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2009/06/19

エース証券の週刊アナリストメモ

http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【NO.24】              『ウィークリー』2009/ 6/19

  ▲エース証券の週刊アナリストメモ

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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。

≪目次≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1.フォーカス:3カ月連続上昇後のクールダウンを新たな投資機会に
┃2.アナリスト取材メモ
┃3.商品のご案内
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┃【1】フォーカス:3カ月連続上昇後のクールダウンを新たな投資機会に
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 ■□■ 3カ月連続上昇後のクールダウンを新たな投資機会に ■□■ 

 先駆して上昇してきた原油や金などの商品相場、新興国の通貨や株式が上げ
一服となる中、日本市場も3カ月続いた上昇に対する過熱感もあり、クールダ
ウンの期間を迎えたように思われる。

 日経平均の週足を見ると、人にバイオリズムがあるように、相場にも【1】
33週前後(高値→高値、安値→安値)、【2】42週前後(転換)という2
つの周期が捉えられる。【1】の場合は6月第2週〜第4週が安値の周期に当
り、【2】の場合は6月末〜7月初旬の転換を示唆している。これを参考にす
ると、今来週は25日移動平均や上げ幅の3分の1押しをメドとする値幅及び
日柄調整が行われる可能性が高いように思われる。同時に、ここにきて分散し
すぎた感のある物色対象の整理も進むと見ている。

 では、この間の投資行動をどう考えるか。グリーン革命によるエネルギー消
費構造の変化、新興国再成長による世界経済の拡大をテーマとする新たな相場
の展開という基本シナリオは変らない。とすれば、第一は、二大テーマを大き
な収益に繋がるビジネスとして展開できる力を持ち、今回の上昇局面で先行し
た主力企業の押し目買い(例えば総合商社、発電ビジネス、高速鉄道整備関連)

 第二は、先行グループに対して出遅れ感の残る業種(銀行や輸送用機器など)
の見直し。第三は、対円相場の上昇が一服している新興国や資源国を対象とす
る投資商品。目先的には、これまで殆ど物色されなかった内需関連株の一角に
資金が流れることも考えられるが、上記の3つを基本戦略に投資対象を選別し、
需給やテクニカル面を考慮した投資タイミングを待ちたい。  

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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 6月 9日〜 6月15日)
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※株価は 6月16日終値。

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●フリービット(東M:3843 61.9万円 時価総額286億円)

中小ISPへの代行事業等。ドリーム・トレイン・インターネット(07/9
月に子会社化、以下、DTI)、メディアエクスチェンジ(3/12日に公開
買付終了)等、買収による成長を志向。10/4期も引き続きグループ化した
企業の効率改善効果の発現を狙う。

 09/4期は33%増収の107.6億円、116%経常増益の15.2億
円、当期利益164%増の16.7億円とほぼ計画通り。主力のブロードバン
ド化事業は35%増収の81.4億円。買収したDTIがフル寄与、事業者向
けISP関連サービスも堅調を維持。収益面ではネットワークの統合等、買収
先とのシナジーを追求。税務上の繰越欠損金の効果で純利益は大幅増。

 10/4期も買収効果等で成長を押し上げ。データセンターが主力のメディ
アエクスチェンジ、マンション向けISP事業のギガプライスが新規に連結さ
れる見通し。

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●東和薬品(東1:4553 4410円 時価総額757億円)

販促費が嵩む全国に販売網を持つ広域医薬品卸は使わず、直販と代理店を中心
に営業活動を展開。迅速な製品展開には不利だが、営業利益率はジェネリック
大手3社の中で18%と最も高い。競合は厳しいが、業界環境は良好。

 10/3期は、5月に14品目を上市、11月は20〜30品目の上市を予
定。今期は2002年以降に発売した品目が全社売上高の過半数を占める。今
期発売する主なジェネリックは潰瘍薬タケプロンの口腔内崩壊錠と抗菌剤クラ
ビットで、先発薬市場は2剤で1100億円。

 製品情報の統括部門を設置、全国の代理店に迅速に情報提供できる体制を整
備。老朽化した山形工場に200億円を投じて増強、3年後の本格稼働を目指
すが、短期的には償却負担増。

 薬剤の舌触りの改善や、水無しで溶ける口腔内崩壊錠の開発など先発薬の付
加価値を高める製剤技術に強み。

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●京セラ(東1:6971 7270円 時価総額1兆3908億円)

 受注は3月、4月と急激に回復した(数字は非開示)が、5月に入り一服。
夏には生産回復から戻ると見ているが、最終的にはクリスマス商戦次第。

 ファインセラミック部品事業は19%減収の500億円、事業損益トントン
(+2億円)の計画。半導体、自動車用部品が大幅に落ち込むが、償却負担減
やコストダウンで若干の増益を見込む。足下の状況はあまり良くない。

 半導体部品は19%減収の1550億円、54%事業減益の50億円。計画
を作成した1月時点の受注が悪かったため、大幅減収減益を計画したが、足下
は晶用のセラミックパッケージが回復している模様(計画超過の感触)。ただ、
夏場以降の受注動向を注視。

 ファインセラミック応用は6%増収54%事業減益を計画。太陽電池は増収
を見込むものの、切削工具が自動車向けに落ち込む見通し。太陽電池はスペイ
ン市場の崩壊で今年は10%減の市場見通しだが、同社は高効率結晶タイプで
増収を狙っている。

 電子デバイスは20%減収の1850億円、事業利益20億円(+60億円)
と減収増益の計画だが、計画作成時点での見通しが保守的な設定のため、足下
では乖離が生じている模様。ただ、受注改善には一服感が出ており、生産動向
を注視している。なお、PC、携帯電話、デジカメは前年比10%減の想定だ
が、足下はそこまで落ちていないとしている。

 通信事業は9%減収の2000億円、事業損失60億円(+117億円)と
改善を見込む。米国KWCの開発力の無さが経常的な赤字構造の要因となって
いために、三洋、本体と開発を統合。今期はその成果で大幅改善を見込む。

 情報機器は2%増収の2340億円、19%事業減益。ドイツ販社の買収で
増収だが、事業利益はユーロ安及び主要顧客の中小金融機関の投資意欲減退で
減益の計画。同社の複写機は中小企業向けが多く、回復に時間が掛かると想定
している。

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●三菱重工業(東1:7011 401円 時価総額1兆3528億円)

冷熱、印刷機械、工作機械、汎用機・特車など中量産品事業の戦略説明会を実
施。緊急対策による収益改善策と成長戦略を推進。成長事業と位置付けるエネ
ルギー・環境分野との連携強化。

 冷熱事業は09年度売上高1400億円→12年度同2600〜2700億
円を目標に収益性を向上。拡大するヒートポンプ市場への本格参入、大型ター
ボ冷凍機の拡大、HEV・EV向け電動カーエアコン、トレーラー向け高性能
冷凍ユニットによる海外本格展開が成長戦略の柱。

 冷熱事業は09年度売上高750億円→12年度同1200億円以上を目標。
新興国を中心に拡大する印刷需要に対応した販売体制に再編成。次世代デジタ
ル印刷機、精密印刷機、リチウムイオン電池薄膜製造への応用など新製品開発
に注力。

 工作機械は09年度売上高450億円→12年度同800〜900億円を目
標。社内原動機用設備への対応で建機・風力発電用大型歯車機械、風車用増速
機を開発。香港現法にアジア統括機能を付与、中国・インド市場への対応力強
化。精機品は日印の連携強化で世界最適生産。

 汎用機・特車事業は09年度売上高3200億円→12年度同4700億円
を目標。排ガス規制・燃費規制の強化によるターボの世界最安値調達・最適生
産体制を構築。エンジンは産業車輌、自動車用ハイブリッドパワーシステムを
開発。世界初のハイブリッド・フォークリフトを年内発売。

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●アートネイチャー(東1:7823 838円 時価総額138億円)

かつらの製造・販売。男性オーダーメイドかつらはシェア1位、女性用の育成
に注力、既製品中心の専門店出店。フィリピン工場が稼動、海外メーカーから
の受託製造も視野。10/3期50円配予定。

 09/3期は1%減収の310億円、27%経常減益の35億円、当期利益
17.5億円に黒字転換。展示会を増加した女性用は新規が伸び悩み、リピー
トが好調。主力の男性用はCM効果で新規は伸びたが、リピートが落ち込んだ。
広告宣伝費の増加が収益圧迫。前期は減損93億円。

 10/3期は景気の悪化に伴う個人消費の低迷で主力の男性用は一時的な市
場縮小も想定。新商品の投入や顧客担当制の導入で顧客の定着化に注力。女性
用は既成品「プリマドンナ」など新商品の投入、専門店出店(10店)で2桁
成長を計画。医療施設販売ルートも拡大。

 かつら市場全体の伸び悩みを想定、中期経営計画を見直し。12/3期売上
高383→337億円、経常利益64.8→42.8億円、当期利益36.6
→23.8億円。女性専門店は50店・売上高7〜8億円を計画。顧客基盤の
拡充と既存客の囲い込みに攻めの営業を展開する方針。

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┃【3】商品のご案内
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