プログラム登録制度について
=====================================
IT法務入門(効果的なIT契約書やSLAの積極的導入) 第7号
発行 壇 一雄 行政書士事務所
http://www.danjimu.jp
=====================================
昨今IT関係の契約書に著作権関係の条項が記載されることはごく普通になってきました。
今回は、以前よりあったプログラム登録という仕組みについておさらいしてみたいと
思います。
………CONTENTS………………………………………………………………
1.プログラム登録制度
2.SLA項目の選定条件
________________________________________________________________________
1.プログラム登録制度
最近著作権について話題になることが多くなってきました。
依頼されるシステム関連の契約書も著作権についての条項が記載されるように
なってきました。
さてわが国には、プログラムを登録するプログラム登録制度というものがあります。
(財団法人 ソフトウェア情報センターが文化庁長官から「指定登録機関」の指定を
受け、コンピュータプログラムの著作物の登録事務を実施している)
著作権は著作物を作成した時点で発生する便利な権利ですが、自分が著作した事実
(時間を含めて)を立証することは、結構難しいものがあります。そこで昭和62年
からプログラム登録制度が開始されました。
プログラム登録制度では、以下の4つについて登録することができます。
1.創作年月日の登録
プログラム著作物の創作年月日(プログラムが完成した日)を登録するもの。
2.第一発行(公表)年月日の登録
発行(公表)された著作物について、その第一発行(公表)年月日を登録する
もの。
3.著作権の登録
著作権に関する権利の変動を登録するものです。著作権の譲渡などあった場合
登録できる。
4.実名の登録
無名又は変名で公表された著作物について、その著作者の実名を登録する。
登録の効果としては以下のものがあります。
1.訴訟における立証の容易化
創作年月日の登録、第一発行年月日の登録、実名の登録であれば、登録すること
により、これらの事実が推定されることになり、訴訟になった時に立証が容易に
なるというメリットがあります。
2.著作権の移転や質権の設定などがあった場合は、登録すること により、第三者
対抗要件が得られます。
申請は、申請書と明細書を作成し、プログラムを日本工業規格で定めるA6判マイク
ロフィッシュで複製を作成し、財団法人 ソフトウェア情報センターへ申請(登録手数
料\47,100円)します。
A6判マイクロフィッシュで複製というところに特徴があります。
実際の利用件数は、H15年450件、 H16年330件、H17年489件、H18年298件位で推移してい
ます。((財)ソフトウェア情報センター のHPによる)
件数的にはあまり伸びていませんが、今後プログラム関係の著作権もいろいろ複雑にな
ってきますのでうまく活用できないかなと考えています。
________________________________________________________________________
2.SLA項目の選定条件
SLA項目の選定は、SLA及びSLM構築において重要なポイントです。
項目設定は、コストとの見合いである程度の絞込みを行う必要があります。
SLA項目として選定されるための条件は以下のとおりです。
1)ユーザが理解・把握できる項目
2)業務上重要な項目
3)定量化可能な項目
4)自動的あるいは半自動で測定可能で、収集に手間がかからないもの
1)と2)はユーザ視点からくる条件です。ユーザの業務との関連性の薄い指標では、
サービス品質と業務の関係が明確なりません。
(CPUの稼働率やRAMのヒット率などのシステム寄りの指標はユーザ業務と直接の
関連づけは難しい)
3)と4)は、SLMの視点からくる条件です。そもそもSLA自体が、SLMのための指標で
あるわけですから、管理するために定量化可能で、データの収集に手間がかから
ないことは大事な条件です。
________________________________________________________________________
当メルマガは、法律問題の解説にあたり、十分な調査を踏まえた上で発表
しておりますが、読者がこれを実行されるにおいては、一切責任を負いま
せんので、ご注意ください。
________________________________________________________________________
IT法務入門(効果的なIT契約書やSLAの積極的導入)
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000214826.html
________________________________________________________________________
発行者 壇 一雄(システム監査技術者、ITコーディネータ、PMI認定PMP)
壇 一雄 行政書士事務所
URL http://www.danjimu.jp
E-Mail info@dan.jimusho.jp
________________________________________________________________________


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)