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『特許と商品開発、そして諸々~~~!』 『諸々』のところに何が飛びだすことやら? その時々に思いついたことを書く! 特許商品は、売れて初めて価値が出る。売れない特許権に価値がない! 売れる商品開発は、お客に『メリットを提供できる商品』だが、お客はその『メリット』に気づいていないから、『意外なもの』が売れる。  元特許事務所員:坂井徳栄が、お届けします。

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2009/11/25
  • 部数 249部
  • メルマガID 0000209589
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2009/08/10

サイコロでさえ六面体!

●◎●  非まじめ・メールマガジン 2009.08.10. ◎●◎
    『 サイコロでさえ六面体! 』 No85号
◎●◎ 非まじめ発創塾 特許力強化人 坂井 徳栄 ◎●◎
◎●◎    http://www.himajime11.com     ●◎●
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 この度もご購読いただきまして有り難う御座います。

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◆ 【折々の記】

 相変わらずマスコミは、不景気な記事で満載ですが、産業界は少しづつ
変化が出てき始めましたね。

 例によって日経記事から拾って見ました。

 7月26日、1面トップに『企業の「稼ぎ頭」交代』とあり、7社が
一覧表になっており、比較可能な上場企業の1割弱が売上げのトップが
交代したことを伝えています。

 その7社の例を紹介します。
  富士フイルム   複写機、プリンター  ⇒  医療関連など
  ユニクロ     男性向け商品     ⇒  女性向け商品
  ユニ・チャーム  国内子供用オムツ   ⇒  大人用オムツ
  ワタミ      国内外食       ⇒  介護・宅配弁当
  日清紡      自動車部品      ⇒  太陽電池関連
  昭和シェル    石油         ⇒  太陽電池
  三井ハイテック  半導体関連      ⇒  環境車部品など

 いかがですか、富士フイルムは複写機やプリンターから医療・液晶に
転換し、日清紡は、紡績とは無縁と思われる車部品に転換したと思ったら
さらに転換して太陽電池関連ですね。


 同じ1面に「トヨタ系ジェイテクト 米社の車部品事業買収」とあります。

 そして9ページの「エコの探偵団」には、殺虫剤市場が拡大している
理由として「愛犬を蚊から守る必需品」とあります。

 香取器具は次のように発展してきました。
 線香式 ⇒ マット式 ⇒ 液体式 ⇒ 電池式 ⇒ ワンプッシュ式

 この流れを見ると蚊取り器具も次々と異なる面を出しながら発展して
いるようですね。

 もしかすると犬や猫のほうが私より楽な生活をしているのでは?と、
ヒガンデいます。


 続いて27日のトップには「日立が完全子会社化 マクセルなど成長
事業を取り込む」として次の5社にTOBを実施するそうです。

  ※ TOBは、株式公開買付けのことです。


 このトップ面の左端に「シェア首位、11品目で交代」として
「「お値打ち感」に支持、とあって、8ページにはさらに具体的に
掲載されていました。

 ここでは上位2社のシェアのみを掲載します(単位%)。

 エチレン    三井化学 (16.7)   三菱化学  (15.6)
 風力発電機   三菱重工業(36.2)   GEウィンド(30.0)
 ブルーレイ
 録画再生機   パナソニック(36.4)  ソニー   (32.1)
 一眼レフカメラ キャノン  (40.1)  ニコン   (39.9)
 プリンター   エプソン  (41.9)  キャノン  (41.7)
 音楽ソフト   ユニバーサル(15.5)  エイベックス(15.0)
 マンション   大京     (4.2)  三井不動産  (4.1)
 人材派遣    リクルート  (9.1)  ラデアHD  (5.2)
 台所洗剤    花王    (34.9)  P&G   (31.7)
 紳士服     三陽商会   (2.7)  オンワード  (2.5)
 アイスクリーム ロッテ   (17.1)  森永乳業  (13.1)

 以上トップページの国内シェアですが、8面には「世界シェア 日本勢に
逆風強まる」として太陽電池「シャープ後退」、ビデオカメラ「ソニー苦戦」
と書いていますが、自動車については「トヨタは首位奪う」となっています。

 しかし、このままトヨタがすんなりとトップを維持できるかどうかの
保障がつけられないのがグローバル化した現代の自由経済社会です。


 さらに、8月6日には、「ホンダ、タイから二輪車(オートバイ)輸入」
とあり、理由は、日米欧の需要停滞で国内生産では採算が取れなくなって
きた上に、タイに日本の3倍規模の工場を設立済みのようです。


 その上7日には、三菱レイヨン「サウジで高機能素材 低コストで合弁
生産」と続いただけではありません。

 なんと、10日の日経トップには、『三菱ケミ、三菱レイヨンを買収』と
あり、『「脱石油化へ再編」加速国際競争勝ち残り』とあるではありませんか!


 米国同様に、日本も国内製造業がなくなっていくのでしょうかね?

 いやいや、それだけで終わってくれれば良いのですが、このクラウどの
先は雨なのか、晴れなのか、雪なのか、あるいは暴風なのか?英国で
始まった産業革命や、日本の明治維新同様『社会体制が変質』しているの
かも知れませんね!


 平家物語の「盛者必衰のことわり」や、鴨長明の方丈記にある「行く川の
ながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」ではないですが、同一社内
でも何時までも同一商品や、現状維持では生き延びられないことだけは
たしかなようですね。


 もう一つ日経産業新聞の記事から紹介しましょう。
 もちろん、どなただったか忘れたのですが、キングジムの電子メモ帳
「ポメラ DM10」を買ったら大変都合が良かったと言うものです。

 この製品の開発担当者は「他社製品をまねず、ありそうでなかった商品を
開発したことがヒットに結びついた」とコメントしているそうです。

 その上で商品化を検討段階では、「経営陣はヒットを予想できなかった」
が、社外取締役の大学教授が「今すぐでも買いたい。ぜひ商品化すべき」
と主張したので、社長のゴーサインが出たという。

 キングジムの宮本彰社長の決断は、「少人数でも飛びついてもらえる
商品ならヒットする」との考えからだったそうです。


 いかがですか、あの小さな四角のサイコロでさえ6面あるのですから、
見る立場によってサイコロの目は1~6まであるのです。

 その上、前後左右上から見ても地面に着いた面は、見ることができない
のです。

 目前に見える面を基礎に、どんなに技術を向上しても、任天堂のWiiの
ようには行かないのです。

 任天堂のWiiは、不要な機能をそぎ落とし、老若男女誰にでも最初から
使える上に低価格であった点にヒットの秘密があるそうです。

 一方、日本の携帯電話は、技術的には世界の最先端を行っていると言うの
ですが、売上げではようやくソニーが5位に入っている程度です。

 これを称して日本の技術はパラタゴス化しているとヤユされています。

 私も一時は携帯を持ったのですが、通信料が高すぎる上に、使いもしない
機能が多すぎてついていけず、止めてしまいました。

 技術の高度かも行き過ぎると商品や操作が複雑化し、大切な使い勝手に
難点が発生し、プロ向け商品となり一般消費者に敬遠されるから『売れない
商品』になってしまいます。

 『商品には自身があるが、なぜ売れないのだろうか?』と言うことです。

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◆ 【非まじめ発創】

 今回の題名を『サイコロでさえ6面体!』と名づけたのは、世の中の
常識や思い込みを打ち破っていただきたいからつけた題名で、前回ご紹介
した日本の糖尿病治療法という常識でさえ、米国の治療法から見たら
非常識であって、江部医師の「糖質制限療法」のほうが正しそうですよ。

 私も、この「糖質制限療法」に挑戦し始めたばかりですが、どうもこちら
の方に部がありそうです。

 現代医学の成果は、分析哲学に基く医学であり、科学の一部門に過ぎない
わけです。

 しかも部分哲学の成果は、残念ながら部分最適の落し穴に陥り易く、
よほど注意しないと全体最適になりにくいのです。


 その科学の一部門として化学がありますが、この化学の常識として
「プラスチックスは、焼却以外で処理するには、2~3000年の年月が
必要だ」と言われていました。

 青色発行ダイオードの発明は、21世紀にならないと無理だと言われて
いたものですが、中村修二氏により1993年11月に発明された以上の
大成果と言える得るのでしょうね。

 ノーベル化学賞を受けた白川博士の導電性プラスチックにしてもプラス
チックの一面に過ぎないのですから原状の商品の他の面から追求すれば、
意外な商品が開発され、その開発商品に使い勝手の良さを加えたらヒット
商品の誕生となることでしょうね!

 しかしながらこの常識は、従来の常識をサイコロの一面としてとらえ、
バクテリアが分解するという他の面から見直して挑戦した16歳の高校生が
いました。

この『16歳の高校生が3ヶ月でプラスチックを分解する方法を発見』
と言う夢のような記事は、ライブドアーのGIGAZINEの7月31日掲載
された記事です。 ⇒ http://news.livedoor.com/article/detail/4277205/


<以下引用>
環境破壊の代名詞の一つが、そこら中に捨てられてしまったプラスチックゴミ。
生ゴミはたとえどこかに捨てられていてもやがて微生物が分解してしまうので
あまり害はないのですが、プラスチックやビニール袋は分解されにくいため、
長く残り続けてしまうのが問題でした。

しかし、16歳の高校生がわずか3ヶ月でプラスチックを分解できる方法を見つけ
出したそうです。
詳細は以下から(ライブドアもこちらの記事から引用したものですね!
当然原文は私に読めません)。
Teen Decomposes Plastic Bag in Three Months | Wired Science | Wired.com

プラスチックの分解には何千年もかかるといわれてきましたが、カナダの
高校生Daniel Burdさん(16)はなんと3ヶ月で分解する方法を見つけました。

Burdさんは、たとえ千年かかってもプラスチックを分解させる何かは存在
しているわけで、それはきっとバクテリアだろうと当たりをつけました。

そして、ゴミをイースト、生水と混ぜ、プラスチックを入れて煮詰めた
ところ、プラスチックは自然界で分解されるよりも早く分解が進んだそう
です。

異なる温度や構成で実験した後、Burdさんは微生物を分離。

一種類はPseudomonas属、もう一種類はSphingomonas属であることを突き
止めました(16才でこんな分析ができる知識だけでもすごい)。

Burdさんは、工業規模でこの分解を行うことは簡単だろうと話しています。

この作業に必要なのは監視人、媒介物、プラスチック、バクテリアの4つ
で、消耗するのは水とちょっとの二酸化炭素だけで済むとのこと。

千年以上かかるとはいえ、プラスチックは分解されるという事実に着目
プラスチックを分解する「何か」は、必ず存在する。

その何かをまず見つけ出すことは出来るかもしれない。
そう思った彼は、その「何か」がバクテリアではないかと仮定し、その
バクテリアを見つけるための実験をした結果、その微生物を特定することに
成功した。

こうした考えを持って、その何かを見つけることに120%の力を注ぎ
込んだ結果、最終的には、無理だと思った、短期間でプラスチックを分解
する方法にたどりついてしまったわけです。

今、あなたが、無理だと思ってあきらめてしまっていること。
その無理だと思えることの中でも、出来ることはキットあるはず。

それを見つけて、そこに120%の力を注ぎ込んでみてはいかがでしょうか。

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◆ 【読者様の声】

 ある機器メーカーの開発担当者さん山谷から次のようなメールが届きました。

> 今回の記事にある医療関係の記事ですが、
> 全体最適化の視点という言葉に、共感を覚えました。
> 毎日場当たり的な対処に追われ、全体からの視点を
> 忘れておりました。
> 目が覚めた思いです。

 この記事は、8月2日の非マジメメルマガに対する感想で、マグマグの
8月2日の記事で読めます。 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000209589.html

 私の持病に関連するもので、米国で1993年に大変効果的な成果を
得られて以来、急速に普及している糖尿病治療法ですが、なぜか日本で
普及しておらないのです。

 日本の治療法は、部分最適療法であって、快方に向かう全体最適治療では
ないのですから言ってみれば不治病の延命療法に過ぎないのです。

 我が母もこれで命を落とし、4人の兄姉が同病ですが、症状が一人一人
違い、一番若い私が最悪の状態で悔しいのですがどうにもなりません。


 日本では、1999年、京都の高雄病院で江部幸一郎医師が始めて治療を
始めたものの全国的な普及は、遅々として進んでいません。

 私も、この弟さんの江部康二医師の『ドクター江部の糖尿病徒然日記』に
出会ったのが、7月20日で、人生最後の挑戦として、不十分な知識のまま
25日ころから取入れ始めましたが、未だ2週間ですから成果のほどは未だ
分りませんが、どうも具合が良さそうです。

 江部医師は、人類誕生以来4~500万年前のDNAの説明から、
20万年前に誕生した現代人であるホモサピエンスのDNAの説明と、
1万年前に始まった穀物生産の発見と4000年前の普及と言う原点に立ち
戻った人類のDNAの本質に立ち返って全体最適の立場から説明しておられ
ます。


 ブログは7月から逆順で3月まで読み進めていますし、2冊の著書も本日
8日(日)に届きました。

 月よりの使者ならぬ、地獄の使者を何とかして追い返そうと必死に取組み
ます。

 『ドクター江部の糖尿病徒然日記』のURLを紹介しておきましょう。
 ⇒ http://koujiebe.blog95.fc2.com/

 興味のある方は、是気クリックしてお読みください。

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 お申込みになられると、改めて入手方法をメールでご案内しておりますが、
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 また、体調からしてご支援は停止いたしております。
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◆ 【あとがき】

 最後までお読みいただきまして 本当に有り難うございました。

 今回のメルマガは、アチコチの記事のご紹介ばかりで、私の本来の記事を
書くスペースがなくなってしまいましたが、読者様にとっては、受取り方
次第で大いに役立つ記事の連続だと自負いたしておりますが、
あなた様は、どのようにお受取りになりますか!


 あなた様の ご健闘と ご活躍を お祈り 申し上げます。


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 発行責任者:坂井 徳栄 


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