オンライン 課金分野は巣篭もり消費、新型インフルエンザの影響からEC市場が拡大し順 調。期末の稼動加盟店数は+1142店の2万379店。継続課金分野も月次 払いによるクレジットカード決済の浸透が寄与した。 09/9期の通期見通しは据え置き。通期計画に対する第3Qの進捗率は売 上高73%、経常利益76%、純利益79%と高めだが、営業の増員、人材教 育、設備拡充など成長を持続するための投資を優先する考え。 ----------------------------------- ●そーせいグループ (東M:4565 14万2700円 時価総額168億円) 製薬会社から新薬シーズを購入、治験ステージを進めた後、再び製薬大手に販 売権などをライセンスする仲介型創薬事業。慢性閉塞性肺疾患薬の開発販売権 を与えたグローバル大手ノバルティスが同薬を発売すれば、総額80億円程度 のマイルストン(成功報酬)収入を得る契約。 10/3期1Qは売上高7.3億円、経常損益は2.8億円の黒字に転換。 今年6月、ノバルティスに導出した肺疾患薬NVA237がフェーズ3入りし たため、当初計画通り7億円弱のマイルストンを得た。残りの売上高は、避妊 薬の販売権を与えている豪州企業への販売対価。営業損益は収支トントンだが、 為替差益の発生で経常損益は黒字。 今期はさらに、NVA237の類似薬QVA149のフェーズ3入りでマイ ルストンを受け取れるほか、上記避妊薬をあすか製薬に導出することに伴う契 約金も見込む。また、買収に伴うのれん代償却が16億円、販管費が12億円 発生することで経常赤字となるが、前者は現金流出を伴わない費用であり、営 業キャッシュフローは5億円近い黒字となる見通し。円安なら赤字縮小も。 来期はマイルストン収入の端境期となるため、他の新薬候補群のライセンス アウトを狙う。 ----------------------------------- ●エン・ジャパン(HC:4849 10.9万円 時価総額267億円) 中途、新卒、アルバイト向け求人広告を自社運営サイトに掲載し、収入を得て いる。独自取材による原稿作成に強み。8/31日に、MR(医薬品情報担当 )の特定派遣業務を行うファーマネットワークへ出資する予定。 09/12期第2Qは51%減収の52.5億円、93%経常減益の1.9 億円、純損失0.8億円と8/7日付け修正値通り。景気悪化を受け、企業が 求人広告の出稿を抑制、求人サービスのトップ企業による値引き販売も響いて 大幅減収減益。ただし、営業努力や広告費抑制、希望退職の実施などにより、 5/8日付け下方修正値を上回った。 09/12期通期見通しは8/7日付け修正値を据え置き。人材需要の急回 復は期待できないものの、一部では回復の兆しがあること、新卒向け求人広告 分野でのヤフーとリクルートとの独占形態が無くなったこと、人員削減による 経費抑制効果が下期はフルに期待できることなどを計画に織り込んでいる模様。 ----------------------------------- ●日本電工(東1:5563 692円 時価総額764億円) 強度・靭性・耐熱性・耐食性等を向上させる鉄の調味料「合金鉄」メーカー。 高炭素フェロマンガンが主力でシェアトップ。南アで、フェロクロム、フェロ バナジウムを生産。リチウムイオン電池の正極材や磁石素材、酸化ジルコニウ ムにも注力。クロム・ニッケル・ホウ素を回収する環境システム事業も安定収 益。 09/12期第2Qは44%減収の290億円、営業損失0.8億円、98 %経常減益の2.3億円、純利益99%減の4百万円。粗鋼生産の急減(▲4 0%)、製品価格の低下、原料高、円高が響いた。不採算の中国・錦州日電の 持分の大半を譲渡、特損計上。新素材も減益、環境は収益確保。 下期は粗鋼生産の回復、原料価格の低下で緩やかな回復を想定。製品価格は 足下水準で横這いを前提(国際市況は底打ち、反転)。来期は需要回復が見込 まれるため、徳島工場の高炭素フェロマンガンの生産能力を増強。 リチウムイオン電池正極材料のマンガン酸リチウムの生産能力を現行の70 0トン→2700トン/年に増強。今年末に工場が完成、10年夏に出荷を開 始、11年からフル稼働。既に数千トン規模の再増強を検討。磁石素材のフェ ロボロンの能力も倍増。 ----------------------------------- ●燦ホールデイングス(東1:9628 1699円 時価総額103億円) 葬儀請負・霊柩車運送トップ。葬儀請負の公益社、葬仙、タルイ、生花・料理 のデフィー、墓石・返礼品などアフターサービスのユーアイを傘下に置く。地 盤の関西の再強化、家族葬などへの取組強化。 10/3期第1Qは3%減収の42.7億円、28%経常減益の1.7億円、 純利益33%減の0.5億円。関西公益社は葬儀相談センターの定着や専門ス タッフによるアフターフォロー強化で好調だが、首都圏は大型葬が減少。葬仙、 タルイは競合激化で苦戦。先行的な人件費や教育費も増加。 通期計画に対する売上高の進捗は23%、同上期比49%。季節要因から下 期偏重型の収益構造のため、ほぼ計画線。家族葬など葬儀の小型化への対応を 強化。 好調な既存エリアに小型の2施設、神戸エリアに1会館の新設を計画。葬仙、 タルイも出店を検討。介護施設や福利代行会社との提携、コールセンターやイ ンターネット受注にも注力。 ----------------------------------- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【3】商品のご案内 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------ ■□■ 短期豪ドル債オープン ■□■ ------------------------------------------------ 金利水準が魅力的な豪ドル建ての債券等に分散投資します。 【分配金が魅力です】 2009年8月の収益分配金は、税引前1万口あたり100円でした。 ■詳細はこちら http://www.ace-sec.co.jp/index_gdo.html ※インターネット取引にて、ご購入いただけます。 ---------------------------------------------------------------------- 【金融商品取引法に基づく表示事項】 ◆本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等 商号等 :エース証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第6号 加入協会:日本証券業協会、社団法人日本証券投資顧問業協会 ■□■金融商品取引契約に伴う手数料等諸費用とリスク事項等について■□■ 金融商品へのご投資には、各商品等に所定の手数料等諸費用(株式投資の場合 は約定代金に対して最大1.2075%(100万円以下の場合、最低手数料 2,625円)(税込)外国債券の場合は円貨と外貨を交換する際には外国為 替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートを使用、外国口座管理料と して(1年分3,000円または3年分7,200円、等)、投資信託の場合 は銘柄ごとに設定された販売手数料及び信託報酬等の諸経費、等)をご負担い ただきます。 各商品等には価格や為替の変動等による損失を生じるおそれがあります。 商品毎に手数料等諸費用及びリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、 当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読 みください。 【エース証券免責事項】 ●「▲エース証券の週刊アナリストメモ」は、信頼できると考えられる情報 に基づいてエース証券(以下、「当社」)が作成し、お客様にご提供致しま すが、当社が基にした情報及びそれに基づく当社の要約または見解の正確性、 完全性、適時性などを保証するものではありません。「▲エース証券の週刊 アナリストメモ」に掲載された内容は資料作成時点におけるものであり、予 告なく変更される可能性があります。 ●「▲エース証券の週刊アナリストメモ」に基づき投資を行った結果、お客 様になんらかの損害が発生した場合でも、当社は理由の如何に問わず、一切 責任を負いません。 ●「▲エース証券の週刊アナリストメモ」は当社が発行するメールマガジン です。当社が提供する情報について、当社の許可なく転用・再配信する事は できません。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。 http://www.mag2.com/(マガジンID:0000218018) ---------------------------------------------------------------------- ””””””””””””””””””””””””””””””””””” ●発 行 者 :エース証券株式会社 ●ホームページ:http://www.ace-sec.co.jp/ ●お問い合わせ:trade@ace-sec.co.jp ●登録・解除 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