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2008/05/11

マーケティングのヒント-142号『文章作成のコツ Part1』

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          『マーケティングのヒント No. 142』
           発行責任者:  集客支援センター 
  ( http://www.biz-startup.pref.saitama.lg.jp/hp/case/case60.html ) 
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          埼玉県創業支援ベンチャーセンター提供
              代表:  川又 俊之
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           ★マーケティングのヒント No. 142★
          
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         見込み客にアピール出来る文章は、どう書くか?
         文章を書く時のコツを2点、解説します。
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            『文章作成のコツ Part1』
                目次) 
          1.引用3個+格言1個の法則(勝手に命名)
  
          2.文章に感情を埋め込む=つぶやき+無生物


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● 1. 引用3個+格言1個の法則
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■文章を書いて見込み客にアピール(興味を持ってもらう)すること
 は、自社の営業活動でも最も重要な点です。

 そこで、今回は、私が過去にメルマガを140回近く配信した中で
 発見した『相手にアピール出来る文章 Part1』を配信します。

 まず1つ目は、タイトルにも書いたように、勝手に命名した
 
 『引用3個+格言1個の法則』です。


 まず『引用3個』について解説します。

 例えば、私が

 『ブログは、趣味で書くのは良いが、ビジネス目的では役に立たない』

 という考えを持っているとします。

 そこで、上記の文章をそのまま書いても、説得力0%です。
 なぜなら、『ブログは、仕事では使えない』という意見は、全く個人的
 な意見で、その証拠が全く無いからです。

 このまま文章を書いても、読んだ受け手からは、

 『この人は、一体何の確信が有って、こんな意見を言うんだ?』

 と、ただ反感を持たれるだけで、逆効果です。

 そこで、自分と類似した内容の記事、コメント等を『引用』として、紹介
 することで、自分の意見に説得力が出てきます。

 但し、引用が『1つ』だけだと、かなり強引にこじつけた印象を相手に
 与えるので、客観性を出すためにも、可能ならば『3つ』程、載せるのが
 理想です。

 逆に、『引用』を5つ/6つ掲載した場合、本来は自分の意見を補足する
 『従』にしかすぎない引用が『主』となってしまい、自分の文章が『従』
 の印象を受け手に与えてしまいます。

 やはり、『引用』は最大3つまでが、無難だと思います。



 次に、『格言1個』の法則について解説します。

 実際は、『引用』も『格言』も『他者のコメント』であり、どちらも意味
 は同じにも思えます。

 但し、『引用』と『格言』の間には、1つ決定的に異なる点が存在します。

 『引用』は、せいぜい何年か前の他人の文章です。 対して、『格言』とは、
 それこそ1000年、2000年前の偉人の言葉など、1000年単位での時間の審判を
 クリアした『人類無形世界遺産』とも言える人類の英知の結集です。

 そこで、仮に運良く自分の意見を補足する目的で、良い格言が1つだけ見つ
 かったならば、格言を1つ掲載すれば、更に文章の説得力が増します。


 但し、『格言』の使用に関しては、これは劇薬なので、相当注意が必要にな
 ります。
 読者のみなさんも容易にイメージ出来ると思いますが、特に年配の男性など
 は、中国古典の格言が大好きで、頻繁に格言を引用する人などもいます。

 私の個人的な体験を話すと、以前、ブックオフで広報に関する本を1冊購入
 したのですが、その本は、ほぼ3ページに1回ぐらいは、中国古典からの引
 用が、延々と最後のページまで載っており、呆れてしまいました。


 格言を複数掲載することのデメリットは、

 1.文章自体が説教臭くなり、相手に反感を持たれる可能性が大

 2.格言を多用しすぎると、自分の意見が何も無い印象を相手に与える。


 の上記2つが挙げられますので、やはり格言は1個までが無難なはずです。

 これらを考慮した上で、文章を書く時に、
 上手く

 『引用3個』+『格言1個』

 を文章中に盛り込むことが出来れば、ピリッと引き締まった切れ味鋭い
 文章になると思います。




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● 2. 文章に感情を埋め込む=つぶやき+無生物
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■次に『文章に感情を埋め込む』の意味について説明します。
 具体的には2つ有りますが、通常良く言われるのが、セリフなどのコメ
 ントを『   』つきで、冒頭に載せると、読み手の興味を惹くことが
 出来るです。

 これ以外にもう一つ、心のつぶやきも、セリフのように書き出せば、よ
 り文章に躍動感が出てくるはずです。


 一例を挙げると、先日駅前の書店で、本を1冊購入したのですが、その
 時に、とても不快な経験をしました。

 内容)
 正面にレジが2つ有ったのですが、1つのレジは『レジ休止中』と書いて
 あります。
 そこで、別のレジ前に、本を1冊持っていくと、店員が

 『このレジはCD専用なので、隣のレジにて会計をすましてください』

 と、ふざけたことを言います。

 私は、『あちらのレジは、レジ休止中と書いてありますよ』と言っても、
 ただ向こうで会計をしろの一点張りで、仕方なく隣のレジで購入しました。
 その時に、別の店員にも、

 『レジ休止中の紙が貼ってありますよ』

 と指摘したが、彼は無視し、そのまま会計をすまし、ただ呆れてしまいま
 した。 
 サービスという考えがまるで無い接客に唖然としましたが、こちらも再度
 指摘するのは、面倒なので、そのまま帰宅しました。


 こんな激怒する体験ですが、実際に下記の体験を『   』のセリフで括
 って書き直すと、こうなります。


 (※一部、文章略)
 『レジ休止中の紙が貼ってありますよ』

 と指摘したが、彼は無視し、そのまま会計をすました。

 『ここの店員は、一体何を考えているんだ? サービスという概念がまるで
 無い接客だな・・・』

 私は、店員の態度にただ呆れたが、こちらも再度指摘するのは面倒なので、
 そのまま帰宅しました。


 上記のように、自身の心のつぶやきも、実際のセリフのように表示すること
 で、更に活力の有る文章に変わります。



 更に、文章に感情を埋め込む為には、人間以外の『物』なども、あたかも人
 間のように、命を持った存在として、表現する手法も有効です。

 私は、個人的には、この文章表現が、一番上手なのは、週刊で発行の
 『日経ビジネス』という雑誌だと思いますが、2008年4月14日号、

 『再起動 日立とニッポン 技術独善、100年目の孤独』

 というタイトルの記事(42ページ)を、一部、引用して紹介します。
 参考:http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbse/backnumbers.html


 下記一部抜粋)
 『日立と近代ニッポンは、ともに成長の足を止め、孤独を味わっている』

 『日立とニッポンは、共通の課題を背負った』

 『失われた10年で、日立とニッポンは、その解を市場とITに見出そうと
 した』

 日立もニッポンも、日立社員、ニッポン国民という言葉が付かなければ、
 それ自体は、生命を持っている存在ではありません。

 にも関わらず、上記文章は、

 『孤独を味わっている』

 『課題を背負った』

 など、まるで人間のような表現を使っています。 ではこの文章は、変
 なのか?というと、そんなことは無く、むしろ読み手が、グイグイ文章
 に引き込まれていくような、ダイソンの掃除機並みの吸引力を感じます。

 『国家の品格』とうベストセラーになった本も、国自体は生き物でもな
 いのに、『品格』と強く言い切った著者の潔さ+内容の良さの両方が備
 わっていたため、大ベストセラーに成ったのだと考えられます。



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● 3. まとめ
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 ■ 下記に今回のメルマガのポイントをまとめます。

   ○『引用3個』+『格言1個』=『説得力のある文章』

   ○    『引用3個以上』 or 『格言の乱用』=読み手に反感を与える文章

   ○    心のつぶやきも『  』のセリフで、書けば文章に躍動感が出る。

   ○ 無生物さえも、生き物のように表現する手法は、効果的な文章の書き方




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