2008/08/15
製造業世界一 VS 石油長者
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 江戸者が見た日本驚愕シリーズ 2008年8月15日 VOL.60 残暑見舞い号 登録URL http://blog.mag2.com/m/log/0000211260/ http://www.melma.com/backnumber_168045/ http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/8896/p/1/ 転送熱烈歓迎 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 江戸者が麻布十番から芦屋に引っ越してほぼ2年経つが、相変わらずてやんでえ 中国が製造業世界一になる日?! OPEC諸国、石油高騰でぼろ儲け??! 出典はFT(Financial Times) 徘徊の中で出会った、びっくり出来事、知っていても食事時の話題くらいにしか ならない雑学知識等を、徒然なるまま濃縮して送るメールマガジン。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 1.ついに中国が米国を抜いて製造業世界一に 今や世界の工場と称されるようになった中国。 その中国が米国を抜いて製造業世界一に王手をかけようとしている。 2007年の米中経済数値比較 中国 米国 GDP 3兆2810億ドル 13兆8410億ドル *日本のGDPは4兆億ドル強(中国より若干大きい) 製造業割合 37.1% 13.4% サービス割合 38.6% 78.4% 2008年平均で、世界の製造業付加価値額に占める米国の割合は16.9 %、中国は15%と推定されている。 しかし2008年末には米国と中国の差は縮まり、2009年には中国が米国 を抜いて世界一の座につくことが確実視されている。 中国の世界一は170年(?!)ぶりのことだという。 ちなみに3位は日本、4位はドイツ、5位はイタリアである(2007年)。 今から170年前1838年には、中国は世界の超大国であった。 清帝国は世界に君臨し、インド亜大陸のムガール帝国と共にアジアの時代を 築いていた。 しかし間もなく、新興工業国のイギリスに理不尽な(アヘン)戦争を仕掛け られ、半植民地と化し、長い凋落の時代を迎えることになる。 その中国が5世代から6世代を経て復活する。 米国には、中国が既に製造業世界一だと思っている人がいる。 「米国は何も作っていない。全て中国から買っている」 平然とこのように答える米国人は多い(困ったもんだ)。 理由として次項が考えられる。 ・ウォルマートに買い物に行くと中国産のものばかり ・製造業のマイナスニュース(一時解雇等)をメディアがバンバン流す ・米国が強い製造分野は、人目につかない産業財(機械類) ・生産性の向上で、現場の人員と導入機械が減少・小型化 ・中国との貿易摩擦激化(中国産物品は原材料を輸入している) タカ派の米国人は、中国が正々堂々と商売を行わない(何らかの保護政策や 為替管理を行っている)からこのような結果になる、という屁理屈もこね始め ている。 (米国の農業にも政府から補助金がどっさり出ているという事実がある) 素直な感想としては、やたら資源を使って生産する国の品物は、なるべくなら 買いたくない。 石油などの燃料資源を外国から買わざるを得ない日本としては、その金を得る ために輸出をしないといけない。 世界の人達から「日本の品物は安全で安心で品質も良い、しかも作るのにも 使うのにもエネルギーが(他の国の品物より)かからない」 と言われる存在であり続けたい。 日本の名人技や匠の知恵は、このように活かすべきだろう。 量より質を求める時代が到来する(高齢化社会は量より質である)。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 2.OPEC加盟国、2008年上半期で昨年一年分の売上げ達成 原油高騰に泣く人々がいる一方、売り手は笑いが止まらぬ状況にある。 OPEC諸国が儲けている。 いや、暴利を貪っている。 彼らの2008年上半期石油販売高(金額ベース)が、ほぼ昨2007年並 の実績に達したという。 2007年 6710億ドル(74兆円) 2008年 6450億ドル(71兆円) *2008年は上半期(以下同様)、単位は億ドル 2007年 2008年 サウジアラビア 1940(21兆円) 1920(21兆円) UAE 630(7兆円) 610(7兆円) イラン 570(6兆円) 540(6兆円) クウェート 550(6兆円) 540(6兆円) アルジェリア 500(5兆円) 470(5兆円) ナイジェリア 560(6兆円) 460(5兆円) アンゴラ 440(5兆円) 470(5兆円) ベネズエラ 440(4兆円) 410(4兆円) イラク 380(4兆円) 390(4兆円) リビア 410(4兆円) 370(4兆円) カタール 260(3兆円) 260(3兆円) エクアドル 80(1兆円) 70(1兆円) インドネシア −40(輸入国) −40(輸入国) この調子で行くと2008年のOPEC全体の売上げは1兆2450億ドル になると予想されている。 その額は137兆円、トヨタ5社分の金額に相当する。 2003年のOPEC全売上げは3500億ドル(40兆円弱)であった。 OPEC諸国が異常な儲けを享受し、その金は外国からの物品購入に充てら れる。 OPEC諸国が買う先は主にアジアの新興経済国(中国や東南アジア諸国) からである。 高い石油を買う代わりに、石油産出国が彼らの品物を買う、という構図に なっている。 金が石油産出国と新興工業国の間で還流している。 特に中東湾岸産油6カ国(サウジ、UAE、イラン、イラク、クウェート、 カタール)では、2006年から2010年における石油収入が過去20年 の合計より大きく、2008年単年度だけでも1980年代の石油収入を 上回るという(HSBC銀行調査報告より)。 湾岸諸国でも各種価格が高騰し、インフレ率が2桁になろうとしている。 だが、それら以外の国々や地域には余り恩恵がない。 一番割に合わないのはインドネシアだ。 インドネシアは既に石油の純輸入国になっており、2008年末をもって OPECから脱退する。 湾岸産油国は石油で儲かった金を消費しているだけではない。 海外への貯蓄あるいは投資の原資にする。 現在の石油高はやがていつかは暴落するからだ。 金は天下の回りもの。 だからと言ってすべてを消費してはならない。 良い時にこそ悪い時に備える。 ボーイスカウトの標語にもなっている。 そなえよつねに。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 3.9月14日、月餅の日 今年の芋名月(中秋の名月)は9月14日(日)。 くれぐれも月餅を供えたりせぬよう気をつけたい。 十三夜でもある栗名月は10月11日(土)。 芋食べて栗食べて、月を愛でたい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 次号予定(24節気ベースに発行予定 = 処暑 =8月23日) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ このメールはご自由に転送いただいて結構です。その場合は全文を改変されずに、 是非お知り合い、お友達にもご紹介ください。 発行者:タコ博士 メールアドレス:teyandee @y2.dion.ne.jp (@を@に、@の前のスペースを削除) 登録URL http://blog.mag2.com/m/log/0000211260/ http://www.melma.com/backnumber_168045/ http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/8896/p/1/ 転送熱烈歓迎 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 江戸者が見た日本驚愕シリーズ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ melma! http://melma.com/ Yahoo! http://merumaga.yahoo.co.jp/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000211260.html http://www.melma.com/backnumber_168045/ http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/8896/p/1/ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


