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2009/06/23

FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント vol.127

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■  FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント (2009.6.23 第127号)
http://fpoasis.jp/              毎週火・金曜日発行
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※当メルマガは、お読みいただいてる皆様が、
 世の中に出回る様々な情報に振り回されず、
 心豊かで幸せな生活を実現していただくために発行しております。

 原則として、
 火曜日は、お金や金融商品に関する知識や
 金融市場や経済指標に関する話、

 金曜日には、お金に関する心のあり方や捉え方、
 考え方などを「18のポイント」として配信しています。


 時々、週1回の発行になることもありますが、
 細かいことを気にせず、ゆるりとした気分でお読み頂ければ幸いです。
 

 ▼栗本大介のプロフィール
  http://fpoasis.jp/modules/pico0/index.php?content_id=5

 ▼オールアバウトに登録しております
  http://profile.allabout.co.jp/fs/kurimoto-daisuke/


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みなさん、こんにちは。


最近、経済誌やビジネス誌で、
「古典」の特集をよく目にします。


そもそも、名経営者と呼ばれる方からは、
「古典から学んだ」という教訓を聞くことが多いですよね。


今週号の「週刊東洋経済」の特集の冒頭で、

「長期間読み継がれた本だけが古典となる。
 そこには先達の英知がつまっている」

という説明がありましたが、


世界中で読み継がれてきている古典や歴史書には、
読み継がれるだけの理由があるわけで、

そこから学べることは計り知れないでしょう。


私自身、仕事柄ビジネス書を読むことが多いのですが、
もっと意識的に古典を読む機会を増やしたいと思います。



自分の戒めにもなるはずですし・・(苦笑)



今週号からお読み頂いた皆様、
ご登録頂きましてありがとうございます!

お時間があるときにバックナンバーにも目を通してみてください。 

 ▼バックナンバーはこちらから
  http://blog.mag2.com/m/log/0000216963/




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●INDEX 〜今回の内容〜
 │
 ├→ 1.【今週の話題】「『扶養の範囲』の意味を考える(その2)」
 ├→ 2.コラムの更新情報
 ├→ 3.先週の相場状況について
 └→ 4.あとがき



 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.1 》━
 ■ 【今週の話題】「『扶養の範囲』の意味を考える(その2)」
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


家計に関するご相談をお受けする中で、

「扶養の範囲内で働きたいと思うのですが・・」

ということをおっしゃる方は結構多くおられます。


「扶養の範囲内」ということは、
「誰かの扶養に入っている状態を維持する」ということで、


具体的には、

「税金がかからない範囲で働く」
ことと、
「社会保険料がかからない範囲で働く」
ということを指します。


ようするに「収入を一定範囲内に抑える」ということです。



前回とりあげた「税金の面」からの扶養の範囲では、
「103万円の壁」が1つのポイントでしたよね。

では「社会保険の面」からみた、扶養の範囲はどうでしょうか。



●社会保険の扶養の範囲とは

社会保険っていうのは、
・医療保険(いわゆる「健康保険」のこと)
・公的年金
・介護保険
・労災保険
・雇用保険
の5つの総称です。

この中で「扶養」という概念が直接影響してくるのは、
「健康保険」と「公的年金」となります。


本来、これらの社会保険は対象となる人が1人1人加入するものですが、
収入が一定範囲内の人は、家族の制度に「被扶養者」として
入れてもらうことが可能です。


そしてこの「一定範囲の年収」というのは
原則「130万円未満」ということになっております。


これが、社会保険の扶養の範囲といわれるものです。



●年収130万円未満って?


文字通り、年間の収入が130万円未満であることを指しますが、
これは「今後の見込みの年収」で考えられます。


つまり、今現在の年収が200万円あったとしても、
退職をして、今後の収入はなくなることがはっきりしている場合などは、
「被扶養者」として扶養の範囲に入ることができるのです。

この点は、勘違いされているケースが多いようです。

もちろん年収130万円未満の判定は自分自身がするわけではなく、
管轄の役所が行うことになりますが。



●年収130万以上になると・・


年収が130万円以上となりますと、
健康保険や年金保険は、自分自身で掛け金を払う必要が出てきます。


保険料は、勤務先の社会保険制度や
その方のお給料の額によって違ってきますから
一概には言えないのですが、
例えば、月収11万円の人を考えてみましょう。

年収では132万円となりますので、
原則に当てはめると社会保険料の負担が発生します。


会社を通じて厚生年金と健康保険に加入するケースを考えると

厚生年金の保険料は「月収の15.35%」
健康保険の保険料は「月収の8.2%(40歳以上人は9.39%)」

となってますので、
厚生年金保険料が16,885円、
健康保険料が9,020円となります。

ただし、この半分は会社が負担してくれますから、
自分の負担はそれぞれ8,442円と4,510円となり、
合計12,952円となるわけです。

社会保険料を計算する時の「月収」というのは、
4月〜6月のお給料を基に決められる「標準報酬月額」というものを
使いますから、毎月支払われる金額とは微妙に違いますけど、
目安を出すのであれば、この考えで十分でしょう。


ちなみに、40歳以上の人は「介護保険」の掛け金が入ってきますから、
上記のケースでは、自分の負担する金額は13,606円となります。


12,952円を年間に直すと15万5,424円ですよね。

つまり、年収が125万円の人であれば、
社会保険は「被扶養者」となることで保険料負担がありませんが、
年収が132万円の人は、上記の保険料負担が出てきますので、
手取りが116万4,576円になってしまいます。


前回取り上げた税金では、103万円を超えた金額に対してだけ、
所定の税率で税金がかかるわけですから、
「働くことによって不利になる」というわけではなかったのですが、
社会保険の場合、

「収入は増えたのに手取額が減る」

ということが起こりうるわけです。

もちろん、その分将来の年金額が少し増えたりとか、
ケガや病気で仕事ができなくなったときに手当金がもらえたりといった
プラスの面がありますから、

これをもって単純に「不利」とは言い切れないですけどね。


また、こういう「扶養の範囲」にこだわらないことで、
大きく収入を増やせば、世帯としての収入が増加しますから、
ライフプラン的にはゆとりが出てきます。


とにかく、1つの面だけで判断するのではなく、
色々なケースをシミュレーションしてみることで、
自分にとって納得のいくものにしていただければと思います。



 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.2 》━━
 ■ コラムの更新情報 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


前回からは、以下のコラムを書いております。


▼6月23日のコラム「イザというときの備えは、何もないときからしておく」
  http://fpoasis.jp/modules/wordpress/index.php?p=177


それと、その1つ前に書いたコラムですけど、
どうやらメルマガ上での紹介ができていなかったようですので・・


▼6月8日のコラム「50年返済の住宅ローン」
  http://fpoasis.jp/modules/wordpress/index.php?p=176



先の見えにくい世の中で、50年返済って・・・。



 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.3 》━━
 ■ 先週からの相場状況について
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


●前回からの株価と為替の動き(09年6月15日 ⇒ 09年6月22日)


日経平均株価   10,039円67銭  ⇒ 9,826円27銭(−2.13%)
TOPIX       946.82     ⇒ 922.48(−2.57%)
米国ダウ平均株価 8612.13ドル  ⇒ 8339.01ドル(−3.17%)
中国上海総合指数 2789.549   ⇒ 2896.302(+3.83%)

円ドル相場     97円85銭 ⇒  95円89銭(2.00%の円高)
円ユーロ相場   134円95銭 ⇒ 132円89銭(1.53%の円高)
円ポンド相場   159円60銭 ⇒ 156円72銭(1.80%の円高)
円豪ドル相場    77円82銭  ⇒  75円41銭(3.10%の円高)

金価格(NY市場) 926.9ドル ⇒ 920.6ドル(−0.68%)
原油(NY市場)  70.62ドル  ⇒ 66.93ドル(−5.23%)

長期金利(10年国債) 1.500% ⇒ 1.455%



短期的に急ピッチで上昇が進んでいたところで、
アメリカの景気指標にマイナスの要素が出てきたことや、
世界銀行が2009年の世界経済の見通しを下方修正したことがあり、
ここのところの相場は下落傾向になっています。


このコーナーでは、
どちらかといえば「弱気」な見通しを繰り返してましたから、
「やっぱり・・」という印象が強いのですが、

決して「先を読んでいた」わけでも「予想が当たった」わけでもなく、
単に「急な上昇に違和感があった」だけの話です。


製造業における生産活動が回復しているという現実からして、
ここから「相場が急落する」という可能性は低いと思いますし、

それどころか「予想外に力強く上昇する」可能性も考えておくべきですが、

日経平均で9,000円を割り込むような場面があっても
全然不思議じゃない、ぐらいのつもりでいた方がいいかもですね。


為替相場も同じで、
一方向にずっと動き続けることはないわけですから、
何かのきっかけで「円高」に振れることは想定しておくべきです。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.4 》━━
 ■ 今週のひとこと
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


先週お伝えしたマラソン大会の出場に向けて、
ほぼ毎日のジョギングを挫折することなく決行しています。


毎日15分程度という、
「無理をしない範囲」でやっていることがいいのかも。


慣れてきたら、少しずつ時間を延ばしていこうと思います。


走ることが健康に直結するかどうかはよくわかりませんが、
なんとなく身体の調子がいいような気がするんですよね。


むちゃくちゃ単純ですけど・・(笑)


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第127号は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました〜。
 

栗本大介
 
 
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【FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント】(マガジンID:0000216963)
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