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2009/04/17

エース証券の週刊アナリストメモ

http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【NO.16】              『ウィークリー』2009/ 4/17

  ▲エース証券の週刊アナリストメモ

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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。

≪目次≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1.フォーカス:業績回復を捉える比較の視点
┃2.アナリスト取材メモ
┃3.商品のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【1】フォーカス:業績回復を捉える比較の視点
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■□■ 業績回復を捉える比較の視点 ■□■

 ロイターが大企業400社を対象に行った調査(3/26〜4/13日)に
よると、日本経済の回復時期を2010年前半とする回答が全体の44%を占
め、2009年10−12月が16%とのことである。一方、米国の回復は0
9年10−12月期が31%、10年1−3月期が25%。最近の米国や中国
の経済指標の一部に底打ちの兆しが見られることや追加経済対策の効果に対す
る期待が背景にあると見られる。 

 既に発表された2月決算企業の今期計画には、上期は足元の冷え込みを織り
込んで厳しく、下期は若干の回復を見込んで何とか通期の増益を達成したいと
いう経営者の意思が見受けられた。

 来週から製造業、金融など主要企業の決算発表が始まるが、今期見通しは非
常に慎重なものになると見られる。何時、回復局面に入るかについても明確な
メッセージは発信されないだろう。

 株式市場は現在、「不景気の株高」という局面にあるが、何かをきっかけに
過剰反応を起こしやすい状況とも言える。企業業績に関しても、月次や四半期
の推移を、前年同月(期)比や前月(期)比の増減幅、その傾向というように
複数の視点を持って見ていく必要があろう。

 ところで、4月1日から省エネ法が改正され、これまで規制対象外であった
小売や外食などもエネルギー使用量の報告が義務付けられ、エネルギー使用効
率の改善が求められる。このため、対象となる食品スーパーやコンビニ、外食
チェーンに太陽光発電装置やLED照明の導入など省エネ投資を拡大する動き
が出ている。環境相場を支える新たな需要が生まれつつある。

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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 4月 7日〜 4月13日)
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※株価は 4月15日終値。
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●ツヴァイ(東2:2417 580円 時価総額22億円)

ITを活用した結婚紹介サービス大手、業界2位。全国51拠点で通産省の結
婚サービス業認証制度「マル適マーク」を取得。自治体の結婚支援事業の受託
(現在3県)も。イオン銀行とローンで提携。

 09/2期は微減収の44.6億円、9%経常増益の6.5億円、当期利益
2%増の3.2億円。上期は積極的なIT投資や活性化投資、前受金保全制度
の導入でコストが先行、WAONカードを利用した販促効果が出てきた下期に
挽回。金融危機を境に来店者が増加、サポート強化で成婚増。

 10/2期は、婚活プランニングによるサービスの可視化、駅ビルなど新立
地への進出、新ブランド戦略による客層の拡大に注力。WEBの活用で郵送コ
ストや販促コストを削減。人的サービスの充実で成婚者の増加を図る。仲人型
結婚相手紹介サービス「クラブセンチュリアン」を開設。

 新たな企画によるパーティやセミナーを増強、今後の収益の柱に育成する方
針。ヤフーと提携、ネットとリアルの融合を模索。

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●セブン&アイHD
 (東1:3382 2150円 時価総額1兆9488億円)

セブン・イレブン、ヨーカ堂を核に、食品スーパー、百貨店、専門店、外食、
金融、EC等を展開する国内最大の流通コングロマリット。グループシナジー
の最大化、IT/サービスの拡充、海外戦略等を推進。

 09/2期は1%減収の5兆6494億円、経常微増益の2793億円、当
期利益29%減の923億円。円高が2400億円の減収、50億円の営業減
益要因に。スーパーストア、百貨店の大幅減益、外食の赤字をコンビニ、金融
事業の増益でカバー。減損、有価証券評価損で特損703億円。

 10/2期は、コンビニ、百貨店の減益、外食の赤字を、スーパーストアや
金融の増益でカバーする計画。コンビニは円高、のれん償却による米7−11
の減益が響く、国内は増益。スーパーストアは食品スーパーの伸長や中国事業
が寄与。アインファーマシーと提携、ドラッグストアに参入。

 コンビニは、収益拡大に向けて日本のノウハウを世界の7−11に導入、香
港、インドネシアにも進出を計画。ヨーカ堂は不採算店の業態転換(ディスカ
ウント、都市型ホームセンター)、MD改革、経費削減で利益率の改善を図る。
食品スーパーの出店を加速。百貨店は経営統合、池袋に集中。ネットビジネス
の本格展開にも着手。外食は国内の黒字化に注力、北京への出店を開始。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●フェリシモ(東1:3396 1595円 時価総額160億円)

衣料品、住宅用品、美容などの生活関連用品の通販。「しあわせ社会の創造」
を経営理念に、オリジナル商品と独自の販売手法(コレクションシステム)で
差別化。社会貢献活動に積極的。

 09/2期は1%減収の542億円、10%経常減益の35.5億円、当期
利益10%減の19.2億円。広告手法の変更が響いて新規顧客の獲得が計画
未達。婦人衣料の増加や円高で粗利益率は改善(+1.3p)したが、広告費
の増加等で販管費率が上昇(+1.9p)。ユニークユーザーは151万世帯
(▲14万世帯)、購入回数5.53回(+0.02回)、受注単価7033
円(312円)。

 10/2期は、ユニークユーザー160万世帯、購入回数5.3回を前提、
受注単価は6530円程度を想定している模様。上期は商品開発やフェリシモ
20周年記念プロジェクトなど広告活動に伴う費用が先行、下期に収益が回復
する計画。環境や生活理念と直結した商品に高い支持。

 北京、上海、香港に事務所。上海は商品の検品・加工、北京、香港ではマー
ケティングを実施。北京はショールーム販売をベースに、ネット販売を強化す
る方針。

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●イオンファンタジー(東1:4343 740円 時価総額134億円)

大型SC内に子供向け室内ゆうえんち、ヤングアダルト向けゲーム施設を展開。
子供向けのデジタル技術との融合を図った新業態や体感ゲームの強化で、ファ
ミリー層の取り込みに注力。ヤングアダルトでは女性をターゲットとする業態
を開発。マレーシア、香港、中国と海外展開にも積極的。

 09/2期は3%減収の480億円、18%経常減益の37億円、純利益2
1%減の19億円、上場来初の減収減益。前半のガソリン高、後半の不況が直
撃、既存店が▲8.9%と苦戦。景品代などの原価を圧縮したが、カードゲー
ムの一巡やクレーンゲームの低迷が響いた。出店20店。

 10/2期は既存店▲7%、出店10店を前提。キッズメダルを中心とする
ファミリーメダルゲームの強化、臨場感のある体感ゲームや多機能型大型遊具
の導入などで、子供とファミリーを対象とするコンセプトを再強化。不況に左
右されないオンリーワン業態への復活を目指す。

 海外は順調に拡大。マレーシアは5店出店、20店体制へ。香港も3店の出
店を予定。北京も週末の集客が好調で黒字化が見えてきた模様。地元ディベロ
ッパーからの引き合いもあり、中国の出店は今後、加速する方針。

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●久光製薬(東1:4530 2935円 時価総額2793億円)

国内製薬業界11位だが、貼付剤では首位。過去10年間で市場が倍増した第
2世代消炎鎮痛剤の分野では同社モーラスが牽引役。現在のシェアは5割を超
える。消炎鎮痛から疼痛、関節リウマチ痛への効能拡大や米国進出は事業拡大
のチャンス。リスク要因は競合と薬価改定。

 09/2期は5%増収、8%経常増益。薬価改定や原料コスト増などで原価
率はやや悪化したが、医療用モーラスの伸長がカバー。サロンパスやブテナロ
ック等の大衆薬は総じて横ばいだが、研究開発費が減少したことが増益に寄与
した。

 今期も競合の厳しい大衆薬が横ばいとなる一方、売上高の7割近くを占める
医療用モーラスの伸びを期待。薬価改定もなく増益維持。また、2000年度
以降の連続増配で、今期の配当性向は30%を超える見通し。

 今期はガン性疼痛薬など2品が、来期は関節リウマチ疼痛薬など2品がそれ
ぞれ承認予定で、開発パイプラインは計8品と豊富。最終治験段階にある米展
開用関節痛薬は追加試験実施。

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●タカラバイオ(東M:4974 21万800円 時価総額594億円)

遺伝子工学で使う研究用試薬を中核に、機能性食品や医薬品などバイオ関連製
品を広く扱う。創薬系バイオ企業の中では唯一、黒字化を達成している。09
/3期は円高に加えて、試薬ユーザー全体にコスト削減意識が広がったことで
減益を見込む。4/7のiPS細胞技術導入が株価変動要因に。

 iPSアカデミアジャパンからiPS細胞作成に関する特許の、全世界での
研究用途向けの特許実施許諾契約を締結。全世界でiPS細胞作成用試薬の製
造販売と受託研究サービスが可能に。

 iPS細胞は、ヒトのあらゆる臓器に分化できる細胞で、ヒトの皮膚細胞に
特殊な遺伝子を挿入して作成する。受精卵から作るES細胞と比べて倫理上の
問題を回避できるほか、自家細胞で拒絶反応のリスクも少ない。iPSアカデ
ミアジャパンは開発元である京都大学の知財管理会社。

 同社は細胞内への遺伝子導入補助剤レトロネクチンを保有している点で差別
化が充分可能だが、当面は、主力の試薬事業の需要動向に業績が左右されるた
め、過度の期待は禁物。

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●サイゼリヤ(東1:7581 1120円 時価総額585億円)

低価格のイタリアンレストランを直営展開。第2Qは、メラミン問題、デリバ
ティブ関連損で大幅経常損失。責任を明確化するため、4月から新社長体制。
通期計画は前回の下方修正値を据え置いた。内製化による原価低減、生産性向
上による経費抑制への取り組みを一層強化する。

 09/8期第2Qは2%増収の406億円、5%営業減益の20.4億円、
経常損失148.7億円(前2Q22.7億円)。10月のピザ生地からの有
害物質メラミン検出が嫌気され、既存店は計画の+1%に対し▲1.9%。円
高や合理化による粗利率改善で埋め切れず営業減益。デリバティブ取引の解約
損153億円、評価損14億円の計上で大幅経常赤字。出店23店、退店6店
で期末792店。

 通期見通しは1/6日付け下方修正値を据え置いた。下期は出店7店、退店
9店を想定。4月に入って既存店はプラス圏に浮上しているが、下期は無理に
売上高を拡大させるより、内製化や合理化による原価低減、コスト削減に重点
を置く考え。悪材料出尽くし。

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●マニー(JQ:7730 5890円 時価総額345億円)

眼科、歯科、外科の手術に使う医療用縫合針の老舗メーカー。国内生産量の7
0%以上、輸出量の90%以上のシェアを持つ。医療費抑制の影響を受ける国
内の比率は30%強に過ぎず、生活水準が向上しつつあるアジア中心に海外需
要が顕著。会計基準変更の影響がなくなる来期は増益に。

 09/2(中)は4%増収、4%経常減益と計画未達。デンタル関連品や心
臓血管針が伸びる一方で、眼科関連品などが低調となったほか、製造原価や開
発費が嵩んだことも要因。下期はやや改善するものの、通期見通しを売上高で
約7億円、経常利益で2億円下方修正。

 要因は、受注が予想以上に旺盛だったことで海外工場の増設が遅れ、国内外
で非効率な生産分業体制を採ったこと、急激な円高で海外ユーザーへの出荷が
後ズレしたこと、製造設備の償却期間が短縮されたことで減価償却費が増加し
たこと。会計基準変更前ならば、今期2.4%増益。

 下期以降、アジア諸国への生産傾斜が加速する見通しであるほか、体内融解
型縫合糸などの新製品群も寄与するため、来期は増益に転じると見られる。

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●ファミリーマート(東1:8028 2635円 時価総額2573億円)

コンビニ業界3位。「ファミリーマートらしさ」の推進を掲げ、商品開発、店
舗開発、店舗運営を強化、着実に収益拡大。「欲しい時間帯に、欲しい商品が、
欲しいだけ品揃えされている」という、コンビニの基本コンセプトを追求、同
質化の回避を図る方針。海外展開にも積極的、中国戦略の加速も。

 09/2期は10%減収の2873億円、16%経常増益の394億円、当
期利益微増の164億円と過去最高益更新。世代、価格、地域に応じたマーケ
ティングとTaspo効果(+5%)で既存店が+7.1%と好調。出店52
5店(純増200店)、新店日商46万円に改善。有価証券評価損が響く。

 10/2期は既存店+0.5%(上期+0.6%、下期▲0.9%)、出店
550店(純増200店)を前提。ファミマTカードのCRM戦略を強化、客
数増を図る。店舗スタッフの育成、チルド飲料など商品力の強化にも注力。出
店は三大都市圏の拡充、新市場や法人開発、複数店経営を推進。

 グローバル4万店構想の実現に向け、海外の出店も加速、期末店舗数は国内
7632店を上回る7914店を目標。韓国、台湾、中国(上海、広州、蘇州
)、タイに注力。

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●MV東海(東1:8198 1058円 時価総額185億円)

旧ヤオハン、イオン傘下に入って収益性の高い食品スーパーに再建。伊豆を中
心とする静岡県東部を地盤に神奈川、山梨、愛知に展開。新たな小型店「マッ
クスバリュEX」の業態開発に注力。

 09/2期は10%増収の1254億円、6%経常減益の46億円、当期利
益9%減の22.9億円と未達。浜松のシーズンセレクトの子会社化(08/
11月事業譲受)で大幅増収となったが、譲受した店舗(11店)の収益改善
の遅れ、既存店の下期減速が響いた。既存店+0.4%、新規出店4店。

 10/2期は公表中期計画の売上高1500億円、営業利益79億円、既存
店+0.8%→既存店▲2.5%、売上高1462億円、営業利益49億円に
下方修正。新規出店13店、新レジ導入、新物流センター建設、環境投資(太
陽光発電、LED照明など)を積極化。

 シーズンセレクト買収は、住宅立地の小型店フォーマットとノウハウの取得、
ドミナントエリアの強化、人材確保、商品調達ルートの拡大が目的。EDLP
の推進と経費削減で収益改善を図る。

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●オークワ(東1:8217 1103円 時価総額498億円)

和歌山を地盤とする南近畿トップの食品スーパー、阪奈、兵庫、愛知、岐阜に
進出、ドミナント拡大を推進。SSM、SC、スーパーセンター、高級スーパ
ー、ディスカウント業態を、立地特性に応じて出店。

 09/2期は10%増収の2765億円、5%経常減益の76.7億円、当
期利益3%増の41.9億円。東海エリアに展開するパレの子会社化が増収に
寄与したが、第4Qの消費低迷で減益。ディスカウント業態、スーパーセンタ
ーの伸長で既存店+0.6%。粗利益率は0.2p低下。出店7店。

 10/2期は、パレの通年寄与はあるが、足下の厳しい消費動向(3月既存
店▲2.9%)を織り込み、生活応援セールを8月まで延長。粗利益率は前期
並み、販管費はやや保守的に想定。出店は東海エリアを中心に6店を計画。な
お、棚卸評価損など特損20億円の計上を予定。

 業態の深化、規模の伸化、質の進化が経営政策のキーワード。業態は、ディ
スカウント、スーパーセンターを拡大。規模は、東海エリアのドミナント化に
着手。質は、食品4工場、PB商品の強化、セルフレジの導入促進、ネットス
ーパーの拡大、カード戦略の拡充など。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●MV西日本(大2:8287 1201円 時価総額314億円)

姫路を地盤とするイオン系食品スーパー、山陽、四国に展開。ローコスト運営
による西日本NO.1の収益力を持つチェーンを目標に。都市型小型食品スー
パーやディスカウント業態の開発に注力。

 09/2期は10%増収の2162億円、8%経常増益の86.3億円、当
期利益10%増の42.8億円、5期連続増収増益。生活防衛型消費への対応
で既存店が+3.0%と好調。トップバリュの強化、EDLP商品の管理、ロ
ス率削減で粗利益率25%と0.2p改善。新規出店14店も寄与。

 10/2期は足下の厳しい消費動向や競合激化を織り込み、既存店±0%、
新規出店9店、活性化10店、閉店2店を前提。粗利益率は前期並み、販管費
はやや保守的に想定。人時生産性の向上、電力監視システムや各種省エネ機器
の導入など設備コストの引き下げに注力。

 食品&プラス(H&BC、インナー、ペット、日用品)を組み合わせたディ
スカウント業態ザ・ビッグの確立に注力、営業利益率4%(粗利益率20%−
販管費17%+テナント1%)を目標。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●イオンモール(東1:8905 1391円 時価総額2519億円)

ダイヤモンドシティと合併、51ショッピンセンター(国内50、北京1)を
運営する大手ディベロッパー。モール型SCで圧倒的。積極的な活性化投資、
テナントの入れ替えで集客力を維持。株価は底入れ。

 09/2期は35%増収の1308億円、20%経常増益の370億円、当
期利益22%増の213億円、20期連続増収増益。ガソリン高や不況の影響
はあったが、新規4SCの稼動、既存4SCの増床・リニューアル、WAON
カードが寄与。既存SCのテナント売上高は▲0.7%。

 10/2期は、既存SCテナント売上高▲2%、新規2SC、既存6SCの
リニューアルを前提、前年稼動の4SCがフル寄与。セールス・プロモーショ
ン媒体とするスペースの活用、外部との提携によるイベント開催などで収益拡
大を図る。空床の解消や立地特性応じた集客策を実施。

 中期計画を策定、12/2期営業収益1650億円、経常利益430億円を
目標。今後3年間で国内7SC、中国2SCを開店。中国は北京、天津、山東
省を中心に今後5年間で最低5〜7SCを目標。さらに、ベトナムへの進出を
視野に市場調査を開始する。

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●イオンディライト(東1:9787 1431円 時価総額592億円)

旧ジャパンメンテナンス、06年にイオンテクノサービスを合併、現社名に。
商業施設やオフィスビル等の施設管理業界トップ。イオングループ依存度6割。
エイ・ジー・サービス、環境整備、ドゥサービスをM&A。

 09/2期は6%増収の1456億円、20%経常増益の98億円、当期利
益11%増の48.7億円と、最高益更新。グループ内外で大型商業施設など
新規物件を受注。施設管理、警備保安、清掃、建設施工がバランス良く成長。
清掃の収益性改善を推進。イオンディライト北京を設立。

 10/2期は、不況の深刻化に対し、営業体制を刷新、環境負荷低減やコス
ト削減などの提案力を活かした営業活動を強化。原価低減、人材育成にも注力、
滋賀県長浜にアカデミーを着工。下期にはグローバルIT企業、グループ外大
型商業施設の受注が内定。

 中国は北京、青島、華南のイオングループ店舗への展開を検討、3年後売上
高30〜50億円を目標。また、リノベーション本部を設置、環境負荷低減の
ビジネスモデル構築に注力。人時生産性指標の導入による業務の効率化、利益
率の改善も推進。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●ファーストリテイリング
(東1:9983 10340円 時価総額1兆968億円)

ベーシックカジュアルで国内トップ。第2Qは、グローバルブランド事業がマ
イナスだが、国内ユニクロ事業が牽引し二桁増収増益。第2Qが予想を上振れ
たことなどから、通期の売上高、営業利益の見通しを増額修正。リンク・セオ
リーHDは下期から連結、海外はアジアで出店を積極化、認知度も向上。

 09/8期第2Qは13%増収の3574億円、18%経常増益の631億
円、売上高、利益ともに予想を上回った。グローバルブランド事業は円高と欧
州の景気減速で71億円の減収となったが、国内ユニクロ事業が出店と独自商
品のヒットで429億円の増収。増収効果で増益。同既存店も+12.9%と
好調で、値下げロスが減少、経費負担率が低下。出店44店、退店20店で期
末837店、全体では純増16店で期末1974店。

 09/8期の通期計画を、売上高6270→6600億円、営業利益990
→1010億円に増額修正。国内ユニクロ事業の売上高を190億円、営業利
益を50億円増額した。同事業の第2Q上振れ分は売上高112億円、営業利
益48億円で、下期の利益寄与を見ていない。理由は、競合先の類似品投入、
値下げに対し柔軟に対応する必要性があると見ているため。

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