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渋谷からラテンアメリカ映画を発信!!

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2008/05/16

ラテン!ラテン!ラテン!

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 渋谷からラテンアメリカ映画を発信!
 Action メルマガ      2008.4,5月合併号

<ご無沙汰のお詫び、カンヌ映画祭のラテン特集だい!>

http://www.action-inc.co.jp/index.ja.html
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みなさま、大変、ご無沙汰しておりました。
「今夜、列車は走る」とともに、走り続けているvagabundaです。
まぐまぐ事務局から、「2ヶ月もメルマガを送っておらんがな」
というメールをいただき、慌てて、最新号を書いております。

お尻に火がつかないとやらない、という性格が治らず、
すみません。

東京、大阪では、メルマガ読者の方々にもお会いすることが
できて、とてもうれしかったです。

渋谷ユーロスペースでの上映は、本日5/16(金)で終了いたしました。
が、ここだけの話、東京での再上映日程をただ今、調整しております。
おそらく7月以降になるでしょうが、分かり次第、メルマガとブログで
お知らせいたしますので、お楽しみに〜&#9835;

現在、上映しているのは、
大阪・第七芸術劇場(お客様の入りで上映期間が決まります)
神戸・アートビレッジセンター(18日(日)で終了です)

そして・・・
名古屋シネマテーク(5/31-6/13)
岡山シネマクレール(6/7-21)
京都シネマ(6月下旬)
帯広・CINEとかち(6/28-7/12)
下高井戸シネマ(8/2-8)

と、まだまだ続きます。

さて、長い前置きはさておき、今回は昨日開幕したカンヌ映画祭特集。
「シティ・オブ・ゴッド」のメイレレス監督作品「ブラインドネス」が
オープニングってところから、なんだかワクワク。
ラテン系以外の監督もラテンアメリカをテーマに撮っていることも
あって、今年のカンヌはラテン色満開でっせ〜。

今回のお題
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
1.    コンペ部門のラテン系ラインナップ 
2.    「ある視点」部門にメキシコ若手監督作品 
3.    監督週間には、何と4本!批評家週間にも。                           
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1. コンペのラテン系ラインナップ
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さて、カンヌ映画祭、何といっても一番の注目はコンペティション。
公式部門の中でも、大御所から若手までがひしめきあうところ。
今年は、22本がノミネート。ラテン系の有名監督はメイレレスと
ウォルター・サレス(どっちもブラジルだがね)。

でも、スティーブン・ソダーバーグもベニチオ・デル・トロ主演で
ゲバラを描いた作品を出品。(間に合ったのね〜)
http://ameblo.jp/vagabunda/entry-10049240411.html
「CHE」というタイトルで「Guerrilla」と「The Argentine」を合わせて
4時間!これ、何とスペイン語らしいので注目の1本。

メイレレスの「ブラインドネス」は、日本人キャストもいるので、
(ガエル・ガルシア・ベルナルも出演!)
いろいろ取り上げられるでしょうから、ここでは、アルゼンチンの
監督2人に注目!

「La Mujer sin Cabeza」のルクレシア・マルテルと
「Leonera」のパブロ・トラペロ
http://ameblo.jp/vagabunda/entry-10090893712.html
(「Leonera」の予告編もあり&#8679;)

私としては「La Cienaga」や「Nina Santa」で良質な作品を
地道に撮っているルクレシアを応援したい気分。
パブロの「Munco Grua」に入り込めなかったこともあり・・・。
でも、今回、派手なのは「Leonera」。

何と、あのブラジル人イケメン俳優ロドリゴ・サントロ出演だし、
ワールドセールスは韓国の会社、と、とってもワールドワイド。
パブロは妻と2人で自ら製作会社を立ち上げて(Matanza Cine)
プロデューサーもやっているし、36歳の若さで、中々のやり手とみた。

さて、この2作品、何かの形で受賞はあるのか?!
2人とも初監督作品ではないので、「カメラドール」の枠外だし、
果たして審査員長のショーン・ペンは、この2作をどうみるのでしょ。
(受賞がない限り日本では、余り取り上げられないだろなあ)

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2. 「ある視点」部門にメキシコの若手監督作品
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2005年の「ある視点」部門でFIPRESCI賞を受賞、
東京国際映画祭でも上映された「Sangre」の監督、
アマット・エスカランテが、新作「Los Bastardos」で、
再び「ある視点」部門にノミネート。
この監督、スペイン生まれのグアナフアト育ち。
今回は珍しく名前が見つからないけど、カンヌ常連のメキシコ人監督、
カルロス・レイガダスの2作目「Batalla en el Cielo」の助監督も
つとめた1979年生まれの29歳。若いっ!!!!!

「Los Bastardos」の主人公は、ロサンゼルスに住む2人のメキシコ人
不法労働者、ファウストとヘスス。日雇い労働でその日暮らしだった
2人にある日、大きな仕事が飛び込んでくるが・・・。

「Sangre」では、カルロス・レイガダスもプロデューサーに
クレジットされていたが、今回は、彼の名前はなく、
監督自らプロデューサーとして立ち、アメリカとフランス資本を受けて、
前作の3倍規模の予算で撮ったようだ。

様々な映画祭で評価を受けた「SANGRE」とは色合いの違う作品で、
何か受賞はあるのだろうか?

折角なので、「SANGRE」の予告編なんぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=_v_Ei0Ryhj0

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3. 監督週間には、何と4本のラテンアメリカ映画
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

もう、こうなったら全部網羅してやる、カンヌ映画祭の
ラテン系!ということで、監督週間。

これはフランス映画監督協会(SRF)が独自に選考する作品群。
(公式コンペではないのですが、初監督作品はカメラドールの
対象)

今年は、長編22本、短編12本と特別上映4本。

22本の中に入っているラテンアメリカ映画は以下の通り。

「Acne」フェデリコ・ヴェイロ(Veiroj)(ウルグアイ)
「Liverpool」リサンドロ・アロンソ(アルゼンチン)
「Salamandra」パブロ・アグエロ(アルゼンチン)
「Tony Manero」パブロ・ラライン(チリ)

「Acne」のフェデリコ・ヴェイロ(いやあん、relojと同じ発音なら「ッ」を
入れたいところだけど。それとも「―」のほうが近いか)は、
「ウィスキー」でスクリプト・スーパーバイザーをしていた
モンテビデオ出身の31歳。

これが長編デビューなのでカメラドールの対象。
13歳の男の子が主人公の青春映画っぽい感じだけど、ウルグアイ、
アルゼンチン、メキシコ、スペインの共同製作。

「Liverpool」のリサンドロ・アロンソは、ブエノスアイレス出身の
32歳。デビュー作「La Libertad」で2001年のカンヌ映画祭
「ある視点」部門、2004年の「Los Muertos」、2006年の
「La Fantasma」が監督週間で上映され、これが4本目の作品。
この作品、アルゼンチンの最南端の町、ウシュアイアで撮影された
ってことで、ちょっと興味あります。孤独な船乗りが、母を探しに
故郷に戻るおはなし。

「Salamandra」のパブロ・アグエロは、パタゴニア出身の30歳。
これが長編デビュー作だけれど、これまでの短編は、すべて故郷である
パタゴニアのEl Bolsonで撮影されている。
15歳から撮り始め、2006年の「Primera Nieve」は、
カンヌ映画祭短編部門の審査員賞を受賞。

さて、最後は、「Tony Manero」のパブロ・ラライン。
1976年、チリ生まれ。

情報は少ないんですけれど、2006年のデビュー作
「Fuga」で、「Nine Queens」や「ステイト・オブ・ウォー」の
ガストン・パウルスを起用、チリでは商業公開もされていて、
わたくしとしては、この中で一番の注目株。

舞台は1978年のサンティアゴ。ピノチェト独裁政権下で・・
とくると、社会派?と思うかもしれないけど、そこは、チリ。
ひと筋縄では、いきません。
50代の男、ラウルは、あこがれのトニー・マネロになるために、
自らダンスチームを率いて、毎週土曜日だけは、アイドルに
なりきっていたが・・・。さて、トニー・マネロって?
そう、あの「サタデー・ナイトフィーバー」でジョン・トラボルタが
演じた役! つまり、ピノチェト政権下で、「ナイトフィーバー」!
で、トニー・マネロものまねコンテストに参加しようとして、
盗みを働き、反ピノチェト運動をしていたダンスチームの人々は、
秘密警察から狙われ・・・と厳しい背景の中にも笑いがありそうな
予感のする作品。

実は、もう1本スペイン映画もあるのですが、カタルーニャ語なので、
ラテンアメリカ中心にしました。あしからず。

いやあ、全部網羅することができませんでした。
なぜなら批評家週間にもあるのです、ラテンアメリカ映画。

その上、今年は、メキシコ・モレリア映画祭の受賞作品の
特別上映もあり。

2006年10月に行ったメキシコ・ドキュメンタリー映画祭
http://www.action-inc.co.jp/mexico
上映した「僕は・・」の監督、ルシア・ガッハの新作、
「Mi Vida Dentro」が上映されます。
昨年のグアダラハラ映画祭で監督に会い、映画も観ました。
かわいらしく華奢な女の子って感じなのに硬派!
詳しいお話は、また、次のメルマガにて。

長くなってしまいましたが、これで、カンヌ映画祭を
ラテンの視点から楽しんでいただければ、と。

次回は、そんなに時をあけないで頑張りたいと
思いますので、引き続き応援よろしくおねがいしまっす!

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最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
ご意見、ご感想は、magazine@action-inc.co.jp まで。

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