2008/11/27
リーダーに問われるのは「タカの目」 【原田武夫の教育投資通信】11月28日・第40号
■■■■■■■■◎元外交官・原田武夫の教育投資通信◎■■■■■■■■■ 〜大切なお子さんのために「投資としての教育」を考えるメールマガジン〜 ―――――――――――(2008年11月28日・リニューアル第40号)―――――――――― (目次) 《リーダーに問われるのは「タカの目」》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ (PR) 「IISIAプレップ・スクール」のイメージ動画を作成しました。 ぜひご覧ください。 http://www.haradatakeo.com/social/index.html ===▼“文字で読む” 『IISIA歴史叢書』シリーズ(pdf版)大好評発売中▼=== “原田武夫ならではの歴史研究の今を知りたい” ――そんな皆様の声から始まった「IISIA歴史叢書」シリーズ。 歴史を覗きこんでこそ、見えてくる「いま」と「これから」がある―。 第1巻: 「反外資の系譜〜明治維新より日仏銀行に至る顛末〜」 第2巻: 「続・反外資の系譜 〜イランから石油を獲ってきた男・出光佐三とその遠景〜」 第3巻: 「電力外債という絆 〜なぜGHQは『電力の鬼』松永安佐エ門に負けたのか〜」 ●販売価格: 各1,000円(税込) ▼お申込みは今すぐこちらから! ⇒⇒ http://www.haradatakeo.com/personal/kikaku_history.html =================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (本文) ★☆★ リーダーに問われるのは「タカの目」 ★☆★ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 2008年4月に本格化したIISIAの社会貢献事業。 大手メディアが衰退する一方、インターネットの普及により 私たちを取り巻く情報の量は爆発的に増加しました。 そのために却って「今」が見えない、「これから」が読めない―― こうした状況を打開するための能力が「情報リテラシー」です。 日本人の「情報リテラシー」を底上げしたい。 この強い想いから、IISIAはその教育の場を設立。 これからの日本を背負うすべての人々のための “無償”「情報リテラシー教育」の場。 それが、 □「IISIAプレップ・スクール」(学生対象) ⇒ http://www.haradatakeo.com/social/prepschool.html ■「IISIAスキルアップ・スクール」(社会人対象) ⇒ http://www.haradatakeo.com/social/skillupschool.html です。 大好評のうちに幕を閉じた第1期に続き、 11月から第2期を開講。 今回は、11月21日に行われた 「IISIAプレップ・スクール」の第1回授業の様子をご報告します。 ● 「IISIAプレップ・スクール」で掴み取りたいもの 11月21日。 第2期「IISIAプレップ・スクール」初日です。 第1期とは大幅に入れ替わったメンバーたちが、 多少緊張しながら会場のIISIAセミナー・ルームに入ってきます。 学生たちの傍らには指定教科書の『アメリカの論理』(原田武夫著、ブックマン社)。 ぴかぴかの新品、既に相当数の付箋や折り目がついたもの、 カバーを外してあるものなど、様々です。 初回ということもあり、学生同士の会話はまだそれほど 弾んでいないようです。 しかし、第1期「IISIAプレップ・スクール」を思い返すならば、 授業開始前の時間にセミナー・ルームが明るい声で満ちるのも 遠いことではないでしょう。 19時。 講師であるIISIA CEO・原田武夫が登壇。 半年にわたって「情報リテラシー」習得を目指す授業が いよいよ始まるのです。 第1回目の顔合わせということで、まずは学生たちの自己紹介。 現在取り組んでいること、大学での専攻、将来の夢、 そして今回この「IISIAプレップ・スクール」を受講しようと思った理由など、 それぞれが個性豊かに発表。 学生たちの多くが照れることなく、 自分の将来像を堂々と語っていたのが印象的でした。 「経済・金融方面に進みたいと思っているが、学校の授業では飽き足りない」 「現在大学で専攻している分野とは直接関係はないが、 社会に出る前に是非『情報リテラシー』を身につけたい」 「難しそうで少し不安だが、なんとかついていけるように頑張りたい」…… 動機や意気込みは様々です。 今回の受講生を選考する過程で、 「IISIAプレップ・スクール」の授業と課題のハードさについては 既に伝えてあります。 それでも、この「プレップ」受講を通じて、自分の未来にとって 大きな何かを掴み取りたい――。 そんな志の高い学生たちが集まりました。 ●学校が答えてくれない疑問たち その後、IISIA CEO・原田武夫は第1期同様、問答形式で 授業を進めていきます。 「この前、米国の新しい大統領が決まったよね? 彼は選挙戦の間、何を繰り返し唱えていた?」 声を揃えて「CHANGE(変革)」と答える学生たち。 一般常識なら、ここまでです。しかし―― 「オバマは、何をCHANGEしようとしているのかな? そもそも、なぜ世界は変わらなければならないのだろうか? 変わる必要があるんだろうか?」 先ほどとはうって変って、押し黙ってしまう学生たち。 それでも何人かの学生がなんとか答えようとします。 ・米国の一極支配は良くない、国際協調が重要だ。 ・米国経済、とりわけドルが弱くなっているのだから 米国の経済覇権はもう時代に合わない。 ・欧州やアジア、BRICs、さらにはG20の新興国に 世界の実質的な意思決定権を分散していくべきだ。 …… 一見もっともらしい意見が挙がりました。 いわゆる面接試験なら、ここまでです。しかし―― 「国際協調って本当にできてるのかな? こないだの金融サミットでも結局何も決まらなかったのでは?」 「ドルが弱くなって、基軸通貨でなくなってしまうと 米国の覇権は本当に終わりなのかな? そもそも覇権を保つ方法はそれだけなのかな?」 「BRICsやG20は、どうして豊かになったのかな?」 学生たちの答えの一つひとつに、さらに畳みかけられて行く質問。 初めは自信をもって答えていた学生も、「なぜ?」「本当に?」と 繰り返し質問されていくと、たちまち言葉をなくしてしまいます。 「学校でこう習ったから」では説明しきれない、これらの疑問。 こうした疑問を通じて、「情報リテラシー」を身につけることが いかに大切であるかということを実感しているようでした。 ●リーダーに問われるのは「タカの目」 授業冒頭のいささか手厳しい「洗礼」に戸惑った様子の学生たち。 そんな彼ら彼女らを前に、IISIA CEO・原田武夫はこう続けます。 「こういう疑問の一つひとつにしっかり答えるためには、何が必要だろうか。 もちろん、色々なことを知らなければならない。 学校で教えてくれなくても、社会に出れば常識になっていることは たくさんある。 そして大抵、重要なことほどそうなっている。 だから、知識を身につけていく過程は不可欠だ。 けれども、それは時事マニアになれ、ということとは違う。 細かい知識は分野ごとにいくらでもあるが、ではそれを知っている 「専門家」たちが現実をいつも把握できているかといえば、そうではない。 今回の金融危機が良い例で、「専門家」たちの言うことは それぞれ食い違っているし、そもそも金融危機が起きる前は まるで逆のことを言っていた人もいる。 また、素人にはわからないテクニカル・タームや、どういう意味が あるのかよくわからない数字を振り回して煙に巻く人もいる。 そんなことのための知識よりも、はるかに大事なことがある。 大事なことは、ざっくりと考え、答えられることだ。 君たちのようにリーダーを目指す人々に最も必要なのは、 「要するに何が問題なのか」と訊かれたときに、 一言で核心を衝いた答えを出せる能力なんだ。 全体を見るための「タカの目」を身に付けることが 「情報リテラシー」の最初の一歩だと言えるだろう。」 リーダーに必要なものとは、全体を見る「タカの目」。 この視点こそ、半年を通じて第1期「プレップ」の学生たちが 学び、そして今また第2期の彼らが学んでいくことなのです……。 明日の日本のリーダーたちを育てるIISIAの社会貢献事業は、 「原田武夫ゲマインシャフト」会員の皆様のサポートによって 運営されています。 日本を、世界を、知的関心と参加意識をもって変えていく―― このソーシャル・ムーブメントに一人でも多くの方よりご賛同を いただきたく思います。 ぜひ↓↓↓こちら↓↓↓をご覧ください! http://www.haradatakeo.com/club/index.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 以上、11/21に開講いたしました、 「IISIAプレップ・スクール」第1講についてのご報告でした。 第1回授業だっただけに、IISIA CEO・原田武夫の質問に 大いに戸惑った学生たち。 しかしそれでもなんとか懸命に答えようとする学生たちの姿が 実に初々しく感じられました。 そんな彼ら彼女らも、半年後には実に強かな 答えを返すようになっているはずです。 学生たちの成長が、今から楽しみです。 次回の「IISIAプレップ・スクール」は12月26日開催。 第2回授業についても本メールマガジンでご報告します。 ぜひご期待ください。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 【編集・お問合わせ先】 (株)原田武夫国際戦略情報研究所(http://www.haradatakeo.com ) 【発行システム】 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 【発行開始・解除はこちらから】 http://www.mag2.com/m/0000217151.html
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