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2009/04/24

エース証券の週刊アナリストメモ

http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【NO.17】              『ウィークリー』2009/ 4/24

  ▲エース証券の週刊アナリストメモ

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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。

≪目次≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1.フォーカス:ゴールデンウィークと決算と投資家心理
┃2.アナリスト取材メモ
┃3.商品のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┃【1】フォーカス:ゴールデンウィークと決算と投資家心理
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 ■□■ ゴールデンウィークと決算と投資家心理 ■□■

 東京市場は需給の改善を背景に4月に入っても堅調な展開が続いている。ロ
イターによると、日本株に対する4月の個人投資家DI(強気−弱気)は依然
マイナスながら過去最大の改善幅を示し、内外の株式、債券、為替証拠金取引
などへの投資意欲が高まっているとしている。

 一方、2008年度の日本の貿易収支は28年振りの赤字に転落、今回の金
融危機の影響の大きさが改めて鮮明になった。国際通貨基金は2009年(暦
年)の日本の実質経済成長率を▲6.2%と大幅下方修正し、デフレリスクが
深刻と発表した。また、ESPフォーキャスト(民間エコノミスト予測の集計)
も2009年度の日本の実質成長率を▲4.53%、10年度同+1.05%
に下方修正した。

 今週から5月の連休を挟んで一斉に3月決算が発表される。前期実績につい
ては既に減益幅の縮小、あるいは下方修正の発表が相次いでおり、大きなサプ
ライズは無いと思われるが、今後の相場展開を考える上では2010年3月期
の業績見通しが焦点になろう。

 特に、先進国向け輸出で稼いできた企業、大手金融機関の業績見通しには注
意しておきたい。経営者の立場を慮れば、非常に厳しい見通しが示される可能
性が極めて高く、それが投資家の心理にどう作用するのか、連休前と変わらな
いのか、あるいは警戒感を一段と強めるのか…。

 中長期的に見れば、地球温暖化防止という全世界的課題を肝とする大相場が
始まったばかりと考えているが、短期の波乱は読み筋に加えておきたい。連休
前に手を空かすも一法。

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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 4月14日〜4月20日)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※株価は 4月21日終値。

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●メディサイエンスプラニング
(HC:2182 1002円 時価総額26億円)

製薬会社の新薬開発を支援するCRO。95年に他社に先駆けて業界参入した
が、上場は08/10月と7番目。現社長が就任した05年以降、製薬会社の
開発品目増に対応する形で治験スタッフを積極採用、年商は4年間で6倍増に。
株価はセクターのPSR平均を下回る水準。

 09/2(中)は11%増収、83%経常増益と大幅伸長したが、売上高は
受注案件の売上計上時期が下期にずれ込み4%未達。一方、事業拠点集約や人
材教育のコストが下期にずれ込んだことで、経常利益は計画を7割超過と、い
ずれも期ズレに起因。通期見通しに変更なし。

 2Q末の受注残高は36億円。大口受注も入っており、期末の受注残高は5
9億円と年商に迫る水準まで拡大する見通し。ただ、新人スタッフの教育やプ
ロジェクトの期ズレはリスク要因。

 クリニック等に対して病診連携や治験進行のためのITインフラを提供する
ことで差別化を狙う。

 中枢疾患は得意領域だが、比較的弱い領域であるガンと生活習慣病を強化す
るため、専門の治験スタッフを育成中だが、M&Aも視野にある。

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●ローソン(東1:2651 3800円 時価総額3784億円)

三菱商事傘下、コンビニ業界2位。積極的なM&Aで、九九プラスを子会社化。
am/pmは取得を延期、協議継続。低価格の生鮮コンビニ業態のFC化に着
手。カード会員のデータを本格活用。

 09/2期は16%増収の3494億円、5%経常増益の487億円、純利
益14%増の253億円。既存店がtaspo効果もあって+6.5%。出店
501店(閉店414店)、新店日商は6.9万円上昇の50.5万円と精度
向上。防衛型消費を背景に九九プラスのローソンストア100化が順調に進捗。

 10/2期は、既存店±0%(上期+0.5%、下期▲0.5%)、単体の
出店500店(純増80店)を前提。カード会員は850→1000万人目標、
CRMによる商品開発、販促と新システムによる発注精度向上で収益拡大を狙
う。九九プラスとバリューローソンを合併、今期は連結にフル寄与。

 使い切りをコンセプトとする低価格PBのバリューラインは1000品目を
目標。105円惣菜を関東エリア全店で実験、買い合わせ需要の取り込みを図
る。中高年層向けの商品開発に注力、小商圏価値の向上で客層、客数拡大にも
注力。

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●トレジャーファクトリー
(東M:3093 11万6500円 時価総額139億円)

1都3県を中心にリサイクルショップを直営展開、09/2期末店舗数34店
(福島にFC店2店)。服飾専門店やインターネット販売・買取も運営。生活
防衛意識が高まる中、メディア露出が急増。

 09/2期は25%増収の42.4億円、2%経常増益の2.2億円、当期
利益1%増の1.1億円。既存店+2.6%に加え、新店の寄与で売上高は計
画を上回ったが、原価の高い法人仕入の増加や第4Qの価格対応の遅れで粗利
益率が低下、販管費の増加もあって利益は未達。出店6店。

 10/2期は既存店±0%、新規出店7〜8店を前提。衣料・服飾の在庫管
理の徹底などによる既存店の粗利益率改善、販管費の削減に注力。中古携帯電
話の販売や中古家電のネット販売、インテリックス(東2:8940)と提携
した中古住宅購入者からの買い取りサービスも開始。

 中期的には首都圏のドミナント化に向けて安定的な出店を継続する計画。リ
アル店舗とネットの融合による業容拡大を狙った大手ネット事業者との連携も
検討中。

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●ホギメディカル(東1:3593 5310円 時価総額867億円)

手術用不織布のトップ。数年前から手術用キットをワンセットにしたフルキッ
ト品を新たな柱に育成中(売上構成43%)。病院の効率的な手術進行を支援
するフルキット受発注システム「オペラマスター」の販売が加速化しつつあり、
付加価値事業への転換が進む。押し目は積極買い。

 09/3期は7%増収、5%経常増益とほぼ計画通り。手術用不織布の比率
が38→35%に減る一方で、キット製品の比率は40→43%にアップした。
好採算製品の比率が高まったことが、減価償却方法の変更や棚卸資産の評価減
など原価率悪化要因を吸収した。

 オペラマスターは事業開始以来、5年経過。前期は新規契約24軒、解約6
軒で期末契約数は今年1月の予想通り108軒。同事業の売上高は61億円(
+24%)とキット全体の46%に。
なお、解約は医療機関の経営方針の変更によるものが多く、新規契約予備軍は
63軒と堅実に増加中。今期は純増34軒、期末累計数142軒、キット全体
の55%に達すると見込んでいる。

 不織布の生産スペース増強、現地での拡販を目的とするインドネシア工場が
今夏完成。

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●DAC(HC:4281 30700円 時価総額164億円)

博報堂系のメディアレップ。09/11期第1Qは、リスティング広告を扱う
会社の連結効果で増収ながら、収益性の低下、経費増で大幅減益。業種別出稿
では、消費者金融が回復、ビールメーカー、モバイルコンテンツプロバイダー
も堅調。子会社のエルゴ・ブレインズとインタースパイアは5/1日に合併予
定。

 09/11期第1Qは10%増収の113億円、50%経常減益の1.6億
円、四半期純利益72%減の0.4億円。低収益のリスティング広告がレリバ
ンシー・プラスの新規連結で伸び、Web広告も大手ポータルの拡大で採算性
が悪化したため、粗利率は1.1p悪化。販管費比率も同連結による経費増で
0.7p悪化したため、営業利益率は1.9p悪化の1.5%に低下した。

 足下の営業動向は2月が目先のボトムとコメント。12月、1月はほぼ計画
線だったが、2月は営業面で非常に苦戦した。3月は前年割れを免れたという
ことだが、本格的な戻りは体感できていない模様。

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●大正製薬(東1:4535 1831円 時価総額5867億円)

国内製薬業界7位だが、6000億円の一般用医薬品(大衆薬)市場ではシェ
ア2割のトップ企業。富山化学と医療用医薬品の共同販売会社「大正富山医薬
品」を設立、販売品目の拡充を推進。収益貢献は大衆薬が8割。薬事法改正は
医療用医薬の開発ノウハウを持つ同社に追い風。

 一般用医薬品の販売制度改正について、06年に公布された改正薬事法が本
年6月に施行。1400以上ある薬剤成分は、リスクに応じて第1類(2%)、
第2類(47%)、第3類(51%)に分類される。高リスクの第1類の販売
には薬剤師配置と対面販売、書面情報提供が義務化。

 第1類の構成比率は業界平均5%に対して同社は発毛剤リアップや感冒薬パ
ブロンなど19%と高い。開発年数は平均4〜6年。

 店舗内で4坪以上の売り場の確保が義務付けられるほか、全営業時間の50
%以上を販売に充てなければならないため、コンビニでの普及には時間がかか
ると見られる。各社とも6月の施行を意識して新製品を大々的に投入する予定
はなく、得意なカテゴリーで品揃えを充実する戦略。

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●良品計画(東1:7453 3640円 時価総額1022億円)

「無印良品」の企画・販売・卸売。「素」を旨とする究極のデザインを目指す
コンセプトを維持しながら、商品によっては価格対応も強化。旅と携帯性をテ
ーマとする新業態「MUJItoGO」(空港と駅)を開発。アジア、欧州、
米国など海外展開も推進。従来のコア層に加え、国内は新たな顧客層開拓が課
題。

 09/2期は微増収の1637億円、7%経常減益の173億円、当期利益
35%減の69億円。特に第4Qが低調で、既存店が▲3.7%と大幅未達。
値引販売の増加や機会ロスで粗利益率が低下。現地通貨ベースで増収の海外も
減益。ネット販売は20%増。有価証券評価損44億円を計上。

 10/2期は既存店▲4%(上期▲5.7%、下期▲1.9%)、新規出店
18店、閉店25店を前提。粗利益率は前期並み(45.4%)、販管費率3
0%を目指した構造改革を推進、今期20億円削減を計画。商品面では「なる
ほど無印良品」「ずっと良い値」の強化と宣伝販促、拡販に注力。

 海外は今期24%増収の211億円、経常利益24%増10.5億円を想定。
出店は従来の40店を23店に縮小、アジアに重点。早期に売上高400億円
を目指す。ネットストアは、メンバー287万人(+71万人)の獲得で23
%増収の91億円を計画。

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●ハイディ日高(東1:7611 978円 時価総額112億円)

低価格ラーメンがメインの中華食堂「日高家」を首都圏に展開。09/2期は
出店増、既存店が堅調で増収だが、原料価格、人件費などコスト増で増益ペー
スは鈍化。10/2期は、新社長体制がスタート。首都圏のドミナンスを強化。
原料価格の低下、内製化による原価低減で2桁増益へ。

 09/2期は13%増収の200億円、2%経常増益の17.9億円と上期
時の下方修正値を上回った。出店は計画比8店増の38店、退店5店で期末2
19店。既存店も+1.7%と堅調で2桁増収。増量して『もちもち感』を改
良した新「餃子」の投入が成功。しかし、小麦、ビールなどの値上がり、光熱
費の上昇、出店増による償却費増により増益幅は増収幅を下回った。

 10/2期は35店出店、既存店±0%を前提に14%増収、12%経常増
益を計画。原価率想定は09/2期並みの27.3%。光熱費の落ち着き、内
製化の強化を見込むが、小麦粉値下げ(政府売渡価格▲13.5%)は予算化
していない。なお、社内FC制度を開始する予定。

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●オオゼキ(東1:7617 2390円 時価総額302億円)

世田谷区、大田区をドミナントとする食品スーパー。生鮮を強みに、高い正社
員比率を維持しつつ、高効率経営を実現。3割の固定客が売上高の8割弱を構
成。09/2期末店舗数29店。割安。

 09/2期は、2%増収の667億円、5%経常増益の53.2億円、当期
利益6%増の31.3億円と計画を上回り、20期連続増収増益を達成。客数
増、客単価上昇で既存店が+2.7%と好調に推移。粗利益率は0.1p改善
の24.9%、販管費率は前期並みの17.1%にコントロール。出店0店。

 10/2期は、3期ぶりに新規出店2店を計画(好立地の居抜き物件があれ
ば、出店増の可能性も)。既存店前提+0.8%、3月は+2.7%。営業体
制を見直し、商品力と既存店の強化を推進。粗利益率は24.8%、販管費率
は18%を想定。4月に初出店した千葉・市川店は好調な滑り出し。

 オオゼキ・イズムの再確認と徹底、継続的な新規出店で、今後3年間で40
店舗体制を目指す。12/2期売上高900億円、経常利益70億円を目標に
計画的な人材育成、人事考課・報酬体系の再設計に着手。

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●イオン(東1:8267 779円 時価総額6235億円)

総合スーパー(GMS)を核に、食品スーパー(SM)、専門店、サービス、
ディベロッパー、金融事業を展開、セブン&アイHDと双璧。マイカル、ダイ
エーの再建を支援。中国を中心にアジアの事業を拡大中。

 09/2期は1%増収の5兆2307億円、24%経常減益の1260億円、
当期損失27億円。ディベロッパー、サービス、SM、アジアは増益だが、国
内GMS、タルボット、専門店が低迷。GMSは消費者対応の遅れ、価格競争
力不足で減収減益。グループ内の企業間格差も課題に。

 10/2期は不況の深刻化に対し、価格訴求の強化(イオンの反省と実行)、
グループシナジー(PB、調達、物流)の追求、コスト削減などで増益を図る。
GMSは12の改革に着手、200億円のコスト削減を狙う計画。都市型小型
店を含む中小型店改革、ドラッグ事業の強化、中国事業を推進。

 09/2期出店はGMS16店(国内0店、海外6)、SM47店、小型店
19店。今来期は、GMS37店以上(国内7店、海外30店以上)、SM8
0店以上、小型店500店体制へ積極出店と戦略見直し。トップバリュは低価
格化を加速、今期売上高5900億円(+59%)目標。

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●イズミ(東1:8273 1084円 時価総額1335億円)

ワン・ストップ・ショッピングを実現する「ゆめタウン」を展開するリージョ
ナルチェーン。地域一番店戦略で、山陽、北九州にドミナント形成、四国、山
陰にも進出。小商圏型商業施設の開発にも着手。

 09/2期は6%増収の5002億円、20%経常減益の196億円、当期
利益6%減の127億円。第4Qの不振で既存店▲1.5%と未達、新店・増
床店も想定比▲6.7%。利益率の高い衣料品の苦戦、防衛型消費への対応で
粗利益率が低下。新店経費負担も響いた。新店3店、増床3店

 10/2期は、既存店▲2.1%(上期▲3.1%、下期1.1%)、新店
2店を前提。今期は売上拡大より、コスト構造改革を優先、人時生産性の改善、
光熱費の削減に注力。前期に合併したゆめタウン熊本、エクセルの収益改善も
見込む。前期の合併に伴う税負担軽減が無くなり、当期減益。

 中期的には街作り3法に伴う駆け込み出店が一巡、収益が安定した既存SC
の価値が高まると見ており、既存店の収益改善に注力。1万平方メートル未満
の小商圏型店舗を来期から出店予定。

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●吉野家ホールディングス
(東1:9861 10万6000円 時価総額702億円)

牛丼チェーン大手、M&Aに積極的。09/2期は、ステーキ業態の連結子会
社化で増収だが、ラーメン業態、すし業態が足を引っ張り減益、計画未達。1
0/2期は、ステーキ業態のフル寄与、牛丼やうどん業態の貢献を見ている。
ラーメン業態は黒字化の目処が立たなければ撤退も視野に。

 09/2期は11%増収の1742億円、41%経常減益の43.4億円と
売上高、利益ともに計画未達。184億円の増収だが、昨年8月にTOBした
「どん」の押し上げ分は136億円。牛丼事業は2.5%増収、7.8%営業
減益。同((株)吉野家)既存店は前年の時間延長の反動で▲2.6%。同国
内は出店81店、退店15店で期末1102店。テーブルサービス店舗を拡大。

 10/2期は14%増収の2000億円、1%経常増益の44億円を計画。
「どん」のフル寄与による売上貢献は155億円程度。牛丼事業((株)吉野
家)は出店120店、既存店+0.9%を前提にしている。出店ではテーブル
サービス店舗を引き続き拡大する。

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