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2008/05/14

マーケティングのヒント-142号『文章作成のコツ Part2』

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          『マーケティングのヒント No. 143』
                     発行責任者:  集客支援センター 
    ( http://www.biz-startup.pref.saitama.lg.jp/hp/case/case60.html ) 
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                   埼玉県創業支援ベンチャーセンター提供
              代表:  川又 俊之
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         ★マーケティングのヒント No. 143★
          
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        見込み客にアピール出来る文章は、どう書くか?
        文章を書く時のコツを2点、解説します。
       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

                   
                      《文章作成のコツ Part2》

          目次) 1.『怒り』の感情は、表現するべきか?
                           2.漢字/カタカナ/ひらがなの使い分け
              おまけ:『今週のお薦め本』紹介


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● 1.『怒り』の感情は、表現するべきか?
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■ 前回のメルマガからの続きで、相手にアピール出来る文章 Part2
  を配信します。

   文章に勢いをつける為に『喜怒哀楽』などの感情を、文章中に表現
  するのは、有効な方法です。
  但し、個人的には『喜怒哀楽』といっても、『怒』の感情だけは、
   文章で表現するべきではないと考えています。
 
 理由は、今週発売の
 『プレジデント 読まれる文書、バカにされる文書 2008 6/2号』
  日本電産の永守社長が、説明していますので、下記に引用します。

 
 『できれば、怒りを紙のうえに定着させるのはさけたいと思う。
 バカヤローとやるのは、口でいうから後に響かなくていいのである。
 逆にいうと、手紙には、それだけ感情がこもっている(33ページ)』


  たまに、匿名のブログなどで、他者に対する悪口や怒りだけを書いて
  いるのを見つけますが、ただ一方的に自分の怒りをぶちまけても、そ
  れを読む側は、何の救いもありません。


  この件に関しては、私のほうで、1つ悲しい事例が有りますので、ここ
  で読者に紹介したいと思います。

  5年程前ですが、書店でたまたま『すべては一杯のコーヒーから』とい
  うタイトルの書籍を購入しました。
  本の著者は、松田公太という『タリーズコーヒージャパン』創業者で、
  全くコネも無い状態で、7000万円もの借金を背負いながら、巨艦スター
  バックスに、一人で戦いを挑み、日本でタリーズコーヒーをオープンさ
  せるまでの奮闘記です。

  本を読んだ当時は、大変感動したのですが、一つだけ、心に引っかかる
  部分が有ったのも事実です。

  著者は、タリーズコーヒーをオープンさせる前は、三和銀行(現UFJ銀
  行)勤務の会社員でしたが、銀行の奇妙な文化や制度等についての怒り
  を、数ページに渡って延々と書いています。

  余計なことですが、当時これだけ話題になった人物が、ハッキリと『三
  和銀行』と書いた上で、これだけネガティブなことを書いて良いのか?
  と心配してしまいました。

  以来、著者に興味を覚えて、動向をまめにチェックしていたのですが、
  ご存知の通り、その後タリーズは伊藤園に買収されてしまい、松田氏は
  現在、日本を離れアジアで、ビジネスを展開しています・・・。


  例外的に、『怒り』などの感情を文章に表現するのが許されるのは、著者
  が経験したネガティブな体験が、読者にとって、参考になる場合のみだと
  思います。

  ここで、私の事例を1つ具体的に挙げて説明します。 
  前回のメルマガで、先日書店で本を購入した際、不快な思いをしたと書き
  ましたが、仮にそこで内容が終わっていたら、ただ自分の怒りをぶちまけ
  ただけです。

 実際は、メルマガの続きに、ある経験をした際の心のつぶやきも、セリフで 
 表現すれば、文章により臨場感が出てくると書き、それを説明する為に、自
 分の体験を引用した訳です。

  このように、読者に何か参考になる部分が有る場合のみ、個人的な怒りな
  どの経験を書いても許されると思えます。 
  逆に、その部分が無い文章ならば、読者は読みたくもないはずです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 2.漢字/カタカナ/ひらがなの使い分け
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■文章に新鮮さを出す為には、あえて意図的に、漢字/カタカナ/ひらがな
  の使いわけを通常と変えるのも効果的です。

 最も身近な例を挙げれば、政府の

 『ねんきん特別便』です。

 『年金特別便』

 と比較した場合、かなり柔らかい印象が生まれています。

 更に、上記の

『漢字→ひらがな変換』

 の応用として、

『漢字→カタカナ変換』

 も出来ます。 

 実際の例を挙げると、5/15発売の『夕刊フジ』8ページに、

『通勤途中に旨い朝食 人気のソトアサ探る』

 というタイトルの記事が載っています。

『ソトアサ』→『外で朝食』→『外朝』

 ですが、『外朝』と比較した場合、『ソトアサ』のほうが、100倍
 強く印象に残ります。


 最後に、『漢字→カタカナ変換』について、応用編とでも呼べる使い
 方を考えてみたいと思います。

 『コンプライアンス』だとか『スキーム』だとか、訳のわからないカ
  タカナ言葉の乱用は避けるべきですが、文章にリズム感を出す為に、
  わざとカタカナ表現に変える手法は有効だと思います。

 下記に、『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』
 と新聞でも紹介された書籍から、例を取って説明します。

  26ページに、新卒から外資系銀行に就職した人物について書かれてい
  ます。

 その中に、

『報酬は、タイムリーにキャッシュで支払われる世界だ』

 との文章が載っています。

 上記文章のカタカナ表現を漢字に直せば、

『報酬は、即座に現金で支払われる世界だ』

となり、とても硬い印象になってしまいます。 無意味なカタカナ使用は、
控えるべきですが、上記のように『外資系銀行に就職した人物』について
の文章ならば、あえて漢字をカタカナに直すのも、有効な手段です。

  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 3. まとめ
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■下記に今回のメルマガのポイントをまとめます。

  ○怒りなどのネガティブな表現を、そのまま文章で表現するのは控えよう。

  ○ネガティブな表現が許されるのは、その経験が、読者にとって参考になる
    時だけ。

  ○あえて『漢字→ひらがな』または『漢字→カタカナ』に変換する方法も、
    文章の親しみやすさを出す為には、有効。




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提供:集客支援センター
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(※埼玉県創業支援ベンチャーセンターでも、紹介されました)。
 代表 川又 俊之
 ※ご意見・ご感想はこちらへ→shukyaku@tbb.t-com.ne.jp
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