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頼みもしないのに勝手に人があなたの病院・医院を宣伝してくれる…。そんな風になれたら最高!これからの経営には「口コミ力」が必須。評判が高まる、職員がやる気を出す、マスコミから注目される…など増患対策のヒントはここに!!

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2007/09/03

【医療機関の口コミ増殖大作戦】No.011「物語は原爆級の威力」

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医療広報18年のスペシャリストが流通業やサービス業の事例をもとにPRのヒント
をお届けする口コミ創出アイデア集。

メールマガジン 【医療機関の口コミ増殖大作戦】
No.011

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頼みもしないのに勝手に人があなたの病院、医院を宣伝してくれる。そんな夢みたい
なことが現実になったとしたら・・・。

人が口コミするにはそれなりの法則、根拠があります。むやみやたらに宣伝してくれ
るわけではありません。そこでこのメルマガでは、

●医療機関の広報機能向上のためのアイデア
●一般企業の事例を医療機関向けにアレンジして解説
●口コミが起こる原理、法則

などのコンテンツを用意し、地域とより良い関係を築き、口コミで評判が高まるよう
な医療機関を目指しておられる方々に役立つような情報を提供してまいります。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━<もくじ>━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃                                    ┃
┃・ごあいさつ                              ┃
┃                                    ┃
┃・ホッと一息「今月のコトバ」                      ┃
┃                                    ┃
┃・今号のテーマ:「物語は原爆級の威力」                 ┃
┃                                    ┃
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【ごあいさつ】

皆さんこんにちは。“医療機関の口コミ創出クリエーター”四元重美(よつもとしげ
み)です。

早いものでもう9月。季節の上ではすっかり秋となりましたが、しかし、全国いたる
ところでまだ真夏日あるいは酷暑日を記録し、本格的な秋はもう少し先のようです。
実りある秋に向けて仕事にプライベートに頑張ってまいりましょう。


さて、先月は大相撲の横綱「朝青龍」について触れましたが、今回もその続きをお話
ししたいと思います。

問題が発覚してから精神科の医師、協会関係者、親方その他様々な人の言葉が飛び交
うたびに国民をも巻き込み大騒動になりました。

不思議なのがその間、朝青龍が一度も声を発しなかったこと。「解離性障害」ですか
らやむを得ないとは思いますが、何かコメントぐらい発せられたのではないか?と勘
ぐってしまいます。そこで「今月のコトバ」


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┃ ■ホッと一息「今月のコトバ」
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『火事は初期消火が一番肝心』


炎が大きくなってから消すのは大変です。人手はいるし、消防車は手配しなければい
けない、ほとんどが灰に帰することも覚悟しなければいけない。だからこそ、


小さい炎のうちの消火
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

これが大事なような気がします。

もちろん、モンゴルに帰ってサッカーをしていたのですからマスコミの前に出るのは
ためらいがあったでしょう。モンゴル政府の招請だったとはいえ、弁解の余地はない
はず。ならば、何はともあれ早い段階でスパッと謝るべきだったと思います。

「私の不徳の致すところです。今後このようなことがないように精進します」

と深く反省の弁を述べていればここまで問題は大きくならなかったかもしれません。
1ヶ月ぐらいの謹慎ですんだかもしれません。

協会の理事も人間です。感情の動物です。間髪を入れずに詫びを入れればさじ加減も
あろうというものです。

これはどのような業種、職種にも言えることです。「悪いときは悪い」と間髪を入れ
ず謝罪するという姿勢が後々に尾を引かない最良の方法だと思うのですが・・・


それでは第11回目のメルマガ、はじまりです。


↓↓↓↓↓メルマガ本文はここから↓↓↓↓↓


まず、前回のおさらいから始めましょう。ポイントは

“お客は情報があふれすぎて何を買ったり、利用すればよいかわからなくなっている。
この解決策には適切なメッセージが必要”

ということでした。そういう状況にもかかわらず、医療機関側から発せられる情報は
医療機関側の視点、立場で作られていることが多いのが現状

と述べました。

適切な文章づくりの3つのポイントとして

1)すべり台理論を活用し、次から次と文章を読ませる工夫
2)一つ一つの疑問を解決してくれるような詳しい説明
3)顧客の感情に焦点を当て物語調、話し言葉を多用する

をあげました。また、文章を書く際のテクニックとして

●箇条書きを多用する
●できるだけ要点を3つぐらいにまとめる
●一つの文章を3行ぐらいでまとめて改行する

があります。また、人は長い文章は読まないという常識を持っているが、興味のある
人を対象に“つかみ”のメッセージを適切に配置できれば長い文章でも読んでくれる
ということをお伝えしました。

さて、今回は文章づくりのテクニックで物語調、話し言葉風について解説します。


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┃ ■物語は原爆級の威力
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【人はなぜ物語が好き?】


「メディ坊、長い文章でも表現次第では最後まで読んでくれると言ったわよね。その
詳しいところ教えてよ!」

「カルンちゃん。その代表的なのがね“物語調”それと“話し言葉”になるんだ」

「物語調? 話し言葉?」

「カルンちゃんはテレビのドラマ好き?」

「ウン、だ〜いだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い好き」

「エッ、どうして?」

「だっておもしろいもん」

「なぜ、おもしろいの?」

「そう言われてもよくわかんないけどね〜」

「でしょ。何となく面白いでしょ。でもね、これにはれっきとした理由があるんだ」

「理由?」

「ウン、ドラマには起承転結があるでしょ」

「起承転結?」

「ドラマはまず主人公が平穏な暮らしをしてるんだけど、そこに突然悲惨な事件が襲っ
てくるんだよね」

「そう、だいたいドラマの筋書きってそんなものよね」

「この悲惨な出来事がどんどんエスカレートしていき、主人公はのたうち回るわけね。
でもじっと我慢しているとそこにヒーローが現れるんだ。そうやって窮地を脱するわ
けね」

「なにか、ハラハラドキドキの展開よね」

「そう、これが起承転結だよ。」

「いわゆるどんでん返しがあるからドラマは盛り上がるのね」

「そう、ドラマは頭の中にいろんな情景・絵が浮かぶから退屈しないんだ」

「そっかあ〜」

「だから文章の中にドラマ風仕立ての文章を入れればいいんだよ」



まず、普通の説明調の文章と物語調の文章を比較してみます。


前立腺肥大症で悩んでいる方々に対して、当院では今話題の「高温度治療法」を実施
しています。ほとんど痛みは感じず、しかも切らずにすむので早く社会復帰ができ、
とてもありがたいと喜ばれています。


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私が前立腺肥大症の高温度治療に取り組んだのにはワケがあります。それは、田中さ
んが私のクリニックを訪れたことがはじまりです。今から3年前、雪がしんしん降る
それはそれは寒い日のことでした。

田中さんは、ハーハー白い息を弾ませながら、開口一番

「先生何とかして下さい!」

と迫るのです。聞けばここ半年ぐらい夜中にトイレに起きる回数が増え、多いときは
3〜4回ぐらいで、結局それがもとで毎日が寝不足とのことでした。

そう言えば目が腫れぼったいな!と感じたのも事実です。しかも、田中さんはそれが
もとで昼間ウトウトしてしまい、同僚から疎まれているというのです。

そこで早く治して、しかも痛みのない治療を受けたいとの希望でした。それで私はこ
ういう人たちのお役に立てることはないか?と考え取り組んだのです。



いかがですか?

この文章の違いはよくおわかりになると思います。

最初の文章はただ医療機関の提供できるサービスをそのまま説明しているだけですが、
物語が挟まるととても親しみやすくなります。


【モノを売らずにシーンを売る】

「物語風に書く!」というのは、シーン(絵)を描くということですが、このことで
生まれるメリットは


●お客の悩みに焦点が当たるようになる

●話にリアリティが出て自分の経験とオーバーラップして感じてもらえる

●自分と同じような経験者がいるという安心感が生まれる


などになります。


しかし、残念ながら商品を販売する企業にありがちですが、

「モノ」を売ることに一生懸命になっている
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

例がとても多いです。もちろん最終的にはモノを売らなければいけないのですが、し
かし、この手法ではモノは売れません。

それはなぜか?

●似たような商品が世の中にはあふれており、選択肢が広がった

●企業の不祥事が原因で客は企業あるいは営業マンを信用していない

●団塊世代を中心に、所有よりもそのものがもたらしてくれる利益を欲しがるように
なった

などがあります。


モノが売れるには順序があるのです。その順序とは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


『困っている問題がある』→

→『その問題を解決する、できるような情報を提供する』→

→→『そのためにはあなたがすすめる商品を買うのがベストだとわかる』


この過程を経ないと人は行動してくれないのです。

これは、一般企業に限らず医療機関にも当てはまります。



『歯が抜けて困っている』→

→『インプラントなどの様々な治療があり、費用はいくらぐらい』→

→→『とても手頃でドクターもいい感じだ』

という図式ですね。


さらに、ここで大事なことがあります。

『歯が抜けて困っている』

という問題提起だけでは不十分です。


歯が抜けた結果、どういう困った問題があるかまで描写が必要
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

『笑ったときに何となく貧弱で人前に出られない』

『物が噛めず、最近胃が荒れてきている』

『総入れ歯になったときおいしさを実感できなくなってしまう』

こういった潜在意識の分野まで描写できると行動を起こすのです。
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

人間は得られる利益より


損失を避けたいと考えるエネルギーの方が断然大きい
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


のです。


【話し言葉の効用】

「メディ坊。物語を盛り込むというのはわかったわ。もう一つの話し言葉って?」

「ウン、今目の前にいる人に話しかけるように書くって言うことだよ」

「目の前の人に?」

「病院ってさ、パンフレットにしたってホームページにしたって、『当院は○○です。
○○をモットーにしています』みたいな『です』『ます』調なんだよね」

「それでは共感得られないの?」

「どうしてもお役所の固い文章のようになっちゃうんだ。お役所からやって来る文書っ
てわかりやすい?」

「わかんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」

「でしょ。どうしても紋切り型というか、決まり切った書き方なのよね。これじゃ読
む側が興味を持てないんだよ」

「そりゃそうね〜〜〜。」



では、先ほどの前立腺肥大症の事例で考えてみましょう。

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前立腺肥大症で悩んでいる方々に対して、当院では今話題の「高温度治療法」を実施
しています。ほとんど痛みは感じず、しかも切らずにすむので社会復帰が早くでき、
とてもありがたいと喜ばれています。
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「最近、オシッコが近くなって夜中に何度も起きてしまい寝不足だ…」
「仕事の途中で盛んにトイレに行きたくなり、仕事どころではない…」
「排尿後もすっきりとせず残っているようで何となく落ち着かない…」

あなたにはこんな心当たりはありませんか?こんな症状が出始めたら「前立腺肥大症」
かもしれません。

「エーッ、この私が?」とお感じになるかもしれませんが、60歳を境にこんな症状
を訴えられる方は急増しています。

でも心配いりません。当院では今話題の「高温度治療法」を実施しています。この治
療法の特長は

(1)ほとんど痛みを感じない
(2)切らずにすむので社会復帰が早い

ということなんです。とてもうれしいことですね。あなたも気になることがあったら
躊躇せず思い切って相談してみませんか?
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いかがですか?

この違いを感じ取っていただけたはずです。
どうしても説明調だと固ぐるしい感じになりますが、会話調になると


非常に柔らかく、親しみが持て、この先生に相談しようかな?という気に
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

なるのです。


「わあ、やっぱりちがうわねえ〜、話し言葉になるとグッと親近感が増しちゃった」

「でしょ。」

「私も今回ずいぶんと勉強したわ、すべり台理論からはじまって物語を入れる、会話
調で書く、理屈じゃなく感情に訴えるとかね」

「これでカルンちゃんもいっぱしのコピーライターだね」

「わあ、うれしい」

「でもね。これで全部じゃないんだ。もうちょっとテクニック的なことがいろいろあ
るんだ」

「そうなの?、じゃあ教えてよ!」

「人間いっぺんに多くのことを覚えようとすると古い順から忘れるって言うじゃない。
だから続きは来月ということにしよう!」

「エッ!またあ〜 ( ̄□ ̄;)」


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