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2009/05/01

エース証券の週刊アナリストメモ

http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【NO.18】              『ウィークリー』2009/ 5/ 1

  ▲エース証券の週刊アナリストメモ

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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。

≪目次≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1.フォーカス
┃2.アナリスト取材メモ
┃3.商品のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【1】フォーカス
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 今週号はございません。

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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年4月21日〜4月27日)
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※株価は 4月28日終値。

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●ソネットエムスリー(東1:2413 30.1万円 時価総額787億円)

「MR君」は1兆円の医療マーケティングコストの効率化を求める製薬会社の
ニーズを取り込めるほか、全国医師の2/3が加入する参入障壁の高いビジネ
スモデル。また、国内事業が堅調を持続しつつ、米国事業も立ち上がるメドが
ついたことから投資判断を妥当から割安に引き上げる。妥当株価水準は、製薬
業界平均PERに3割程度のプレミアムを付けた30倍を来期EPS1312
4円にかけた40万円。

 09/3期は売上高85億円(+14%)、営業利益40億円(+11%)
と、計画(同88億円、同42億円)比で未達となったが、過去最高を更新。

 米国子会社で「MR君」事業が本格稼動する予定。既に製薬大手7社の9薬
剤について契約を完了、今期の米国売上高は倍増を計画。

 独自のデータ解析ツールを持つ治験支援会社メビックス(東M:3780)
を今期から連結対象に。医師会員パネルを活用して治験参加医師のリクルート
を迅速化するなどのシナジーが期待。

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●プラップジャパン(JQ:2449 490円 時価総額22億円)

企業や官庁・自治体などの広報・PR支援、コンサルティング。世界大手の米
オグルビーと提携。メディアトレーニング、危機管理、M&Aコミュニケーシ
ョン等で差別化。直接取引で高収益。中国に進出。

 09/8期第2Qは9%減収の18.7億円、28%営業減益の1.5億円
と計画線、有価証券評価損で52%経常減益の0.9億円、純利益57%減の
0.4億円。企業の広報予算減による受注減、予定業務のキャンセル・延期で
減収、外注費や経費を削減。危機管理や中国子会社が堅調。

 通期計画は据え置き。下期は行政関連業務や大型イベントの完了、旭エージ
ェンシーの買収、中国子会社の伸長を見込む。業務管理部の設置で経費削減を
推進。利益率の高い危機管理、メディアトレーニング等のPRコンサルの受注
獲得に注力、引き合い件数は着実に増加。

 中期的には、M&Aや合併の増加に対応したコミュニケーション・サービス、
広報部門のアウトソーシング・ニーズの取り込みに注力。PR周辺分野におけ
る自社のM&Aも推進。新たなPR手法の開発にも着手。

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●一六堂(名C:3366 3万500円 時価総額26.4億円)

高級居酒屋業態「天地旬鮮八吉」が主力。09/2期は、出店を抑制して梃入
れした買収店舗の貢献、既存店の健闘などで大幅増収増益。10/2期は、不
況から出店を抑制し内部固めを優先する。ただし、好立地が得られる適正価格
のM&Aがあれば積極的に対応する考え。

 09/2期は25%増収の87.7億円、27%経常増益の7.9億円、当
期利益38%増とほぼ計画通り。出店を抑え、昨年3月に買収で取得した17
店を業態変更、リニューアルで梃入れした結果、全店が黒字化。既存店も+0.
7%と健闘した。出店3店で期末68店。

 10/2期は、3店出店、3店退店、既存店▲3%を前提。既存店は、不況
の影響を考慮して前期比マイナスとしているが、前期の既存店+0.7%には
買収による梃入れ店舗の+20.9%は含まれておらず、保守的な前提。なお、
当期利益段階で減益を見ているのは前期にオーナー都合による閉店に伴う一時
的な特別利益があった反動。

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●帝人(東1:3401 243円 時価総額2392億円)

合成繊維を主体に、フィルムなどの化成品、医療・医薬品、衣料品流通を手掛
ける。09/3期は景気低迷で赤字となるが、当面は労務費や経費、製造コス
ト削減などで対応。中期的には、ポリエステル繊維などの不採算部門の見直し
と、医薬などの好採算部門の強化、固定費抑制で対処。

 不採算事業については、参入障壁が低いポリエステル繊維などをグローバル
最適生産体制に移行させ、フィルム事業は太陽電池フィルムなど高機能品のラ
インナップ拡充を進める。

 設備過剰が目立つ炭素繊維は、風力発電など新規用途を開拓するほか、他の
素材と組み合わせた車体向け複合素材の開発を進める計画。

 設備投資の計画は大口案件の凍結で400億円に半減、在庫水準は今期末1
000億円と2割削減、R&Dの重点化などの施策により、2010年度の黒
字化を目指す。

 全社売上高の13%に過ぎない医薬事業が利益の大半を稼ぐ。現在の柱は骨
粗鬆症薬だが、通風薬TMX67が国内外で順次承認取得する予定。グループ
内余剰人員の受け皿の役割も。

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●クラウディア(東1:3607 979円 時価総額47億円)

ウェディングドレス・メーカー。直営販売及び事業者向けレンタル、販売が主
力。ゲストハウス・ウェディング、海外挙式事業も展開、ブライダル・クリエ
イターを標榜。男性用婚礼衣装にも進出。

 09/8期第2Qは5%増収の62.6億円、経常微増益の7.9億円、当
期利益8.7倍の4.3億円と計画クリア。レンタルの伸長、新式場のフル稼
動、海外挙式の伸びが寄与。粗利益率は1.3p上昇の68.3%。ブランド
・ドレスの販売減、広告宣伝費や展示会費の大幅増をカバー。

 上期の進捗率は51%、経常利益46%で通期計画は据え置き。新ブランド
の受注が好調で、第3Q〜4Qに売上計上。式場も通期計画の受注をほぼ確保。
下期は宣伝費等を絞り込む予定で、利益が上振れる可能性がある。

 中国・青島向上に続く海外工場として、09/5月にはベトナム工場が稼動
予定。結婚式場のイン・ショップは年2〜3店の出店を計画。

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●花王(東1:4452 1801円 時価総額9727億円)

国内トイレタリー最大手、アジアを中心に海外展開にも積極的。高い科学的根
拠に基づく製品開発に強み。ヘアケア製品を扱うビューティケア事業はカネボ
ウ化粧品の買収で、売上高の約半分を占める規模に。国内市場の本格回復には
時間を要するが、今期は原料高一巡で利益横ばいに。

 09/3期は3.2%減収と8年ぶりのマイナス、経常利益は4年連続減少
の17%減。なお、円高の影響を除くと、実質0.2%減収。ビューティケア
はアジアのビオレ、アジエンスが伸長したが、景気低迷による国内・欧米市場
の縮小をカバーできなかった。

 機能性飲料ヘルシアや薬用歯磨きピュオーラ、男性用化粧品サクセスなどは
伸長したが、贈答関連品の低迷、原料価格高騰の影響を受けた。インク用色材
やアルコールはアジアが好調。

 円高影響を除く今期売上高予想▲2.6%。化粧品等の国内トイレタリー市
場は▲2〜▲1%、ケミカル事業も数量減が前提だが、原材料/コストダウン
で計200億円を見込んで利益横ばい。

 20期連続増配、配当性向は前期47→54%に。

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●中外製薬(東1:4519 1880円 時価総額1兆522億円)

グローバル製薬大手ロシュ傘下で、日本の研究開発販売拠点の位置付け。同じ
傘下にある米バイオ医薬ジェネンテックとともに日米欧3極をカバー。相互に
開発品目を融通するなど、経営効率は高い。抗体医薬(ガン)やインフルエン
ザ薬タミフルなど大型品を保有。今期業績は計画通りの滑り出し。

 09/12期1Qは43%増収、経常利益は2倍超だったが、タミフルの行
政備蓄向け売上高を除くと21%増収。アバスチン(大腸ガン)、ハーセプチ
ン(乳ガン)等の抗体医薬も増収の牽引役。ガン領域の国内シェアはトップク
ラス。

 ロシュ製品比率の上昇と昨春の薬価改定で粗利益率は悪化したが、これを増
収効果と特許収入増などでカバー。今期は自社開発品アクテムラ(関節リウマ
チ)が国内外で伸長。

 今期のタミフル売上高は1330万人分の備蓄用出荷で84→530億円に。
パンデミックウイルスの発症懸念高まれば、想定人数は上振れる可能性も。

 新規メカニズムの糖尿病薬R7201と乳ガン薬R1273が国際共同治験
を開始または開始決定。貧血薬エポジンの無血清製法も承認されるなど、開発
パイプラインは総じて進展。

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●JFEホールディングス
    (東1:5411 2615円 時価総額1兆6067億円)
     *予想はコンセンサス

Only1、NO.1商品比率の継続的向上(現在3割)、環境負荷低減に寄
与する商品開発、CO2削減技術の開発、未利用エネルギーによる発電、未回
収資源リサイクル、超省エネ船の開発など10年先を睨んだ技術開発を核に高
収益体質の構築を推進。海外一貫製鉄所の建設も検討。

 09/3期は10%増収の3兆9082億円、20%経常減益の4005億
円、当期利益25%減の1942億円。想定より円安となり、在庫評価益もあ
って第4Qの鉄鋼が上振れ、エンジニアリングの収益改善、造船の赤字縮小で
経常利益は4000億円台を維持。半導体、都市開発事業は不振。

 主力の鉄鋼は需要動向が不透明で販売価格・販売数量の見通しが立てられな
いこと、鉄鉱石価格も交渉中で合理的な予想ができないとして10/3期計画
は非公表。エンジニアリングは前期並みの利益確保、造船は黒字化としている。
自動車生産の動向が鍵だが、大幅減益は不可避。

 中長期的には高級鋼需要は増大するとして、国内粗鋼生産3700万トン(
連結)体制を目指し、海外の成長機会を捉えるため、海外製鉄所建設の検討を
推進。資源権益の獲得や低品質原料の使用も拡大。海外ユーザー開拓を強化す
るため、海外営業部門を強化。

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●コマツ(東1:6301 1170円 時価総額1兆1685億円)

在庫適正化に向けた生産調整、国内での生産性の高い新ラインへの生産集約、
欧米の工場・ライン統廃合や生産機種の絞り込み、固定費削減を実施中。ダン
トツ製品の開発、アジア圏のシェアアップ、柔軟な生産体制構築、バリューチ
ェーンの構築、小型機械・産機の収益拡大などを推進。

 09/3期は6%減収の1兆2443億円、52%税前減益の600億円、
当期利益61%減の324億円と7期ぶりの減収減益。先進国市場の低調に加
え、第3Q以降の中国など新興国の急減速で主力の建機・車両が下期赤字に転
落。価格値上げも原材料高で相殺、円高、需要減が響いた。産業機械他はコマ
ツNTCの新規連結で増収だが、大幅減益。構造改革費用323億円計上。

 10/3期は1ドル95円、1ユーロ125円を前提。建機・車両は22%
減収、51%減益、中国を除いて需要低調を想定。産機他は37%減収、92
%減益。需要見通しは建機▲26%、鉱山機械▲21%、小型建機▲27%、
フォークリフト▲30%。ハイブリッド車、AHS(無人ダンプ)拡販に注力。

 在庫調整は第2Qで終了の見込み。建機需要は03年水準まで落ち込むが、
地域構成はアジア中心の新興国が大幅に上昇。中国市場は夏場以降の回復で+
7〜8%想定、他の新興国は中国の景気動向が鍵。鉱山機械は2010年以降
に更新需要が期待できる。

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●スギHD(東1:7649 1857円 時価総額1176億円)

ドラッグストア業界で売上高2位、時価総額1位。関東〜中部〜近畿エリアに
678店舗を展開。積極出店とM&Aで前期は10期連続増収増益を達成。今
期は、既存子会社の収益改善が進む見通しであるほか、CROなど治験支援事
業への展開も推進。押し目なら妙味。

 09/2期は10%増収、5%経常増益で過去最高。「ジャパン」「飯塚薬
品」を含むグループ全体で出店68店、退店14店。既存店売上高は4.2%
増だったが、比較的店舗年齢の若い関東と近畿エリアが伸長。また、品目別で
は調剤やビューティケアの伸びが目立った。

 客単価の伸びが客数の伸びを上回った。全社売上高の1割弱を占める調剤事
業は薬価加算が可能なジェネリック(特許切れの後発薬)を強化したことで処
方箋単価が5年間で20%上昇するなど、粗利益率の改善が進んでいる。

 ジャパンは営業利益率が2006年の連結時2%台から前期4%に上昇。今
期は飯塚薬品とともにホールディング会社での仕入れ一本化、物流体制の統合
など更なる効率化が進展。

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●商船三井(東1:9104 544円 時価総額6562億円)

不定期船を主力に海運集中経営を進める大手海運。資源・エネルギー輸送に強
み。世界不況で船腹需給ギャップが拡大、高コスト傭船を解約、積極的に進め
てきた中期の船隊整備計画を見直し。

 09/3期は4%減収の1兆8658億円、32%経常減益の2045億円、
当期利益33%減の1269億円。市況暴落で不定期船が2%減収、23%経
常減益。コンテナ船は運賃下落、荷動き減少で7%減収、経常赤字213億円。
円高と燃油高で936億円の減益影響。傭船解約損210億円。

 10/3期は1ドル97円、燃油300ドルを前提。不定期船は市況悪化で
6割減益、コンテナ船も赤字継続を予想。中長期契約による安定経常利益12
00億円と見ているが、スポット、コンテナが足を引っ張る形。中国の鉄鉱石
価格交渉決着後に市況回復を見込む。高コスト船解約損180億円。

 世界不況の深刻化を受けて、中期船隊整備を見直し。10/3期末1000
隻→900隻、11/3期〜13/3期船隊増強236隻→145隻、13/
3期末1200隻→1050隻。10/3期船隊整備額5100億円、11/
3期〜13/3期同1兆4000億円→9500億円。

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●KDDI(東1:9433 44万円 時価総額1兆9733億円)

auからひかりOneと固定から移動体まで一貫サービスを提供する通信キャ
リア。Auサービスは端末の不評からユーザーの評価が低下しており、巻き返
しが課題だが、具体策が見えていない。見送り。

 09/3期は営業収益3兆4975億円(▲3%)、営業利益4432億円
(+10%)、経常利益4404億円(+8%)。割賦販売の導入で端末販売
台数が32%減の1081万台になった主力の移動体通信の営業収益は2兆7
192億円(▲5%)、営業利益は端末販売減でインセンティブが減少、50
15億円(+10%)。M&Aによる連結効果やコストダウンで固定通信事業
の営業損失は566億円と81億円改善。

 10/3月期は、端末販売台数を81万台減の1000万台、アープ低下(
▲380円低下の5420円)、1台当たりのインセンティブ3000円程度
の削減を前提。移動体通信事業の営業増益(+89億円)、固定費削減などに
よる固定通信事業の赤字縮小(+166億円)を見込んでいる。

 端末販売台数の減少ほどにインセテンティブが減っていない点が課題。開発
コストの大幅削減を目指して開発したKCP+プラットフォーム端末のパフォ
ーマンスが芳しくないことが要因。対応は進んでいるとしているが、傷ついた
イメージの回復は容易ではないため、今期も想定ほどインセンティブが減少し
ない可能性があると考えている。

 技術的な話題として、LTEを800MHz帯で行うことが明らかになった。
低周波数のほうが、浸透度が高く、通話に向いていると判断したようだ。ただ、
LTEは現行のCdma2000と互換性がなく、同社の目論むデュアルバン
ド端末は電池消耗が激しくなると見ており、ブランドイメージが一段と悪化す
るリスクもあると考えている。

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