2007/01/15
ラテン!ラテン!ラテン!
☆*:;;;:*☆*:;;;:☆*:;;;:*☆*:;;;:☆*:;;;:*☆*:;;;: 渋谷からラテンアメリカ映画を発信! メルマガお年始号 2007. Vol.1 ☆*:;;;:*☆*:;;;:☆*:;;;:*☆*:;;;:☆*:;;;:*☆*:;;;: みなさま、あけましておめでとうございます。 今年は、ばっちり情報送って行きますよ〜? 今回は、目前に迫った「ゴールデン・グローブ賞」特集。 http://www.hfpa.org/goldenglobeawards/index.html (English Only) 発表は日本時間の明日16日。 う〜ん、それまでに間に合うか? 悲しいかな、純粋ラテンアメリカ映画(監督、キャスト、製作から 全部ラテンアメリカという作品)不在のため、焦点はラテン系ってことに なりますが、それでも、ないよりマシだ!! 他とはひと味ちがう、ゴールデン・グローブ賞の見方。 楽しんで下さいね〜。 1月のお題(ゴールデン・グローブ賞特集) ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ その1: 最多ノミネートは「バベル」 ―脚本ギジェルモ・アリアガの小説も映画化 サンダンス映画祭に出品だー その2: 外国語作品賞は誰の手に? その3: 「編集後記」 おまけ:ゴールデン・グローブ賞ノミネート一覧 ☆ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ その1:最多ノミネートは「バベル」 http://babel.gyao.jp/ 監督は言わずとしれたメキシコ人のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。 メキシコで「アモーレス・ペロス」を撮ったあと、すぐにハリウッドに行っちゃったのは、 アルフォンソ・キュアロンと同じですが、ヒットしたイニャリトゥ監督作品には、 いつもメキシコ人脚本家、ギジェルモ・アリアガがついているのです。 この2人のコンビは、「アモーレス・ペロス」「21グラム」と続いて3作目。 脚本のギジェルモ・アリアガは、トミー・リー・ジョーンズが監督した 「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」の脚本も担当。 小説家でもあり、自作の「El Bufalo de la Noche」(The Night Buffalo)は、 昨年、映画化され、今年のサンダンス映画祭に出品されます。 (「天国の口、終わりの楽園」のディエゴ・ルナくんも出ていますよ〜) http://festival.sundance.org/2007/ (English only) 監督賞、脚本賞のほか、助演女優賞に、メキシコのアドリアナ・バラサ (体重を15kg増やして演じたオバチャン役)と日本の菊池凛子の二人。 ヒット作には必ず名前が出るアルゼンチンの作曲家、グスタボ・サンタオラーヤ (「モーターサイクル・ダイアリーズ」「ブロークバックマウンテン」)が、作曲賞、 ブラッド・ピットが助演男優賞、そして最大の難関、作品賞と6部門にノミネート。 作品賞の下馬評は、スコセッシ監督の「ディパーテッド」に向いているらしく、 監督賞も、スコセッシか、イーストウッドとの声が高い。 せめて音楽賞と助演女優賞は、とってくれ、思っております。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx その2:外国語作品賞は誰の手に? まずは、ファンタジック・ホラー映画の王様、メキシコのギジェルモ・デル・トロ監督作品 「El Laberinto del Fauno」(パンズ・ラビリンス)。 主演は、スペイン出身のかわゆい女の子、イバナ・バケロ。 彼女は、昨年のゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)新人俳優部門で最優秀賞を受賞しました。 この作品は今年、秋、日本でも公開されるようです。 http://www.apple.com/trailers/picturehouse/panslabyrinth/trailer/ (予告編) そして、競うのは、あのメル・ギブソンが監督した「アポカリプト」。 なぜに外国語作品?と思いきや、言語が全編マヤ語。 マヤ文明の終焉を描いていると言っていますが、歴史よりは「生贄(いけにえ)」がテーマみたい。 残酷な映画だと言う評判ですが、予告編を見ても「う〜ん、これが古代マヤ族か?」と??? http://www.apple.com/trailers/touchstone/apocalypto/ (予告編) でも本命は、ここなのか? 再び女性を描き出したアルモドバル監督の「ボルベール・帰郷」。 ペネロペ・クルスも主演女優賞に名前があがっています。 日本では、6月公開予定。久々にカルメン・マウラ復活で、とても楽しみ!! http://www.sonyclassics.com/volver/ (予告編) xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx その3:編集後記 この時期、ゴールデン・グローブ賞に思わず注目してしまうのは、 これがアカデミー賞の前哨戦だというよりも、 ハリウッドの外国人記者協会というたった90人ぐらいの組織で、 運営している賞だからです。 アカデミー賞はアカデミー会員およそ6,000人が投票するので、 賞をとるためのプロモーションで、監督、俳優が全米を駆け回らなきゃならない。 ゴールデン・グローブ賞は、一応、批評家でもある記者たちが、 自分たちの威信をかけて選んでいる(はず)なので、 オスカーよりもこちらに目がいってしまうのです。 ああ、だが、しかし、ラテンアメリカ作品は、ここには中々出てきません。 でもでも、今、ここにノミネートされているラテン系の監督たちは、 (といっても全員メキシコ人ですが)、若手監督たちの製作にまわって、 チャンスをつくっております。 これから新たな才能が生まれてくるのも、時間の問題だと思われます。 でも、みんな、すぐハリウッドに行っちゃうのは、ちょっと残念。 今回のおまけは、ノミネート一覧だぜい!! xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 第64回ゴールデングローブ賞ノミネート一覧 作品賞(ドラマ部門) 『Babel/バベル』 『Bobby/ボビー』 『The Departed/ディパーテッド』 『Little Children/リトル・チルドレン』 『The Queen/クイーン』 作品賞(ミュージカル/コメディ部門) 『Borat/ボラット』 『The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔』 『Dreamgirls/ドリームガールズ』 『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』 『Thank You for Smoking/サンキュー・スモーキング』 監 督 賞 クリント・イーストウッド『Flags of Our Fathers』 クリント・イーストウッド『Letters from Iwo Jima』 スティーブン・フリアーズ『The Queen』 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『Babel』 マーティン・スコセッシ『The Departed』 主演男優賞(ドラマ部門) レオナルド・ディカプリオ『Blood Diamond』 レオナルド・ディカプリオ『The Departed』 ピーター・オトゥール『Venus』 ウィル・スミス『The Pursuit of Happyness』 フォレスト・ウィテカー『The Last King of Scotland』 主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門) サシャ・バロン・コーエン『Borat』 ジョニー・デップ『Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest』 アーロン・エッカート『Thank You for Smoking』 キウェテル・イジョフォー『Kinky Boots』 ウィル・フェレル『Stranger Than Fiction』 主演女優賞(ドラマ部門) ペネロペ・クルス『Volver』 ジュディ・デンチ『Notes on a Scandal』 マギー・ギレンホール『Sherrybaby』 ヘレン・ミレン『The Queen』 ケイト・ウィンスレット『Little Children』 主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門) アネット・ベニング『Running with Scissors』 トニ・コレット『Little Miss Sunshine』 ビヨンセ・ノウルズ『Dreamgirls』 メリル・ストリープ『The Devil Wears Prada』 レニー・ゼルウィガー『Miss Potter』 助演男優賞 ベン・アフレック『Hollywoodland』 エディ・マーフィ『Dreamgirls』 ジャック・ニコルソン『The Departed』 ブラッド・ピット『Babel』 マーク・ウォルバーグ『The Departed』 助演女優賞 アドリアナ・バラサ『Babel』 ケイト・ブランシェット『Notes on a Scandal』 エミリー・ブラント『The Devil Wears Prada』 ジェニファー・ハドソン『Dreamgirls』 菊地凛子『Babel』 外国語作品賞 『Apocalypto/アポカリプト』(アメリカ) 『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』(アメリカ) 『The Lives of Others』(ドイツ) 『Pan's Labyrinth/パンズ・ラビリンス』(メキシコ) 『Volver/ボルベール』(スペイン)



