インド to インドシナ旅行記“India CUTTERS” 056
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India CUTTERS by site_roof 25/4/2008
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[Message from Site on the Roof] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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前回お知らせしたとおり、インド to インドシナの旅の冒頭、東京を発って
インドに着いてからブログにつづっていた日記を、数回お送りしてみようと思
います。
前にもどこかでいったかもしれませんが、この旅のそもそもの目的は「イン
ドの奥地・ヒマラヤの外れ」ラダック訪問と、その農村でのプロジェクト参加
でした。
「まあこんなことができるのもラダックに入るまでのことだろう」という予想
は外れることはなく、あちらでは、ノートと鉛筆に頼るしか術はありませんで
したが、その、ラダックに入る前2週間あまり、サイバースペースに残すこと
のできた『番外編』です。
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"インド to インドシナ旅行記" 056
<番外編「to Ladakh 」1>
新宿のチベット事務所の人に紹介してもらった「デリー近郊に住んでいるワ
タシの親戚」に会うことが、最初の目的だった。空港から指示されていたとお
りプリペイドタクシーに乗って1時間弱、場所には着いたが「ワタシの親戚」
の家がどこだかさっぱりわからない。
タクシーを降りると、よってたかって、頼みもしないのにぼくのバックパッ
クを持ってくれる道端の人たち。「どこかに公衆電話はないか」と訊ねると、
これまた「よってたかって」われ先にと携帯電話をかけはじめた。
どんなに貧しそうな人でも携帯だけは持っているのが、developing area の
不思議の一つ。でもおかげで、無事「ワタシの親戚」にコンタクト成功、会う
ことができた。
「よかったですね」といいながら突然チップを要求してくるタクシーの運転手。
ポーター代もドライブ代もサービス代もすべて含んで「プリペイド」のはずだ
と拒みとおしたが、最終的に電話を通じさせてくれた道端の携帯おじさんには、
「ナマステ」といいながら、少しだけ(どれくらいが「少し」なのかまだよく
わからなかったけど)、お金を渡した。
ラダック・プロジェクトの「予習」にもあったが、西側観光客が現地の人に
どう思われるか、そしてどういうインパクトを与えるか。
彼らにしてみれば海外に旅行するなど夢にも考えられず、そんなことをいと
も簡単にできる人間たちはただひたすら金持ちで仕事もしないで旅行しまくっ
て…
「そんな連中からお金たくさんもらえるだけもらって何が悪い!」
こうなるなというほうが、実は無理な相談か?
最近はどちらかというといわゆる「西」側よりも「東」や「南」側を旅行先
に選ぶことが多く、そのたびにどこの地でも必ず襲われる「モノクレカネクレ
トモダチニナッテクレ」攻撃。
「不快」というより「哀しく」なりながら、彼らがこの攻撃をするようになる
のは自分も含めた「西」側観光客たちによる肥大したイメージのせいなのだと
いうところまで思いがちゃんと至るようになったのは、「予習」のおかげもあ
るだろう。
でもこれに気づくようになると、現地の人たちが生活しているところをウロ
ウロ歩きまわったり、簡単にはできなくなってしまう。実際、着いてからして
いることといえば、食事をとるかネットカフェでネットをするか、幹線道路ま
で足をのばして道端でぽおっとしてるか、少なくともパチパチ写真撮ってまわ
ったりは、とてもじゃないが、できない。
「ワタシの親戚」が取りあえずの落ち着き先を確保してくれたその一帯は、イ
ンドの首都デリーにほど近いチベット人コミュニティ、マジュヌティカラ。
これまた「予習」の影響のせい(おかげ?)で見る目が変わっているのもあ
るのだろうけど、あまりにも「予習」の中で語られていた「developing area
の街」の典型のように見えてきてしまい、亡命コミュニティという意味だけで
もただでさえ漂わずにはいられない「哀しさ」が、さらに倍化されてきてしま
う。
なんか、ダメだな、経験してない経験をすることで自分を広げてみたい、な
どという安易な思いで旅行するのも、ここまで色々と気づいてしまうと、そん
な安易にはできない、というか、もしかすると今回で最後にするかもしれない、
こういう旅は…
<番外編「to Ladakh 」1おわり>
(執筆:2006‐6‐8)
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これも前回お知らせしましたが(しつこくてすみません)、日本での旅のメ
ルマガが始まりました。
タイトル 『にほんの場所たち “Japanese CUTTERS”』
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India CUTTERS 055/8/4/2008
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