2008/05/18
儲かる?体験ルポ 日曜刊行
今晩わ、
おはようのかたもいるでしょう?
わが町は今宵まで三社祭りというイベントを迎えていました。
ほとんどが狂乱の宴?という感じです。
三日ぶり帰宅が許されました。
そんなわけでして、ちょいと遅れてしまいました。
ごめんなさい。
催眠商法 編
死んだ子の歳は数えない、が身上ではあるが、やはりやりきれないものが残る。
つい先日からなのだから当たり前か。
時折私の中の天秤秤が動き出す。
果たしてナベはなんであったのだろうと?
親友、それともかけがいの無い右腕?
やはり親友と呼ぶには酒を飲んだだけであり、いささか問題もある。
仮に人に尋ねられたら、義兄弟。
いやそんなことは言わない。
きっと、私のアシスタントと言うだろう。
そんなことを考えると、あの悲しみの実像が見えてくる。
私の描いた絵に、大事な色が無くなったと言うところだろう。
その王国を造るためには、どうしても外せないのが次期真打ちである。
この滅多にいない逸材を逃したことへの落胆からではないかと。
自分でも答えるには難しいが、一つだけ解ってしまったことがある。
それは、自分のいやらしさである。
どんなときでも、ことを秤にかけるということだ。
ひとりで自分を分析すると、より惨めになっていく。
昨日からサクちゃんがホテルに合流している。
一日早く駆けつけてくれたのだ。
なんだかんだ言いながらもトンちゃんは私を心配してくれている。
このこともトンちゃんがサクちゃんにつたえたてくれたようだ。
きっと、
「阿部ちゃんが落ち込んでいるから、元気づけてやろう」
などと、そんなところだろう。
湿りながらも連夜の牛飲馬食、お悔やみとばかりにナベの分まで当然のように飲みまくった。
するとナベの姿がぼんやりとしていく。
遊びという堪能が完全に私の海馬を牛耳ったようだ。
いつしか私の頭の中には、あの千葉での咆哮した悲しみの一部さえ無くっなていた。
そしてまた天秤が。
やはりこの二人だけは、かけがいのない親友なのではなかろうか?と。
福島は当たりにあった。
というよりも人柄が私らにあうのだろう。
それと忘れてはならないのは、トンちゃんの攻め方の丁寧さである。
過去が御伽噺のように場所に苦労をしないのだから、大したものだ。
他班が苦戦を強いられる中、我班だけは順調である。
こうなれば動きたいのは他班であり、踏みとどまりたいのが我班である。
天皇村上が青森移動などと言う強行な意見をぶちまける。
しかし一歩も引かない私ら。
当然である。
今このチームで確実に本数を上げているのは我班だけである。
そんな奴らの言い分など、負け犬の遠吠えにさえ聞こえん。
私らが売り上げを上げている間は私らに従うのこの世界での決め事、
そんなに簡単に変わるか。
と、言っていたら簡単に変わった。
本社、つまり社長の考えだが、
今後は分裂して活動をしろ、とのことだ。
こちらには願ってもない好機が訪れた。
私らが分社したのだ。
それに我々の言い分に分があったのか、券撒きを二人も増員してくれた。
7人体制とはかなり所帯である。
私ら郡山にできたアメリカの都市の名を冠にするホテルに滞在を移した。
どうせ会社の金ならと、全員がシングルの部屋に。
人員が多ければ色々なうち方ができる。
方針として、一日に打ち込みは2回に絞った。
午前に2ヶ所で券撒きを行い、一度に打ち込む。
午後も同じである。
キャセル防止の付け馬も数が多いほど良い。
もうこなると、券撒きもアシスタントも境がない。
何事にも全員体制であたることができた。
そんで全員でコネタを仕入れ、仲良く帰宅。
一息いれたら即座に居酒屋でミーティングという名の飲み会。
適度に酔いが回れば、駅前のキャバクラに。
ここでは右手に女、左手に札束を持って夜の打ち込みに精を出す。
金はあり、話も上手く、まして都会者、これでモテナイ理由がない。
夜中の1時ごろにはホテルの廊下はキャバ嬢たちが徘徊するのも頷ける。
全員が一致しているのだから売り上げも極度の右肩あがり。
こりゃ俺が役員になるのも時間の問題だわ。
発行者 阿部 一義
ご意見・ご質問は karada@netsapuri.com
ブログ http://taikenrupo.blog90.fc2.com/
ホーム http://netsapuri.com


