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ありがとう。私の周りの全てのものにありがとう。私は生かされています。重い障害と病気の日々。そんな中で一文字一文字綴った詩です。私の魂の響きを聴いてください。私は今ここに生きています。

  • 周期 日刊
  • 最新号 2008/10/12
  • 発行部数 44
  • マガジンID 0000215766
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2008/10/12

水面に浮かぶ心の詩(うた)〜言霊の調べ〜第三百七十六号

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      水面に浮かぶ心の詩(うた)〜言霊の調べ〜

          第三百七十六号           2008.10.12

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    ≪ 今日の詩 ≫


     ブランコ


  静かに揺れるブランコ
  きっと風が座っているのね
  私はブランコが好きだった

  今でも年甲斐もなく
  ブランコを漕ぐのが私の夢
  はじめは小さく漕いで
  だんだん勢いよく漕ぐの
  風の力を借りて
  グーンと空に近づきたい
  私は大空を見上げられない
  だからブランコを漕いで
  空との距離を縮めたい

  右手が利いたら鎖を握り
  右足が利いたら地面を蹴り
  思いっきり漕ぎたい
  その時身体に感じる風は
  私が風と一体化する瞬間
  その時目にする景色は
  高い視野から望む別世界

  風が座って揺れている
  ブランコが揺れる度に
  ギーコ  ギーコ…
  そんな錆びている音も
  いい友達と
  競って漕いだ姿が
  セピア色になって蘇る






  《一言》

  子供の頃はよくブランコを漕いで飛び降りたり
  靴を飛ばしたりして友達と遊んだわ。
  今では当時のことが夢のよう。
  ブランコを漕いでいると私は風になれた。
  そして空に近づけた気がした。
  今では座ることすら危ない身体。
  いつか、身を委ねられる人の手を借りてまた風になって
  いつもと違う景色を見たいな。

    向日葵






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    水面に浮かぶ心の詩(うた)〜言霊の調べ〜

    発行者   : 向日葵
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    発行システム: 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
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