2009/03/17
FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント vol.111
□■――――――――――――――――――――――――――――――――― ■ FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント (2009.3.17 第111号) http://fpoasis.jp/ 毎週火・金曜日発行 ―――――――――――――――――――――――――――――――――□■ みなさん、こんにちは。 先週の金曜日は、 メルマガの配信ができず失礼しました・・。 もう言い訳も何もなく、 単純に忘れてしまっていただけで、 気がついたのは、日曜日の夜でした・・(苦笑) 「時間管理術」や「仕事管理術」に関しては、 自分なりにいろいろと学んできたつもりでしたが、 まだまだ「仕組み」として機能していなかったということでしょう。 日々、精進です。 今週号からお読み頂いた皆様、 ご登録頂きましてありがとうございます! お時間があるときにバックナンバーにも目を通してみてください。 ▼バックナンバーはこちらから http://blog.mag2.com/m/log/0000216963/ --------------------------------------------------------------------- ●INDEX 〜今週の内容〜 │ ├→ 1.【今週の話題】「教育費の準備について(その2)」 ├→ 2.主な経済指標について ├→ 3.先週の相場状況について └→ 4.あとがき ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.1 》━ ■ 【今週の話題】「教育費の準備について(その2)」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 先週(10日)は、長女の高校受験の日で、 「発表までの1週間は落ち着かない」なんて話をしましたが、 その1週間が経ち、 本日(17日)は合格発表日。 学校の友人と一緒に発表を見に行く長女を見送り、 連絡を待つこと約40分。 「合格した!」 という報告に、思わず目頭が熱くなりました^^ ●教育資金の準備手段 そんなわけで、 我が家も高校生の子どもを抱えることになったわけですが、 持って帰ってきた高校の案内書類には、 入学金の納付書、 教材や制服などの購入申込書、 定期券の学割購入の案内書、 授業料の口座振替書、 などなど、 支払いが必要なもののオンパレード・・。 ずっと前からわかっていたこととはいえ、 「いよいよきたか」って感じですね〜。 教育資金を他のイベント資金と比べた場合、 「時期がはっきりしている」という点と 「こちらの都合で動かすことができない」という点が特徴ですよね。 つまり「準備しやすいけど融通がきかない資金」ということ。 そのため、「早くからの確実な積立」がモノをいいます。 その中でも、 一番馴染みが深いものがやはり「学資保険」でしょうか。 日本の金利は「超低金利」ですから、 貯蓄商品としての魅力が無いのは、 すでに十分ご存知だと思いますし、 私も決してオススメするわけではないんですが、 それでも 「途中で引き出しにくく、強制的に積立ができる」 という点は、他の金融商品にないメリットだと思います。 学資保険の基本については、こちらも参考にして下さい ▼養老保険・学資保険について http://fpoasis.jp/modules/smartinsurance/item.php?itemid=8 ただ、学資保険だからと言ってなんでもいい訳ではありません。 保険会社によって随分商品性が違いますが、 「貯蓄性重視」と「保障性重視」のタイプにわかれますんで、 まずはどちらを必要とするかを考えなくてはいけないです。 貯蓄性重視になりますと、 「学資保険とその他の金融商品の積立はどっちが有利?」 ということを比較することになりますよね。 この場合「学資保険の利回りが何%になるのか?」 ということを確認したうえで、 「それ以上の運用を自分でできるかどうか?」 を考えるといいと思います。 ●学資保険の返戻率と利回り この分野では、新発売された当時から 運用利回りが一番高い「ソニー生命の学資保険」が 常に候補商品として上がってきますので、これを例に考えてみましょう。 実際に、年齢を入れて試算してみました。 子どもの年齢0歳、親(契約者)の年齢37歳。 17歳満期で満期金100万円とした場合、 途中の祝い金を受取らないタイプだと月々の保険料が4450円です。 これで最後まで保険料を支払うと、支払い合計は907,800円。 返戻率(払ったお金に対してどのぐらい満期金がもらえるかってこと) は110.1%ってことになっています。 ここで、少し数字のマジックが出てくるのですが、 「保険はまとめて支払う方がお得!」ってことで、 この商品の保険料を、契約時に一時払いしてみると、 保険料は800,640円となり、返戻率は124.9%に跳ね上がります。 月払いに比べて随分とお得なように感じますよね? でも、意外なことに「利回り表示」にしてみると、 月払いは約1.21%で運用しているのと同等なのに対し、 一時払いの利回りは約1.3%なんですよ。 その差は約0.1%にすぎません。 少しでも有利にって思うならば、 まとめて払う方がいいのはもちろんなのですが、 返戻率で見る数値の違いほど、 大きな差ではないということなのです。 ちなみに、他の金融商品との比較を考えるとすれば、 年平均1.2%〜1.3%程度を基準にして、 それ以上の運用を自分でできるのならば、 学資保険以外の運用商品を利用し、 できる自信がないのであれば、学資保険を利用する。 という判断でいいんじゃないかと思います。 ●運用の効率性だけでは判断しない また、最初に話したとおり、 学資保険には保険ゆえの「強制積立効果」がありますから、 「継続した積立が苦手」という人であれば、 学資保険を利用する効果は高いと思いますよ。 ちなみに、この試算は子どもがゼロ歳の間に加入した場合ですから、 条件によって随分違ってくるのも事実。 あと、学資保険に加入することで、 契約者である親の死亡保障をいくらか準備したことになりますから、 その点も考慮する必要がありますよね。 単純にいうと、 「学資保険の満期金額分は、死亡保障を減額してもよい」 というわけです。 余談ですが、 学資保険には「中学高校時にお祝い金の支払いがある」 っていうタイプの商品があります。 利回りだけで比較すると、 「お祝い金の支払いが無いタイプ」 の方が有利(=利回りが高い)なのは間違いないのですが、 この「お祝い金」に助けられたという方は意外と多いようです。 単なる「運用の効率」だけでは測れないってことも、 是非、意識していただきたいと思います。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.2 》━━ ■ 先週発表された主な経済指標について ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回は、3月11日に発表された「企業物価指数」をみてみます。 この指標、かつては「卸売物価指数」と呼ばれてたもので、 企業間で取引される商品の価格変動を表します。 今回発表された2009年2月の数値は、 前年同月比で「1.1%の下落」で、 2003年6月以来、5年8ヶ月ぶりの下落率となりました。 前月比では6ヶ月連続の下落となっています。 企業物価指数の特徴は、 「原材料の価格変動が、比較的早く数値に表れるので、ブレが大きい」 ということでしょうか。 例えば、原油価格が上昇した時のことを考えてみると、 企業間の取引価格はすぐにその変動を反映しますが、 ガソリンスタンドの店頭価格は、すぐには変動しないのが普通です。 理由は様々あるのでしょうが、 単純に考えると、いきなり値上げをしたら、 お客さんが他のガソリンスタンドに行ってしまうかもしれないので、 周りの様子を見ながら、経費を削ることで何とか対応し、 価格の上昇を最小限に抑えようと努力をするからですよね。 ただ、変動幅が緩やかとはいえ、 企業物価指数が動いたあと、消費者物価指数が追いかけるケースは多いので、 消費者物価指数の前年比がマイナスになる可能性は高いと思います。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.4 》━━ ■ 先週からの相場状況について ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●前回からの株価と為替の動き(09年3月9日 ⇒ 09年3月16日) 日経平均株価 7,086円03銭 ⇒ 7,704円15銭(+8.72%) TOPIX 710.53 ⇒ 741.69(+4.39%) 米国ダウ平均株価 6547.05ドル ⇒ 7216.97ドル(+10.2%) 中国上海総合指数 2118.748 ⇒ 2153.291(+1.63%) 円ドル相場 98円84銭 ⇒ 98円21銭(0.64%の円高) 円ユーロ相場 124円62銭 ⇒ 127円34銭(2.18%の円安) 円ポンド相場 136円24銭 ⇒ 138円08銭(1.35%の円安) 円豪ドル相場 62円41銭 ⇒ 64円75銭(3.75%の円安) 金価格(NY市場) 917.7ドル ⇒ 921.6ドル(+0.42%) 原油(NY市場) 47.07ドル ⇒ 47.35ドル(+0.59%) 長期金利(10年国債) 1.290% ⇒ 1.310% 株価の急激な上昇が進んだ1週間となりました。 為替の動きは多少緩やかになったとはいえ、円安傾向が継続。 一番影響が大きかったのは、 アメリカの大手銀行が、1−2月に黒字を計上したことでしょう。 これは、不良債権の評価損などをのぞいての話ではありますけど、 それでも、シティーグループが 「追加の資本注入や政府支援は必要ない」と表明したことなどもあり、 金融不安が後退したのは事実。 景気が悪い状況は、まだしばらく続くでしょうから、 今までの流れが一変することは難しいにしても、 「悲観一色」だった心理が随分緩んだようには思います。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━《INDEX.5 》━━ ■ 今週のひとこと ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日の昼間の気温は「20℃」を超えたところも多かったようで、 春を通り越して、初夏のような感じでしたねえ。 そんな中、一年間続いていた 我が家の「受験モード」が解除されました(笑) 私の「仕事モード」は、 もうしばらく解除することができなさそうですが、 4月最初の土日は、 家族でディズニーランドに行く予定をしていますので、 なんとかそれまでには、 ゆとりができるようにしたいですね。 でも、2年後には 長女の大学受験&二女の高校受験が・・・。 --------------------------------------------------------------------- 第111号は以上になります。 最後までお読みいただきありがとうございました〜。 栗本大介 私の詳しいプロフィールはホームページをご覧下さい。 ▼FP OASIS COMMUNITY http://fpoasis.jp/ ----------------------------------------------------------------------- ======================================================================= 本メールの内容の複製・転載、および本メールの転送を禁じます。 著作権は有限会社エフピーオアシス 栗本大介に帰属します。 ●発行者:栗本大介 [http://fpoasis.jp/] 日本FP協会認定CFP、1級FP技能士 【FP栗本大介の、幸せな家計を築く18のポイント】(マガジンID:0000216963) 発行システム『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000216963.html =======================================================================



