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2008/06/15

5分でわかるデジタル家電のABC Vol.050

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5分でわかるデジタル家電のABC Vol.050
【ノードビルが回線を繋げている・・・携帯電話の謎6】
発行:2008.06.15 23:00
配信数:1274部
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【目次】
1.暑い時には
2.ノードビル
3.RNC
4.携帯電話が繋がる仕組み
5.ビールの味
6.まとめ
7.次回予告
8.編集後記
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【このメールマガジンの登場人物】

X君:
大学生。法律の勉強をしているらしい。
2週間に1回ぐらいの割合で、【私】の家に遊びに来る。
忙しい時は、遊びに来なくなるので注意。

私:
電機メーカで、デジタル家電の研究開発に従事している。
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【1.暑い時には】

X君
「暑い時にはやっぱりこれですよね!」

ガサガサと音を立てて、コンビニの袋からX君が取り出したのは、
缶ビールだった。


「今日は一体どうしたの?」

X君
「2本買ってきたので一緒に飲みましょうよ」


「ビールを飲むのは、話が終わってからにしようか。
しかし何でまたビールなんて買ってきたの?」


X君は、袋から取り出したビールを、私の部屋の冷蔵庫に収納した。

X君
「今日は暑くて晴れていますからね。
こういう日に、ぐーと飲むのは気持ち良いです。
話が終わってから、ビールを飲むのが楽しみですね」

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【2.ノードビル】

X君
「前回は、ノードビルのお話でしたね」


「うん。携帯電話端末から、送信された電波が、基地局を通って、
ノードビルというところへ行くという話しだったね」

X君
「えーと、そのノードビルには、RNC、交換機、ホームメモリなど
があるんでしたよね」


「X君よく覚えているね」

X君
「さっき、メルマガを読み直して勉強しておきました」


(前回のメルマガ)

5分でわかるデジタル家電のABC Vol.049
【どうやってネットワークに繋がるの?・・・携帯電話の謎5】
http://archive.mag2.com/0000209216/20080601230000000.html

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【3.RNC】

X君
「でも、RNCって何でしたっけ?」


「Radio Network Controller(無線ネットワーク制御装置)のことだよ」

X君
「そうでした。そうでした。あんまり詳しく覚えていませんが、
そういう話も聞いたような気がします。
でも、それってどういう役目をするのですか?」


「無線回路の制御、それから音声符号化をするのだよ」

X君
「うーん・・・」


「無線回路の制御とは、例えば【ハンドオーバー】があるよね。

【ハンドオーバー】というのは、端末使用者が移動した時、
基地局を自動的に切り替えるような仕組みのことだよ」

X君
「そういう仕組みがあるんですか?」


「端末使用者が移動しながら電話を掛けていることってあるよね。
歩きながら電話をしている人も居るし、
中には電車の中でかけている人も居るかもしれない。

そういうときって、
基地局から離れていくと、電波が届かなくなることがあるんだけれど
そういった場合に、基地局を切り替える必要があるんだ。

それが【ハンドオーバー】だね」

X君
「そういうことを、RNCでやっているんですね」

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【4.携帯電話が繋がる仕組み】

携帯電話の端末のからの情報は、
基地局(無線基地局)を通り、ノードビルに到達します。

ノードビルには、【RNC】や【交換機】がありますが、
【RNC】は、無線回路の制御などを行い、
【交換機】は、相手の電話番号を探す役目をしています。

そのとき【交換機】は、
【ホームメモリ】に蓄積してある情報(データベース)から、
相手の電話番号を探すことになります。

そうすると、相手が居る【位置登録エリア】というのが分ります。

この位置登録エリアには、複数の【基地局】があり、
その基地局が一斉呼び出しをかけます。


こういう呼び出しを「ページング」というようです。
(英語で、ポケットベルのことを【ページャー】とか言いますよね)

呼び出しが行なわれ、相手が判明すると、接続できるわけですね。
(加入者交換機や、中継交換機が動き、回線を繋げていく)

それで、「もしもし」と話が始まるわけです。

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【5.ビールの味】

X君
「へー。そうやって、携帯電話が繋がっていたんですか。
ノードビルが見えないところで働いているんですねえ。

隠れたところにいるけれど、
ノードビルは携帯電話を掛けるたびに、頑張っているんですね」


「そう、見えないところにあるノードビルにも、感謝したいよね」

X君
「んじゃ、ノードビルに乾杯しましょうか」


X君は、私の部屋の冷蔵庫から、冷えた缶ビールを取り出した。


X君
「かんぱーい。こうやって喉を通り抜ける冷たいビール最高です」


「もしかして、もしかすると・・・」

X君
「喉を潤すビール。略して【喉ビール】。ノードビル最高ですね!」


「あっ!」

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【6.まとめ】

1)携帯電話端末からの電波(情報)は、
基地局(無線基地局)を通ってノードビルと呼ばれる設備に到達する。

2)ノードビルは、
【RNC】【交換機】【ホームメモリ】などで構成されている。

3)【RNC】は、無線回路の制御、音声符号化などを実施。

4)【交換機】は、相手の電話を見つけ出し、回線を接続する装置。

5)【ホームメモリ】とは、
電話番号情報などを蓄積しているデータベースのことで、
この【ホームメモリ】から相手の【位置登録エリア】を探し出す。

6)【位置登録エリア】が分ると、
一斉呼び出し(ページング)を行い相手の端末を見つける。

7)交換機が回線を接続して、電話が通じる。

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【7.次回予告】

携帯電話の話の続きです。

いよいよ、「端末のお話」に入る予定です。


その後は、こんな感じでいきたいと思います。

携帯電話(基地局,端末,W-CDMA(FOMA),LTE(S3G),iモード,ワンセグ)
(800MHz,2.1GHzの違い)
無線LAN、WiMAXなど。
ビデオ、CD、DVD。
FeliCa(Suica、Pasmoなど)
(予定は未定です)
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【8.編集後記】

いよいよ、iPhoneが日本でも発売されるそうです。
日本の端末メーカは、さらなる苦戦をしいられるのでしょうか。

どういう展開になるのか、見守って行きたいと思います。

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