2009/12/02
FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント vol.148
□■――――――――――――――――――――――――――――――――― ■ FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント (2009.12.1 第148号) http://fpoasis.jp/ 毎週火・金曜日発行 ―――――――――――――――――――――――――――――――――□■ ※当メルマガは、お読みいただいてる皆様が、 世の中に出回る様々な情報に振り回されず、 心豊かで幸せな生活を実現していただくために発行しております。 原則として、 火曜日は、お金や金融商品に関する知識や 金融市場や経済指標に関する話、 金曜日には、お金に関する心のあり方や捉え方、 考え方などを「18のポイント」として配信しています。 時々、週1回の発行になることもありますが、 細かいことを気にせず、ゆるりとした気分でお読み頂ければ幸いです。 ちなみに、今はほぼ週1回ペースの配信になってます。 ▼栗本大介のプロフィール http://fpoasis.jp/modules/pico0/index.php?content_id=5 ▼オールアバウトに登録しております http://profile.allabout.co.jp/fs/kurimoto-daisuke/ ----------------------------------- みなさん、こんにちは。 12月になっちゃいました・・。 時の流れはいつの時代も変わらないはずですが、 自分の中の感覚ってその時々で全然違いますよね。 今年はいつもに増して速かった気がします。 聞くところによりますと、 10歳の子の1年間は「人生の10分の1」ですが、 40歳の人の1年間は「人生の40分の1」のために、 「同じ1年でも4倍速く感じる」そうです。 これも一種の「相対性理論」なんでしょうかね? この話、 俳優の田辺誠一さんが、 Twitterでつぶやいておられたのですが、 田辺誠一さんのつぶやきは面白いです。 http://twitter.com/tanabe1969 こういう、著名な方が、 日常的にふとつぶやいたことを垣間見れるのが、 Twitterの魅力の1つですね。 ちなみに、私は http://twitter.com/suke2001 で、つぶやいておりますので、 Twitterを始められた際には、是非登録してくださいませ。 でも、Twitterの登録者って、約200万人なんですよね。 ということは、人口が1億2千万人として約1.6%。 このメルマガをお読みいただいている中に お二人おられればいいほうなのかな・・(苦笑) 今週号からお読み頂いた皆様、 ご登録頂きましてありがとうございます! お時間があるときにバックナンバーにも目を通してみてください。 ▼バックナンバーはこちらから http://blog.mag2.com/m/log/0000216963/ --------------------------------------------------------------------- ●INDEX ~今回の内容~ │ ├→ 1.【今週の話題】「保険金を年金形式で受取るとオトクなのか?その2」 ├→ 2.コラムの更新情報 ├→ 3.先週の相場状況について └→ 4.あとがき ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.1 》━ ■ 【今週の話題】「保険金を年金形式で受取るとオトクなのか?その2」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回から、 「年金形式で受取る死亡保険は有利なのか?」 というご質問に対するお話をしております。 ●まずはちょっとおさらいを。 「年金形式で受取る死亡保険」というのは、 例えば「総額3000万円の死亡保障」をつけている場合に、 「3000万を一時に」受取るのではなく、 「300万円ずつ10年に分けて」受け取るようにするものです。 「一時金で受取る保険」と「年金形式で受取る保険」は、 「どっちがオトクかを、一概に判断することはできない」 のですが、 ざっくりとそれぞれのメリットデメリットをあげますと、 ●一時金での受取り ・最初にまとまった金額を受取れるから、安心感が大きいけど、 そのお金を管理していかなくてはならない。 ・受取ったお金を運用することで、利息などの収入が見込める 当然、運用に失敗すると、お金が減ってしまう可能性もあります。 ・一般的には「受取った保険金が相続税の課税対象」となりますが、 非課税枠や基礎控除という、税金のかからない金額の範囲があるので、 実際には税金がかからないケースが多い。 ・受取った後、その保険会社が破綻してもまったく影響がない。 ●年金形式での受取り ・毎年(あるいは毎月)定期的に保険金が支払われるので、 生活の不安を感じず、しかも多額のお金を管理する必要がない。 ・将来受取るべき保険金は、保険会社の所定の利息がつくので 銀行預金などよりは有利に運用できていることが多い。 ・年金形式で受取る保険金は、受取る年の「所得」となるので、 受取人の所得水準によっては、毎年の所得税、住民税負担が大きくなる。 逆に、所得水準が低ければ、ほとんど税金はかかりません。 ・受け取っている最中に、その保険会社が破綻した場合、 その後の受取額が減額されるなどの影響がでる可能性がある。 ということでした。 その上で、 「一時金で3000万円を受取る」場合と 「年金形式で、毎年300万円を10年間受取る」場合では、 「受取る総額」は同じ3000万円となりますが、 この場合の保険料(掛金)は、 「年金形式で受取る保険」の方が、随分と安いです。 という話題を振ったところまでが前回のお話。 じゃあ、 「掛金が安いなら年金形式で受取る保険の方が有利」 なのでしょうか? これ実は、そう単純な話ではないんですよね。 というのも、 税金や国民健康保険の問題が出てくるからなんですよ。 ●生命保険金は課税対象 原則として、 受取った生命保険金は税金の対象(=課税対象)となります。 ただし、 「じゃあ税金いくら?」って簡単に決まるわけではなく、 契約者、被保険者、保険金受取人 の3者が誰なのかによって、 「所得税」「贈与税」「相続税」の どの税金がかかるのかが変わってきます。 一方で、入院した際の給付金などのように、 基本的に非課税のものもあります。 そのあたりの話は今回は触れませんが、 「年金形式で受取る保険金」を見ますと、 「雑所得」として所得税・住民税の課税対象になるわけです。 契約者と被保険者が同じ人である場合の死亡保険金は、 相続税の課税対象となりますが、 その保険金を 法定相続人である家族が受取った場合、 「500万円×法定相続人数」までは非課税ですし、 たとえこれを超えたとしても、 そもそも相続税には「基礎控除」とよばれる、 「ここまでは、税金がかかりませんよ」という範囲があり、 財産全体(いわゆる「遺産総額」)の金額が、 「5000万円+1000万円×法定相続人数」までであれば、 相続税は課税されません。 実際に、亡くなる方のうち、 相続税の課税対象となるのは5%弱ですから、 多くの方は、保険金も含め、相続税は非課税なわけです。 「一時金」で受取る生命保険であれば、 これで全てが終了します。 一方「年金形式」で受取る生命保険の場合、 「毎年300万円受取る」のであれば、 この300万円が、受け取る人の「毎年の収入」となります。 実際に課税対象となる「所得」は、 「収入-経費」で計算されますが、 この場合の「経費」は、 亡くなるまでに支払った生命保険の掛金なので、 それほど大きな金額にはなりません。 で、結果として、 毎年、税金の課税対象となる可能性が高いわけです。 この際の税率などは、 受け取る人の「保険金以外の収入」がどの程度あるかによって 変わってきますから、一概にはいえませんが。 さらに、収入が増えるということは、 健康保険などの算定の基準が上がるということになり、 その結果、健康保険料までもが上がる可能性があります。 ただし、 勤務先を通じて加入する「健康保険」の方の保険料は、 基本的に、その勤務先からのお給料(標準報酬)によって 決まってきますから、 お給料以外の収入(この場合の保険金)が増えても、 保険料が変わることはありません。 一方、個人で加入する「国民健康保険」では、 前年の所得を基に保険料が計算されますから、 所得が上がることで、保険料の増加が考えられます。 そう、つまり、 「保険としての損得」だけではなく、 「税金や健康保険料などを含めたトータルでの損得」 で、考えていかなければいけないわけです。 ちなみに「一時金で受け取る保険」でも、 実際に保険金を請求する際に 「年金形式で分割して受け取る」 ことを選択できるケースは多いですから、 話はさらに複雑になってきます。 まあ、そもそも保険を 「損得」で考えるのはどうかと思いますし、 あまり細かいことを気にしすぎるのもよくないと思いますが、 事前に知っておきたい知識ではありますよね。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.2 》━━ ■ コラムの更新情報 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回からは、再びコラムの更新ができておりませぬ。 ただ、この前にも少しお伝えしたとおり、 「毎日の更新」を4年近く続けている個人的なブログと 統合する予定をしていますから、 ある日突然 「ほぼ毎日の更新」 に切り替わる可能性があります。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.3 》━━ ■ 先週からの相場状況について ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●前回からの株価と為替の動き(09年11月20日 ⇒ 09年11月27日) 日経平均株価 9,497円68銭 ⇒ 9,081円52銭(株安) TOPIX 838.71 ⇒ 811.01(株安) 米国ダウ平均株価 10318.16ドル ⇒ 10309.92ドル(株安) 中国上海総合指数 3308.346 ⇒ 3096.265(株安) 円ドル相場 89円01銭 ⇒ 86円59銭(円高) 円ユーロ相場 132円28銭 ⇒ 129円61銭(円高) 円ポンド相場 146円96銭 ⇒ 142円52銭(円高) 円豪ドル相場 81円52銭 ⇒ 78円55銭(円高) 金価格(NY市場) 1146.4ドル ⇒ 1174.2ドル(値上がり) 原油(NY市場) 76.72ドル ⇒ 76.05ドル(値下がり) 長期金利(10年国債) 1.310% ⇒ 1.245% ※上昇率や下落率の「%」表示をやめてみました。 単に執筆時間の短縮を図っただけですが・・(苦笑) 先週末の円高進行はすさまじかったですね。 まさに「悪夢再来」の様相を呈していたのではないでしょうか? 今回のきっかけは「ドバイショック」 それにしてもまあ、 次から次へといろんな「ショック」が発生しますよね。 サブプライムローンの時と同じように、 今回のドバイショックでも、 「どこに、どんな影響が出るのかはっきりしない」 という面があり、疑心暗鬼になった資金が、 世界最大の債権国である日本に向かい、 全ての通貨に対して円高が加速したという側面があるようです。 なので、落ち着きを取り戻したら、 またある程度の水準までは戻るでしょうが、 こういうとき、 「資金を目一杯使って」投資(投機?)している人は、 この一瞬の円高や株安に耐えることができず、 一番悪い時(損が膨らんでいる時)に 「強制撤退」となってしまいます。 「投資は余裕資金で」とは、 よく言われる言葉ですが、 改めてしっかり意識しておきたいものですね。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.4 》━━ ■ 今週のひとこと ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 先週の日曜日、 フリーアナウンサーの生島ヒロシさんが、 講演で大津に来られました。 テレビなどでお馴染みの生島ヒロシさんが、 ファイナンシャルプランナーの資格をお持ちであることは、 よく知られていますが(かな?) 実は私と同じ、 「金融知力インストラクター」としても活躍されておられます。 ▼金融知力普及協会 http://www.fl-ken.com/ その関係で、 2年ほど前に大阪のセミナーでご一緒したことがありましたので、 今回も楽屋にお邪魔してご挨拶したところ、 どうにか覚えていただいていたようです。 出発までの短い時間ではありましたが、 色々とお話をうかがうことができました。 「滋賀県のFPといえば栗本」 という存在になれることを目指して、 これからも積極的な活動を続けていきたいと思います! --------------------------------------------------------------------- 第148号は以上になります。 最後までお読みいただきありがとうございました~。 栗本大介 私の詳しいプロフィールはホームページをご覧下さい。 ▼FP OASIS COMMUNITY http://fpoasis.jp/ ----------------------------------------------------------------------- ======================================================================= 本メールの内容の複製・転載、および本メールの転送を禁じます。 著作権は有限会社エフピーオアシス 栗本大介に帰属します。 ●発行者:栗本大介 [http://fpoasis.jp/] 日本FP協会認定CFP、1級FP技能士 【FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント】(マガジンID:0000216963) 発行システム『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000216963.html =======================================================================


