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2009/03/27

エース証券の週刊アナリストメモ

http://www.ace-sec.co.jp/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【NO.13】              『ウィークリー』2009/ 3/27

  ▲エース証券の週刊アナリストメモ

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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。

≪目次≫
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┃1.フォーカス:変化の兆しを見逃すな
┃2.アナリストメモ
┃3.商品のご案内
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┃【1】フォーカス:変化の兆しを見逃すな
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 ■□■ 変化の兆しを見逃すな ■□■

 株価底打ち観測が強まってきた。懸案であった米国の不良債権買取プログラ
ムの詳細が決まり、ノンバンクの破綻処理法制の概要も発表され、金融対策が
また一歩前進した。4月末には大手行のストレステスト(経済が更に悪化した
時、銀行が危機を乗り切るのに充分な資本と流動性を持っているかを評価)の
結果が判明し、必要に応じて資本支援策が実施される。また、米国以外の国で
も金融機関の資本充実が進められ、IMFも新興国に対する新たな融資プログ
ラムを策定するなど、深刻な危機に見舞われた世界の金融システムの安定化に
向けた歩みが実行段階に入る。

 一方、実体経済にも各国の景気対策の効果が少しづつ表れてきた。中国では
インフラ整備や消費刺激策に伴う需要が増加し、資源国や日本企業の一部にも
好影響がもたらされている。一方、米国でも住宅販売や新築着工など不振に喘
いでいた住宅市場に底打ちの兆しを示す指標が増えてきた。

 我国でも、昨年策定された「低炭素社会づくり行動計画」に沿った企業活動
が活発化している。業績悪の中でも、太陽光発電や燃料電池、様々な省エネ、
次世代自動車など世界の共通政策である環境分野の投資を推進する企業が増え
ている。革新が不況脱出の原動力というのは論を俟たない。

 株式市場は経済を映す鏡、今こそ、変化の兆しに敏感になる時と考える。例
えば、現在の自動車市場を見ると、ホンダか、トヨタかという視点がともすれ
ば先立つが、両社が競うことが本格的にハイブリッド車時代の幕を開けること
になるという大きな視野を持つことが重要だろう。

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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年 3月17日〜 3月23日)
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※株価は 3月24日終値。

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●クロスプラス(東2:3320 1100円 時価総額849億円)

量販店向け婦人服の製造卸トップ、専門店や通販、TVショッピングなど販路
を拡大。子会社3社で百貨店系と渋谷109系SPAを直営展開(09/1末
146店舗)。BPS2745円を大きく下回る。

 09/1期は1%減収の856億円、経常赤字13.7億円、当期損失11.
2億円だが、長期通貨オプション評価損26億円を除く実質経常利益は4%減
の12.3億円。昨秋以降、主力の量販店向け製造卸が急減。子会社が黒字化、
109系SPAが利益寄与。子会社の累損を特損処理。

 経常利益に与える通貨オプション評価損益の影響が大きいため、同契約を全
額解約。10/1期は解約益12億円(実現益5億円、評価益7億円)が確定。
量販店向け製造卸の減収を通販やTV向けOEM、SPAの増収でカバー。拠
点の再編や情報システムの稼動による経費削減に注力。

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●協和発酵キリン(東1:4151 851円 時価総額4905億円)

医薬、バイオ、ケミカル、フード部門からなる協和発酵とキリンHDの医薬子
会社キリンファーマが08年10月に統合して発足。この4月に、フード部門
を切り離し、キリンフードテックに統合する予定で、キリングループの再編が
進む。副作用が少なく、有効性の高い抗体医薬の開発に注力。

 抗体医薬は既に世界で1兆円に迫る市場を形成している。同社は抗体の働き
を飛躍的に高めるポテリジェント技術や、ヒトの体内にできる抗体を動物に作
らせる技術を有しているのが強み。また、米社から核酸医薬と呼ばれるRNA
に作用する創薬技術を導入するなど、従来型の低分子医薬品から先端医薬品へ
の展開に積極的。

 現在の主力品は、赤血球の産生を促進するEPO製剤で、主軸は、第一世代
のエスポーを改良したネスプ。適応対象を腎性貧血からガン性貧血に拡大中だ
が、競合や薬価の面で苦戦気味。

 抗体医薬は計9品目のシーズのうち、血液ガン薬KW0761と大腸ガン薬
KRN330が治験進行中であり、ポテリジェント技術を使った前者が201
2年以降に上市第1号となる見通し。

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●イオン(東1:8267 675円 時価総額5兆4030億円)

小売業最大手。3/18日に、プライベートブランド(以下、PB)、ナショ
ナルブランド(同、NB)商品の低価格戦略を発表。各カテゴリーの専門店と
同等の商品について、同等の価格を実現する方針。商品や仕入先の絞込み、物
流合理化、販売数量増などにより、利益額を確保する考え。

 3/18日に恒常的な値下げで価格訴求力を高め、競合他店に対する売場の
競争力を改善すると発表。価格の引き下げ率は、衣料品35%、食品20%、
住居余暇関連35%。PBの商品数、期日、展開店舗は「ベストプライスby
トップバリュー」が500品目、4/14日以降、全国約2000店(ジャス
コ、マックスバリュ等)、「トップバリュー」が1700品目、3/18日以
降、全国約2000店(同)。NBでは、3400品目、3/20日以降、全
国約1250店(同)。

 消耗戦をできるだけ回避しつつ、消費者からの支持を回復したい考え。値下
げ原資は、商品や仕入先の絞込み、物流合理化、販売数量増など。

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●カプコン(東1:9697 1734円 時価総額1168億円)

コンシューマ部門は大型タイトルのヒットで想定を大幅に超過、今期計画に対
する不安は大幅に後退。来期も中型タイトルで増収増益の方向性を確認。バリ
ュエーション判断を割安に引き上げ。

 「バイオハザード5」は420万本の出荷と計画325万本を大幅に超過。
内訳は、北米180万本、欧州165万本、日本(アジア含む)75万本。「
ストリートファイター4」も220万本と想定(120万本)を大幅に上回っ
た。今期は第4Q次第だったが、この大ヒットで期初計画は達成できる見通し。
来期は、タイトルの分散で第4Q偏重を回避し、増収増益を狙う。

 AM施設運営は、10月▲15%、11月▲5%、12月▲14%、1月▲
17%、2月▲18%と厳しい。客単価は下がっていないが、客数が激減。要
因は、出店の9割を占めるSCの来店客数減。ただ、賃料引き下げ交渉の結果、
第4Qは黒字確保の見込み。来期は若干の黒字を目指す。

 業務用機器は、他社アーケード機器のOEMが第4Qに入ったことで、ほぼ
計画通りと見ている。来期は大幅に減少する見通し。ビデオゲームは新作なし
の予定で、メダルゲームも一昨年の発煙事故の影響で数量が出ていないため、
赤字にはならない見込みだが、大幅減益を想定。

 パチスロは自社タイトル第1号の春麗が500台と想定の1/10に留まっ
たため大幅赤字。この要因は、マーケティング不足、開発費が初号機で嵩んだ
こと、代理店の営業活動不足と見ている。今期もう一機種投入予定だったが、
来期に延期。また、来期は5000台クラスの機種を3機種投入するほか、受
託開発の再開で黒字化する見込みだが、やや楽観的。モバイル事業は、来期に
逆転裁判の新作を投入し、大幅増益を見込んでいる。

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┃【3】商品のご案内
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