2009/11/25
FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント vol.147
□■――――――――――――――――――――――――――――――――― ■ FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント (2009.11.24 第147号) http://fpoasis.jp/ 毎週火・金曜日発行 ―――――――――――――――――――――――――――――――――□■ ※当メルマガは、お読みいただいてる皆様が、 世の中に出回る様々な情報に振り回されず、 心豊かで幸せな生活を実現していただくために発行しております。 原則として、 火曜日は、お金や金融商品に関する知識や 金融市場や経済指標に関する話、 金曜日には、お金に関する心のあり方や捉え方、 考え方などを「18のポイント」として配信しています。 時々、週1回の発行になることもありますが、 細かいことを気にせず、ゆるりとした気分でお読み頂ければ幸いです。 ちなみに、今はほぼ週1回ペースの配信になってます。 ▼栗本大介のプロフィール http://fpoasis.jp/modules/pico0/index.php?content_id=5 ▼オールアバウトに登録しております http://profile.allabout.co.jp/fs/kurimoto-daisuke/ ----------------------------------- みなさん、こんにちは。 ずいぶん寒くなってきましたね。 インフルエンザも相変わらず流行しているようで、 私の子どもが通う学校でも、 学級閉鎖になるクラスが目立つようになってます。 くれぐれも体調にはお気をつけください。 さて、かなり直前のご案内になりますが、 12月2日(水)に、私が関わっているFPのチームで、 セミナーを行います。 テーマは「憧れの移住、夢はそんなに甘くない!」 というもの。 2年ほど前から、 私にとってFPの大先輩である、 生活経済ジャーナリストの「いちのせかつみ」さんと一緒に、 色々な取り組みをしているのですが、 その一つが、退職後の生活(いわゆるセカンドライフ)に関する 情報提供やアドバイスをすることです。 今回は、その一環として、 沖縄から講師の方をお呼びし、 移住の実態や、成功する人、失敗する人のポイントなどを お話いただきます。 会場は大阪商工会議所で、 19時から20時半の時間帯となります。 参加費は3,000円。 ご興味のある方は、 このメルマガに返信していただくか、 community@fpoasis.jp まで、直接メールをいただければ、 詳細のご案内を、私から直接お送りいたします。 今週号からお読み頂いた皆様、 ご登録頂きましてありがとうございます! お時間があるときにバックナンバーにも目を通してみてください。 ▼バックナンバーはこちらから http://blog.mag2.com/m/log/0000216963/ --------------------------------------------------------------------- ●INDEX ~今回の内容~ │ ├→ 1.【今週の話題】「保険金を年金形式で受取るとオトクなのか?その1」 ├→ 2.コラムの更新情報 ├→ 3.先週の相場状況について └→ 4.あとがき ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.1 》━ ■ 【今週の話題】「保険金を年金形式で受取るとオトクなのか?その1」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私がお受けする個別相談の項目は、 資産運用、保険、相続、住宅ローンなどが多いのですが、 最近の保険相談の中で、 「年金形式で受取る死亡保険は有利なのか?」 というご質問を立て続けにいただきました。 ●「年金形式で受取る死亡保険」とは? 生命保険に加入する目的には、 大きく分けて「死亡保障、入院(または介護)などの保障、貯蓄」 の3つがあるかと思います。 っていうか、基本的に、生命保険商品の役割はこの3つです。 その中でも「生命保険特有の役割」といえるのは、 やはり「死亡保障」でしょう。 これは、 「私が死んだ場合にまとまったお金を遺してあげたい」 という思いがあるからこそ加入するものですよね。 それが「1000万円」なのか「3000万円」なのか、 はたまた「1億円」なのかは、 その方の状況によって違いますが、 いずれにしても、 実際に保険に加入している方(被保険者)が「死亡」すると、 契約している保険金が受取人に支払われます。 この金額が、例えば3000万円とお考えください。 確かに、 今後の生活や子どもの教育費などに必要なお金ではありますが、 「今」すべてを使うわけではなく、 「今後何年間(あるいは何十年間)にわたって使うもの」ですよね? となると、 一時金として3000万円をまとめて受取るより、 必要に応じて、毎年300万円ずつ10年間に分割して受け取った方が、 都合がいいかもしれません。 だって、一時金で3000万円を受取った場合、 今使う必要がない金額については、管理する必要が出てきますもんね。 もちろん、ちゃんと管理できる人には大きな問題はないでしょうが、 もしかしたら、今までに管理したことがない大きな金額のため、 精神的にストレスを感じてしまうかもしれません。 実際、多額の保険金を受取られた方は、 「このお金をどうしておいたらいいの?」 「金融機関からいろんな金融商品を勧められるけど、 何がいいのかよくわからない・・」 「とはいえ、定期預金などにほっとくのはどうかと思う・・」 などのように、 お金の管理に悩まれるケースは少なくないんですよ。 そこで検討に値するのが、 「保険金を一時金ではなく分割で受取る、年金形式の死亡保険」 だというわけです。 「3000万を一時に」受取るのではなく、 例えば「300万円ずつ10年に分けて」受け取るようにしますので、 たちまち多額のお金の管理に頭を悩ますことがなくなります。 保険会社によっては、 「毎月一定額ずつ」受取れる商品もあります。 「300万円を一年に1回」ではなく、 「25万円を毎月1回」という受け取り方です。 こうすると、 亡くなった方からのメッセージのように思えなくもないですから、 そういう意味でもいいのかもしれませんね。 では、この2つ、 「一時金で受取る保険」と「年金形式で受取る保険」は、 どちらがオトクなんでしょうか? これ、結論から言いますと、 「どっちがオトクかを、一概に判断することはできない」 ということになります。 ざっくりとそれぞれのメリットデメリットをあげますと、 ●一時金での受取り ・最初にまとまった金額を受取れるから、安心感が大きいけど、 そのお金を管理していかなくてはならない。 ・受取ったお金を運用することで、利息などの収入が見込める 当然、運用に失敗すると、お金が減ってしまう可能性もあります。 ・一般的には「受取った保険金が相続税の課税対象」となりますが、 非課税枠や基礎控除という、税金のかからない金額の範囲があるので、 実際には税金がかからないケースが多い。 ・受取った後、その保険会社が破綻してもまったく影響がない。 ●年金形式での受取り ・毎年(あるいは毎月)定期的に保険金が支払われるので、 生活の不安を感じず、しかも多額のお金を管理する必要がない。 ・将来受取るべき保険金は、保険会社の所定の利息がつくので 銀行預金などよりは有利に運用できていることが多い。 ・年金形式で受取る保険金は、受取る年の「所得」となるので、 受取人の所得水準によっては、毎年の所得税、住民税負担が大きくなる。 逆に、所得水準が低ければ、ほとんど税金はかかりません。 ・受け取っている最中に、その保険会社が破綻した場合、 その後の受取額が減額されるなどの影響がでる可能性がある。 まあ、こんな感じですかねえ。 ちなみに、 「一時金で3000万円を受取る」場合と 「年金形式で、毎年300万円を10年間受取る」場合では、 「受取る総額」は同じ3000万円となりますが、 この場合の保険料(掛金)は、 「年金形式で受取る保険」の方が、随分と安いです。 長くなってきましたから、 続きは次回ということで。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.2 》━━ ■ コラムの更新情報 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回からは、以下のコラムを書いております。 ▼11月24日のコラム「ワインを飲みながらのセミナー」 http://fpoasis.jp/modules/wordpress/index.php?p=187 不動産に関しては、 「賃貸がいい」とか「持ち家がいい」とか、 「戸建がいい」とか「マンションがいい」とか、 「今が買い時なのかどうか」とか、 様々な考え方やご意見があるかと思うんですが、 「どれがいいのか?」という正解を出すのではなく、 「考え方の基本」をしっかり身につけることが大事ですよね。 このあたりに関する話をしてきたわけですが、 タイトルどおり、ワインレストランを貸切にして、 ボジョレーヌーボーを飲みながらという、 私自身、初めての経験をしてきました。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.3 》━━ ■ 先週からの相場状況について ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●前回からの株価と為替の動き(09年11月13日 ⇒ 09年11月20日) 日経平均株価 9,770円31銭 ⇒ 9,497円68銭(-2.79%) TOPIX 866.80 ⇒ 838.71(-3.24%) 米国ダウ平均株価 10270.47ドル ⇒ 10318.16ドル(+0.46%) 中国上海総合指数 3187.647 ⇒ 3308.346(+3.79%) 円ドル相場 89円67銭 ⇒ 89円01銭(0.74%の円高) 円ユーロ相場 133円78銭 ⇒ 132円28銭(1.12%の円高) 円ポンド相場 149円66銭 ⇒ 146円96銭(1.80%の円高) 円豪ドル相場 83円75銭 ⇒ 81円52銭(2.66%の円安) 金価格(NY市場) 1116.1ドル ⇒ 1146.4ドル(+2.71%) 原油(NY市場) 76.35ドル ⇒ 76.72ドル(+0.48%) 長期金利(10年国債) 1.330% ⇒ 1.310% 相変わらず日本市場だけが「一人負け」状態です。 でも円高・・・。 円高、ということは「円が買われている」ということで、 ようするに日本にお金が集まっていることを意味します。 本来、日本にお金が集まっているということは、 「日本を魅力ある投資先と見ている」と考えられるはずなんですけど、 現状はまったく逆で、 日本は海外の投資家から見放されている様子。 となると、考えられる理由は、 「円高が発生しているのではなく、 ドル安が起こっていることで、相対的に円高になっている」 ということなんでしょう。 マラソンしていて、 自分自身のペースは落ちているのに、 前を走る選手が、もっと大きくペースを落としたので、 結果的に自分が前に出た。 みたいな感じですか・・。 なんだか寂しい話ですねえ。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.4 》━━ ■ 今週のひとこと ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この連休は、2つの講義をしてきました。 1つは「オリックス不動産」が主催のセミナーで、 「知って得するマンション購入術」というもの。 内容の概略はコラムにまとめましたので、 ご興味のある方はそちらをご覧ください。 今回は、 「ワインレストランを借り切ってのセミナー」で、 私自身、いつもとは全然違った雰囲気を楽しめました。 多少、飲み過ぎた方もおられたので、 スタッフの方が大変だったようですが・・(苦笑) もう1つは大学内の講義で「財務分析」に関するもの。 これは、証券外務員2種の資格を目指す講義の1コマなのですが、 カリキュラムにかなりのゆとりがあったため、 実際の企業の決算書を見ながら、 会社経営に関する事例を色々お伝えしてきました。 試験に受かることはもちろん大事なんですが、 それ以上に、勉強した内容に興味を持って欲しいですからね。 --------------------------------------------------------------------- 第147号は以上になります。 最後までお読みいただきありがとうございました~。 栗本大介 私の詳しいプロフィールはホームページをご覧下さい。 ▼FP OASIS COMMUNITY http://fpoasis.jp/ ----------------------------------------------------------------------- ======================================================================= 本メールの内容の複製・転載、および本メールの転送を禁じます。 著作権は有限会社エフピーオアシス 栗本大介に帰属します。 ●発行者:栗本大介 [http://fpoasis.jp/] 日本FP協会認定CFP、1級FP技能士 【FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント】(マガジンID:0000216963) 発行システム『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000216963.html =======================================================================


