2008/04/13
儲かる?体験ルポ 日曜刊行
ごめんなさい、まだ体調の戻らぬ阿部です。
自分の不摂生が悪いのですが・・・
もうしばらく時間がかかりそうです。
催眠商法 編
やっとこさ、面識のある人間を見つけ事情を聞いた。
つまりは私のいない間に全部とっかえした模様。
新井さんや前さん、その他の大将券撒きアシスタントまで。
私だけが取り残された。
やはり一人で帰京したのが間違いだったのか?
明日から気合を入れろ、なんて簡単に上はほざくが、この人員でどうやれと言うのだ。
ほとんど虐め。
やはり失敗した。
あ〜どんどん裏目にでてくる。
もしかしたらナベまでも、いやそれだけあるまい。
そう信じるしか私には頼る術はなかった。
後五日で上がりになる。
け躓いたツケの精算はできていない。
大将をどうだかんだとは言いたくはないのだが、明らかにお粗末すぎる。
現在220本。
その数字で契約率は50%近い、いかに券族が少ないのかがノートからも伺える。
本来から言えば出来過ぎの数字だ。
しかしそんなことは本社は解っていない。
この調子ではノルマのクリアはほぼ絶望的。
来月に備えるにも、人材も資質も垣間見えん。
また一人で帰京になるのか。
結局ナベは来なかった。
もしや他にまわされた?かとも考え、本社ならび四方に尋ねてみたが、どれも同じ答えだった。
そのことだけでも頭が痛いのに。
今のこの体たらく、潰瘍が悪化するばっか。
しかし、ナベはどうしたのだろう。
あれほど真打ちになりたがっていたのに。
いやそれだけではない、今一番真打ちに近かった場所にいたのは周知の事実だ。
そこまで来ていて辞められるものだろうか?
私なら・・・絶対に辞めない。
他の者でもそうだろう、やはり薬の魔力に負けたのだろうか。
ナベに対してでは薬に対して腹が立ってくる。
「馬鹿野郎」
と、ベットに八つ当たりをするが。
ただ足が痛いだけであった。
初のノルマ割れでの帰社になる。
当然一人の帰京。
唯一の女神の微笑みも、今では疫病神にしか見えん。
信じていないが今はやりの「下げマン」と言うやつか。
あちゃ、今日に限って社長がいやがる。
なんでこんな最悪のときに・・・
どんどんツキが落ちていく。
「おつかれさん」
と、この会社特有の情熱的な握手。
「成績が悪くてすいません」
「ん、そうか。
だが、契約率は断トツではないか?ん。
こりゃ大将が悪いんだな〜
来月からは他の者を充てよう、そうだな・・・」
と、一枚の紙切れを凝視している。
なんだあの紙きれは?
「そうだ、阿部もこれを参考にしろ。
じっくりと休養をしてその間にでも考えておけ」
青天の霹靂か、思った以上に機嫌が良い。
「はい」
と受け取ると、冷や汗がたらり。
なんだ!この精細なデーターは?
全真打ちの売り上げはもちろん、券族数小ネタキャンセル率打ち込み回数から帰社の時間まで。
以前からあったのだろうか?
否、そんなはずはない!
あれば副社長が見せないわけがない。
それとも社長だけがもてる特権なのか?
それにしても細かい、帰社の時間など申告したことがないのになぜ?
私に簡単にくれるだから極秘事項でもないようなのだが。
平常の社長も気持ちが悪いが、このデーターはもっと気持ちが悪い。
だが、企業なら当たり前の話か?
ほとんどが寝ていて5日が過ぎた。
下げマンだろうが性格ブスだろうが、今唯一の彼女にちかいあいつにも振られる。
「ごめん。今月は生理が遅れちゃって今日きたの。
だから来月ね」
と、体裁よく断られる。
衰弱し始めた真打ちはお払い箱と、言うところか。
やはり愛情の欠片もなく、お互いの満足への埋めあいだったのだろう。
あ〜どんどんツキが落ちていく。
このままではいかん。
状況を打開せねば。
しばらくはデーター表とにらめっこ。
やはり女神の前髪を掴むには、一度は地獄を潜り抜けないと。
腹を決めた。
社長に談判をしようと。
編集後記
こういう展開のとき、
私の決め事なのですが。
無茶を承知でぶつかることがあります。
すると、不思議なくらいに全貌が見えてくることがあるのです。
何をしたのかは?
次号にて
発行者 阿部 一義
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