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江戸者が出会った、人に伝えずにはいられない驚きの食・広告・言葉・行動・出来事・風習等を、日本のみならず世界にまで風呂敷を広げ、食事時の話題になるよう検証および解説を行う。

  • 周期 隔週
  • 最新号 2008/06/24
  • 発行部数 305
  • マガジンID 0000211260
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2007/10/24

二酸化炭素を排出するとこうなる

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江戸者が見た日本驚愕シリーズ

2007年10月24日 VOL.40 霜降号
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転送熱烈歓迎

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江戸者が麻布十番から芦屋に引っ越して、1年。
 私は二酸化炭素排出男?!
 応募条件は容姿端麗???
 日本に飯を喰いに来る外国人は!!!

徘徊の中で出会った、びっくり出来事、知っていても食事時の話題くらいにしか
ならない雑学知識等を、徒然なるまま濃縮して送るメールマガジン。

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1.二酸化炭素の排出に関する一考察

私の勤務先と最寄駅の間に池がある。
おそらく貯水池と思うが、朝晩にそこを通ると釣り人が糸をたれていたりする。
釣れている光景を見たことはないが、魚が水面ジャンプをしているのを見たこと
も一度や二度ではない。
魚はいる。後は釣り人の腕次第だ。
池の形は円とは言えず、かなり長細い楕円の池である。長径は300m、短径は
50mほどだろうか。
周囲は柵で囲われ、畔には葦だか蒲だか知らぬが、すすきの仲間と思しきひょろ
ひょろした水草が生い茂っている。
絶好の子供の遊び場と思うが、柵があるせいか、あるいは子供が少ないせいか、
学校の指導が行き届いているせいか、柵を乗り越えてまで池の畔で遊ぶ子供の姿
を見たことは無い。
釣り人はみなおっさんである。たまに犬を連れている釣り人もいるが、犬は死ぬ
ほど退屈そうに見える。
柵の中から外を見ている。
たまに鳴く。
わぉーん。

そんな池の畔を、柵に沿って帰る。
わぉーん。
秋になりどんどん日が短くなっているので、日没時間も早い。
大阪地区で5時半過ぎにはかなり暗い。
この時間帯を逢魔ヶ時という。
昼と夜の間、そのどちらでもない時間帯に、この世とは違う世がつながり、この
世のものでない何かが出やすい時間だという。
まさに、魔と出逢う刻。

その日私は5時半過ぎに職場を出た。
周囲は既に夕方の赤みが取れかかり、闇が支配しようとしている。
池の畔に差しかかる。
薄ぼんやりした照明が、かろうじて向こうからやってくる人の存在を知らせてく
れる。日の光は最早無く、薄暮が西の空を力なく覆っている。

駅に向かって突き進む私の前に、突如黒い存在が現れた。
邪悪な意思を持つ何者かの存在を感じた。
避ける間もなくその黒い何者かは私に付きまとった。
逢魔ヶ時に相応しい出来事だ。

私の頭の上に蚊柱が出来た。
私は頭を短く刈り込んでいる(頭頂は6ミリ、側頭部は3ミリ)。
そんな私の頭の上に、ほの黒い蚊柱が立った。
一体何匹くらいいるのか確かめようとして上を見ると、目を攻めてくる。
走って逃げようとすると一緒に付いてくる。
はてさてどうしたもんか?
どうしてこの蚊柱は私を選んだのだろうか?
と考えると、蚊は二酸化炭素に誘われる、という基本的事実を思い出した。
ということは、私以上に二酸化炭素を排出する、人間界のアメリカや中国のよう
な人物に近づけば、自動的に蚊柱は人間アメリカあるいは人間中国にまとわりつ
く。
我ながら素晴らしい解決法にほくそえんだ。
しかし考えれば考えるほど頭の温度は上がり、私は二酸化炭素を排出するのだっ
た。

池の周囲には残念ながら飲んだっくれのホームレスは暮らしていない。
池の周囲で激しく運動する集団あるいは個人は見当たらない。
もしそういう輩が池の周囲にいるのなら、私は彼らにそっと近づくことだろう。
頭の上にほの黒い巨大な蚊柱をわんわんさせながら。
だが、非情にも池の周囲には、私の心からの贈り物を受け取るに相応しい人間は
いなかった。

私は蚊柱男のまま10分歩いて最寄り駅に着いた。
えぇーい!鬱陶しい!

駅手前の横断歩道を渡ろうとして左右を確認した。
右の方から近所の中学生集団が自転車でふらふらやってくるのが見えた。
どうやら野球部らしい。頭が丸い。
しめた!
私は奴らががはがは言いながら自転車で通り過ぎるその時に頭を振った。
ラヂヲ体操の真ん中へんの運動のように頭を振って、蚊柱に注意を喚起した。

私の思惑に違わず蚊柱は危機感を覚えて私の頭の上から離れ、中学生自転車集団
を新たな住処として瞬間引越しをした。

私は蚊柱に追い付かれぬよう、走って横断歩道を渡った。
途中、自転車集団の方を振り向いた。
自転車集団の上には暗雲がたちこめていた。
中学生の二酸化炭素排出量は蚊を惹きつける。

ここに、人間も国家も、成長期の二酸化炭素排出量は凄いことが証明された。

めでたしめでたし。


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2.募集、容姿端麗

早くも来年度の生徒を募集している学校がある。
阪急を利用していて中吊り広告で見たのだが、その学校の卒業生がPRに一肌脱
いでいる。

応募するには様々な条件がある。
年齢。
容姿端麗。

学校は宝塚音楽学校。
卒業生は黒木瞳。

募集要項は1部2000円で販売される。
興味ある方は購入されてはどうだろうか。
販売は11月20日から。

http://www.tms.ac.jp/bosyu.html

ちなみに中吊り広告に一肌脱いではいるが、黒木さんはちゃんと服を着ている。
誤解なきよう。


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3.日本に来る外国人旅行者は何を楽しみに来るのか?

2006年の実績だが、733万人の外国人旅行者が日本に来た。
出張者も含まれているデータゆえ一概に観光客データとは言えないが、凡その傾
向は分かる。
(データ出所:独立行政法人 国際観光振興機構)

ちなみに日本を訪問する外国人ランキングは、
1.韓国 211万人
2.台湾 131万人
3.米国  82万人
4.中国  81万人
5.香港  35万人
6.英国  22万人
となっている。上位6カ国で77%。

訪日動機
1.ショッピング 34.8%
2.伝統文化・歴史的施設 32.4%
3.温泉・リラックス 32.1%
4.自然・景勝地 28.5%
5.日本人とその生活 27.7%
6.日本の食事 19.4%
7.都市の魅力・現代性 16%
8.日本訪問への憧れ 13.6%
9.テーマパーク 10.3%

アジアからの観光客は「温泉・リラックス」「ショッピング」に対する関心が
高く、米国・英国は「伝統文化・歴史的施設」「日本人とその生活」に関心が
高いらしい。
他に台湾と中国は「自然・景勝地」への関心も高く、香港は「ショッピング」
への関心が極めて高い、という調査結果も明らかになっている。

リピーター率は台湾69%、香港75%と非常に高い。
一方で米国は28%、英国は15%と、距離が災いしているのか、2度訪問する
価値は無いと判断しているのか、リピーターは多くない。
秋葉原や新宿で買い物をしている中華系の人達は、香港か台湾の可能性が高い。

韓国の人は温泉・リラックス、ショッピングを目的に来日し、関東・関西圏に加
え、最近は地理的に近い九州、あるいは自然に恵まれた北海道、東北が増加傾向
にある。

台湾の人は温泉・リラックス、自然、ショッピングを目的に来日し、関東・中部
関西圏に加え、北海道・北陸方面への関心が最近は高い。

香港の人はショッピング、温泉・リラックス、食事を目的に来日し、関東・中部
そして最近では北海道への訪問率が急上昇中である。

米国・英国共に関東と関西の訪問率が高く、相対的に中国地方(広島?)の訪問
率も高い。米国からの観光客における関西訪問率は減少傾向にある。
日本観光は京都だけではない、ということだろう。

これから海の幸が美味い季節。
北海道や北陸でカニを喰らい、鍋をつつく、日本人のようで日本語ではない言葉
を話す人達はきっと彼らだ。
温泉で水着を着用していたら、裸で入るように促してあげよう。
あるいは力ずくで脱がすか、である。

こういう観光状況も、地方活性化の1つのヒントになるのではないか?

独立行政法人 国際観光振興機構
http://www.jnto.go.jp/jpn/ (日本語)
http://www.jnto.go.jp/ (中、台香、韓、仏、独、タイ)


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次号予定(24節気ベースに発行予定 = 立冬=11月8日)

次号までの出来事
1.10月26日  原子力の日、今年最大の満月
2.10月29日  明け方、金星が見やすい
3.10月31日  ガスの日、世界勤倹デー
           (東京の日の出6:01、日の入り16:48)
4.11月1日   灯台記念日、新米穀年度
5.11月2日   薩摩藩主 島津斉彬が写真撮影(1857年)
6.11月3日   晴れの特異日、レコードの日、ハンカチの日
7.11月4日   米国のサマータイム最終日
8.11月7日   ロシア十月革命記念日(90周年)
9.11月8日   木枯し1号平均日(東京)

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このメールはご自由に転送いただいて結構です。その場合は全文を改変されずに、
是非お知り合い、お友達にもご紹介ください。

発行者:タコ博士
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