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2009/07/24

エース証券の週刊アナリストメモ

http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【NO.28】              『ウィークリー』2009/ 7/24

  ▲エース証券の週刊アナリストメモ

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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。

≪目次≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1.フォーカス:米国市場を追随する展開に期待
┃2.アナリスト取材メモ
┃3.商品のご案内
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┃【1】フォーカス:米国市場を追随する展開に期待
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 ■□■ 米国市場を追随する展開に期待 ■□■ 

 景気回復期待の後退で調整していた米国市場は企業収益の改善を受けて上昇
に転じている。7月8日の安値からナスダックは12連騰、NYダウも7連騰
を交え、共に年初来高値を更新している。日経平均も7月13日を安値に上昇
に転じているが、米国に比べると反発力が弱いように映る。 

 一方、国内でも今週から2009年度第1四半期決算の発表が本格化してく
る。既に、月次の販売や受注動向、原油を中心とする国際商品市況の水準など
から当初計画に対する業績の上振れ、下振れ候補の企業が取り沙汰されている
が、現実に主力企業の実績に改善の兆しが見えてくれば、業績回復期待の高ま
りを背景に、米国市場と同様に上昇力を強めてくる可能性が出てくる。

 物色の循環も、スマート・グリッドを中心とするエネルギー・環境関連のテ
ーマ材料株→グローバル景気敏感(商社、非鉄、自動車等)→国内景気敏感(
銀行、証券等)という大きな流れの復活が期待できる。特に、エネルギー・環
境関連とグローバル景気敏感は重複する銘柄が多いだけに物色の広がりも想定
される。加えて、衆議院選挙戦の展開の中では次期政権が重点を置く政策に関
連する銘柄を個別的に物色する動きも出てくると見られ、相場に彩りを与える
ことになろう。

 ただ、景気と相場の循環を考えると現在はまだ金融相場の段階と言える。こ
うした状況になってくると、資金の足が早くなることに留意する必要があろう。
短期的な戦術としては、物色の循環を考え、銘柄選択、売買タイミングの判断
には半歩先ということを常に意識して置きたい。

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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 7月14日~ 7月17日)
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※株価は 7月21日終値。

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●キャンドゥ(東1:2698 9万6100円 時価総額152億円)

テナント出店を中心とする100円ショップ業界大手。食品、100円超の商
品も扱い、主婦層に強い。

 09/11期第2Qは0.1%増収の323億円、22%経常増益の6億円、
純利益15倍の1.6億円。既存店の低調(+0.2%)、出店26店(計画
比▲6店)、閉店35店(同+4店)で売上未達だが、粗利益率の維持、人件
費や家賃の削減で利益は計画を上回った。

 下期は既存店+14.2%(通期7.2%)、出店77店と積極展開。素材
高で遅れていた商品開発も強化、商品力の回復を図る計画。出店による成長路
線への回帰を目指す

 中国は価格帯の是正で収益性を改善、出店の拡大を図る方針(現在4店)。

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●大黒天物産(東2:2791 1840円 時価総額264億円)

岡山を地盤とする食品ディスカウンター、中四国に展開。09/5末現在、単
独出店の「ディオ」、複合施設の核店舗業態「ラ・ムー」など53店舗。毎月
100品目の値下げ戦略で顧客支持を獲得。

 09/5期は14%増収の734億円、31%経常増益の35.5億円、純
利益28%増の18億円、創業来23期連続増収増益。出店4店に加え、粗利
益の確保、販管費率の低減を実現、利益1億円還元セール3回、特別賞与支給
2回の実施後で経常利益は計画を11%上回った。

 10/5期は前期並みの粗利益率22.8%、販管費率17.8%、既存店
+0.2%、新店5店を前提。低価格業態で勝ち抜くため、仕入、物流、店舗
維持、本社管理コストの削減を徹底、販管費率16.9%(将来13%)を社
内目標に設定。M&A、業務提携の専門部署(企業戦略室)を新設。

 食品製造小売業(SPF)を目指し、PB商品の開発に注力。現在は400
アイテム、PB比率は20%だが、今期は同30%を目標。調達ソースも韓国
や欧州、米国など積極的に海外に広げる。

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●日医工(大1:4541 3100円 時価総額967億円)

ジェネリック(後発薬)と呼ばれる特許切れ医薬品の専業大手。処方箋様式の
変更などのジェネリック普及策や大型先発薬の相次ぐ特許切れ、M&Aによる
生産体制の拡充等を背景に最高益更新中。先発薬の相次ぐ特許切れで市場は拡
大するが、供給体制の効率化と品揃えで企業間格差も。

 09/11期第2Q(12~5月)は45%増収、15%経常増益と伸びた
が、M&A効果を除くと20%増収。市場の拡大に加えて、全国展開する医薬
品卸での採用が増加したことが要因。特に、メディセオ、スズケン、アルフレ
ッサの大手卸3社を経由する売上高比率は62%以上に。

 ジェネリックを処方することが多いDPC(医療費が投薬量ではなく疾病に
応じて定額払いされる)病院は全国総数の12%に、準備中のものまで含める
と17%に増加している。同社はDPC採用病院の大半を顧客化。また、全国
53000軒の調剤薬局の9割程度に納入実績がある。

 近年のM&Aで傘下に入れた3社を今年6月に合併。重複品目を減らすとと
もに営業部門を統合。また、注射剤や顆粒剤、内服剤ごとに生産拠点の分業を
進めるなど経営の効率化を推進。5月にはニプロとの共同開発品を含む17成
分を、11月には18成分を上市予定。

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●アンジェスMG
 (東M:4563 15万2100円 時価総額179億円)

脚部虚血性疾患向けHGF薬は、国内承認が10年前半に控えるが、米国での
開発計画が、第一三共との契約解消により不透明のままであるため、バリュエ
ーション判断は割高継続。今来期にかけて株価インパクトの期待できるイベン
トは、米国でのHGF薬の導出、国内HGF薬の想定を上回る薬価取得。なお、
HVJベクターの抗ガン剤用途による収益貢献は現時点で業績予想に織り込ま
ない。

 大阪大学との共同研究の結果、子会社ジェノミディアが手掛けるHVJベク
ターに、ガンを攻撃する免疫細胞の働きを強める作用が見つかった。このため、
同ベクター事業の軸足を遺伝子の働きを調べるツールの販売から、抗ガン剤と
して開発する方向に移している。

 09年2月、医薬品支援企業TSD(未上場)に国内で前立腺ガンを開発す
る権利を与えた。TSDはフェーズ2前半まで治験を進めた後、さらに製薬大
手にライセンスアウトする計画。開発が進めば、ジェノミディアはマイルスト
ン(成功報酬)や販売ロイヤルティを受け取ることに。

 HVJベクターには、ガン細胞の攻撃だけでなく、免疫細胞を活性化させる
作用がある。

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●東洋電機(名2:6655 215円 時価総額20億円)

エレベーター用センサー、半導体製造装置及び基地局向け変圧器メーカー。子
会社で自動車用樹脂素材を手がける。足下は、世界的な設備投資減少の影響で
厳しい局面が続いている。見送り。

 09/3期は売上高85億円(▲10%)、経常利益3.25億円(▲36
%)。リーマンショック以降の生産調整による設備投資抑制の影響で、利益率
の高い自動車用樹脂製品や半導体製造装置用変圧器が急激に落ち込んだ。不動
産投資の減少で、エレベーターセンサーの販売も不振。

 10/3期は売上高88億円(+2%)、経常利益2.5億円(▲23%)
を計画。前下期に落ち込んだ半導体製造装置、自動車用樹脂部門が下期に回復
する想定。一方、利益面では、価格下落や前期までに自動車用樹脂の大規模設
備投資を行った結果、減価償却負担が重くなっている。第1Qは受注に底打ち
の動きは見られるが、回復は弱く、想定未達になる可能性がある。

 社長直轄の新規プロジェクトを開始。現在、市場調査中としている。売上規
模を拡大させたいとしていたが、まだ緒についたばかりで具体的なものは何も
無い状態の模様。

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●コーナン商事(東1:7516 919円 時価総額284億円)

関西地盤のホームセンター大手。商圏の大きい関東地区への出店意欲は高いが、
採算性を慎重に吟味中。他店との差別化を図る試みとして、サイズ、色、デザ
インの多様さから商品管理が難しい靴の取り扱いを強化している。

 10/2期第1Qは0.8%増収の738.5億円、12%経常減益の26.
8億円と減益だが、利益額は計画を上回った。工具、インテリア、カー用品な
どが振るわず既存店は▲0.8%だが、前期出店店舗と新店2店(期末220
店)が寄与。為替差損で経常減益だが、値入れと商品ミックスの改善で粗利益
率が計画を上回ったため、計画比では減益幅は縮小した。

 10/2期の通期計画は据え置き。通期出店は7店を予定。景気低迷で販売
面では苦戦が続くが、海外仕入の強化で粗利益率の維持を図る考え。なお、当
期利益が半減するのは、店舗の減損損失、棚卸資産の評価損を会計処理変更で
計上するため。

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●エスケイジャパン(東1:7608 213円 時価総額17億円)

ボーリング場、ゲームセンターが運営するクレーンゲーム用の景品を企画・製
造・販売。「ナカヌキヤ」の屋号で、コスメ商品などの小売事業も手掛ける。
キャラクター物の景品では、ECを新たな販路として育成中。予想配当利回り
5.7%。

 10/2期第1Qは、5.9%減収の23.5億円、経常利益0.6億円(
前第1Q▲0.3億円)、純利益2.2億円(同▲0.4億円)。閉店で小売
事業は減収だが、卸売事業はコンビニの販促商品が寄与。4月に開始したEC
部門も順調な立ち上がり。販売回復による値引きロス低減、経費抑制で経常黒
字化、保険解約益も加わり、純利益利益段階でも大幅改善。

 10/2期は黒字回復で増配を計画。遊戯施設のオペレーターは、値引きが
激しいメダルゲーム、通信費上昇で採算が悪化した通信ゲームから、クレーン
ゲームへ回帰する傾向にあると見て、同社はオペレーターへの提案営業を強化
する方針。配当は、前期に赤字で9円と3円減配したが、今期は黒字化で安定
配当ラインと宣言している12円まで戻す考え。

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●オプトロム(名C:7824 28円 時価総額5億円)

CD、DVDなど光ディスクの受託製造。音楽CD、アニメDVDの不振で厳
しい状況が続くも、CCFL(冷陰極蛍光ランプ)を利用したEco電灯の投
入で回復を目指す。

 09/3期は売上高31億円、経常損失2.05億円、当期損失9.27億
円。音楽、アニメDVDの販売不振、デジタルカメラ、ビデオカメラの販売低
迷でドライバディスクの受注が減少し、稼働率が大幅に低下。さらに、原油価
格上昇による原材料コストの大幅上昇で赤字転落。自社工場、設備の減損が発
生し、当期損失が拡大。

 10/3期は売上高29.8億円(▲4%)、経常利益4600万円(黒字
化)を計画。CDは不振(60%稼動)だが、DVDは今期に入って80%程
度の稼動と堅調。1~3月のアニメにヒット作があったことが寄与、原油価格
の落ち着きで製造コストが大幅に低下していることもプラス。

 新規事業として、液晶のバックライトで使われるCCFLを利用したEco
電灯に参入、7月から月産2.5万本規模で販売を開始。寿命がLED並み(
6万時間)で、価格がLEDの半分以下の7500円と安く、ブランドを要求
されない法人向けに販売。販売動向に注目したい。

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┃【3】商品のご案内
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