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2009/06/26

エース証券の週刊アナリストメモ

http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【NO.25】              『ウィークリー』2009/ 6/26

  ▲エース証券の週刊アナリストメモ

 次回の「NO26.エース証券の週刊アナリストメモ」は、7月10日
 の発刊予定です。

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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。

≪目次≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1.フォーカス:グリーン革命と赤い獅子に投資機会を見る
┃2.アナリスト取材メモ
┃3.商品のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┃【1】フォーカス:グリーン革命と赤い獅子に投資機会を見る
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 ■□■ グリーン革命と赤い獅子に投資機会を見る ■□■ 

 原油等の商品市況、新興国株式・通貨の下落に加え、世界銀行が大半の主要
国の経済見通しを下方修正したことが売り材料となって、日経平均は25日移
動平均を下回った。ただ、個人や年金、外国人は買い余力を残している。日柄
面では7月1日の日銀短観、同8日からのG8に注目したい。

 さて、世界銀行の成長率見通しは下方修正ばかりではなかった。中国とイン
ドについては逆に上方修正している。世界1、2位の人口を抱える両国が成長
を再加速することになれば、周辺国や資源国に膨大な需要をもたらすことにな
ろう。その一方では改めて新興国の環境問題も注目されるだろう。

 特に、中国の環境問題は日本にも大きな影響が及ぼす。一般的には、中国は
環境より成長優先というイメージが強い。ところが、経団連国際協力本部の青
山氏のレポートを読むと、いまの中国は汚染防止や省エネ、省資源に本気で取
り組み、巨額の資金を投入し始めているという。

 現在進行している第11次5ヵ年計画(2006〜10年)には、国家の基
本方針かつ景気に左右されない政策として高い環境改善目標が掲げられ、地方
政府幹部の人事考課制度に改善の達成度が組み込まれている。中国のピラミッ
ド型の権力構造を考えれば、その本気度が容易に察せられるだろう。

 こうした背景を考えると、中国政府や地方政府と環境・エネルギー分野で相
次いで協定を結んだ日本のメガバンクの動きも頷ける。また、公害問題や石油
ショックを克服してきた重厚長大企業には中国が欲しがる省エネ・省資源技術、
設備、製品、ノウハウが蓄積されている。赤い獅子と環境に投資機会が…。

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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 6月16日〜 6月22日)
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※株価は 6月23日終値。
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●エプコ(JQ:2311 16万2000円 時価総額37億円)

低層住宅向け給排水設備設計受託が主力。住宅品質向上に対する規制強化に対
し、低コストで適応したい大手ハウスメーカーのニーズに応え、業績を拡大。
現在、設計受託の新たな有望開拓分野として、太陽光発電の取扱いを模索中。

 10/1期第1Qは3%増収の4.6億円、9%営業減益の0.9億円とほ
ぼ計画通りに着地。中核の建築設備設計コンサルティング事業は6%増収の4.
2億円。景気悪化による住宅需要の減少で既存先は落ち込んだが、新規からの
受託が順調に増加。一方、業容拡大を見越した人員への先行投資により営業減
益。設計受託戸数12006戸(+10.2%)。

 通期計画は、第1Q及び足下の状況がほぼ計画線として据え置き。第2Q以
降も、タマホーム等の新規得意先からの受託増により増収を確保する。人員投
資も一巡するため、収益面でも増収に伴う回復を見ている。

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●シスメックス(東1:6869 3280円 時価総額1681億円)

医療機関で血液などを調べる検体検査機器で世界9位、国内首位。今期は円高
想定から営業減益を見込むが、海外の良好なファンダメンタルズに大きな変化
はない。国内に基盤を置く企業が多い医療機器業界にあって同社の国際展開力
は群を抜くが、PERは平均水準に留まる。

 全社売上高の7割近くを占める海外の状況では、2003年にグローバル大
手ロシュから営業基盤を引き継いだ米国の売上比率は2割強で、依然、検査機
器が伸びる初期ステージにある。一定水準まで機器の普及が進むと、試薬の伸
びが顕著になる発展ステージに突入する。

 売上比率が3割を超える欧州は試薬の伸びも緩やかになった成熟ステージに
ある。代理店方式から直販体制への移行、機器・試薬と臨床システムが一体化
したトータルソリューション営業への転換、未開拓の東欧、中東への進出など
の施策を採っている。

 アジア諸国は医療水準の向上で伸長が続く。国内はインフルエンザ検出キッ
トが保守的予算。

 年開発費100億円の1/4を投入するライフサイエンスは、ガン転移診断
機を6月、米国で申請。

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●タカラトミー(東1:7867 590円 時価総額568億円)

タカラとトミーが合併して誕生したおもちゃメーカー。クリスマス商戦が懸念
されるが、足下ではベイブレードに大ヒットの兆しがあり、会社計画は上方修
正の可能性もある。押し目買い。

 09/3期は売上高1805億円(▲6%)、営業利益50億円(▲18%
)、経常利益54億円(▲1%)、当期利益13億円(▲76%)。リーマン
ショック後のクリスマス商戦の不振、有価証券評価損の発生、不振のグループ
企業の減損及び再構築費用の計上が要因。

 10/3期の玩具事業(主にタカラトミー本体)は売上高1145億円(+
1%)、営業利益91億円(+2%)とほぼ横ばいの計画。ボーナスの減少な
どの影響で今年のクリスマス商戦が昨年よりも悪いと想定する一方、ベイブレ
ードやペンギンの問題などヒット商材の寄与を見込んでいるため。ベイブレー
ドの計画は39億円だが、足下の状況から60億円程度は見込めるようだ。

 玩具周辺事業(主にアパレル、食玩、ゲームソフトなど)は売上高635億
円(▲12%)、営業利益12億円(同24億円改善)。前期は、アパレルや
食玩の不振で大幅赤字となったが、今期は黒字化を計画。不振の食玩、ガチャ
ガチャを担当するタカラトミーアーツ、アパレル担当のティンカーベルの人員
削減によるコストダウン効果によるもの。既に、アーツは黒字化したとしてお
り、クリスマス商戦次第だが、大幅未達リスクは後退したと見ている。

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●大垣共立銀行(東1:8361 430円 時価総額1306億円)

岐阜県基盤の地銀。日経調査による地域金融機関満足度で4年連続トップ。愛
知県への営業攻勢により、同県の貸出金残高は08/3期に岐阜県を上回った。
外食や小売業との併設店舗による土日営業や離婚ローンやシングルマザー応援
ローンなど顧客目線のサービスが顧客から支持。

 09/3期は経常損益▲123億円、当期損益▲74億円。愛知県を中心に
貸出しが伸びて資金利益は22億円増だが、マクロ環境の悪化、株価下落で役
務取引等利益が減少、株式関係損益▲177億円、不良債権処理損失64億円
が響き、大幅経常損失。

 10/3期は経常利益97億円、当期利益55億円と黒字転換を計画。主な
前提は、政策金利は横ばい、株価は09/3月末程度、与信コストは必要な引
当てを09/3期に実施済みとして減少を見ている。

 愛知県半田市に9月、コンビニ風の店舗を開設する予定。コンビニ研修行員
による企画・開発店舗。店舗の内外観、制服、サービス提供方法の変更で、金
融機関の持つ敷居の高さを低くし、女性や高齢者の来店増を目指す。

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●アインファーマシーズ(東2:9627 2085円 時価総額267億円)

北海道から関東甲信越、関西エリアに計375店舗を展開する調剤薬局チェー
ン。地盤の北海道以外はM&Aで業容拡大、売上高は5年間で2.5倍。ドラ
ッグストア・調剤薬局業界で売上高10位、経常利益率は平均3.3%に対し
て4.6%と4位。時価/経常利益を業界平均と比べると割安感。

 09/4期は9%増収、17%経常増益と会社計画を上回った。物販事業は
赤字継続だが、主力の調剤薬局は既存店が好調に推移したことに加え、08/
4期に傘下入りした2社がフル寄与。

 新規出店は前期の27店に対して今期は50店を計画。出店増に加え、薬学
部の6年制移行に伴って新卒薬剤師が2年間誕生しないことから、過去3年間、
薬剤師中心に年2ケタペースで人員増強。また、薬剤自動ピッキング装置を導
入するなど、薬剤師を服薬指導に特化させる戦略が処方箋単価のアップと利益
率向上に繋がっている。ジェネリックの処方率も19%弱。

 6/1日、7&Iグループと共同出資したドラッグストア(30%持分法)
が事業開始。イトーヨーカドーなどに年20店舗を開店する計画で、PB医薬
品を中心に展開する計画。

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●ニトリ(東1:9843 6670円 時価総額3816億円)

価格訴求力を高めた大衆向け家具・インテリア専門店を全国展開。昨年、5月
から実施している「値下げ宣言」による独自の値引き販売が成功。円高メリッ
トの享受、仕入先の変更、物流コストの抑制などにより、今後も利を確保しつ
つ、消費者の低価格志向に応えていく考え。

 10/2期第1Qは15%増収の767億円、31%経常増益の144億円。
連続の値下げ効果で既存店が+8.8%と計画(+1.9%)を上回った。円
高メリットで値下げを吸収、大幅増益。純増8店で期末194店。決済レート
95.4円(計画100円、前年104.3円で8.9円円高)。

 10/2期業績計画を、売上高2075→2744億円、経常利益366→
402億円、当期利益187→209億円へ上方修正。下期の既存店前提は前
年比マイナスを横ばいに修正。足下の既存店は好調だが、下期は比較する前年
の水準が高く、大幅なプラスは望めないとしている。

 5/30日に400品目の追加値下げを決定、値下げ幅は15%〜40%。

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