2009/06/29
◆◇◆◇ NPO 法人 IFE メールマガジン 49号 ~原点~ ◆◇◆◇
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● ◆NPO法人IFEメールマガジン◆ 49号 2009/6/28 □■□■■■□■■■□□ このメルマガは □■□■□□□■□□□□ ZOMAHOUN.comのサイト □■□■■■□■■■□□ からメルマガご登録いただいた □■□■□□□■□□□□ 皆さんにお送りしています。 □■□■□□□■■■□□ ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● (イフェとはベナンの言葉で「愛・分かち合い」という意味です。) http://www.zomahoun.com 皆さま 長野県松本市旧開智学校。 ・・・・ 先週は、昼間勤務している会社で、送別会などがあり、 1週間ほとんど自宅には帰れなく、アフリカの仕事も満足にできない もどかしさも重なって、心が荒廃していました。 先週土曜日の明け方、自宅に戻り、3時間ほど睡眠をとったあと 何を思ったか、ぶらっと長野県松本市まで車を走らせました。 計画もなく。 ちなみに長野県松本市は僕が5年前に住んでいた町。 久しぶりの松本でしたが、快晴にも恵まれ、とてもいい時間を 過ごすことができました。特に途中立ち寄った安曇野では、 田んぼの稲も見事に育ち、一面緑色の絨毯でした。 田んぼの「におい」と一面の緑に心が洗われました。 そして、行ったところが旧開智学校。 開智学校に関しては、ぜひホームページ等で調べていただければと思いますが、 端的に説明すると、明治になって義務教育がスタートしたときに建てられた小学校です。 館内は資料館になっていて、明治期から現代までの教科書も展示してあり、 とても楽しいものでした。 教科書に関していえば、明治期の教科書から挿絵がふんだんに使われていたことと、 昭和初期にはカラーの教科書があったことに驚きました。 ちなみに教科書はすべて日本語で書かれ、日本史の教科書も明治期からちゃんとありました。 自国の歴史が、自国の視点で学べる。当たり前のことに思うかもしれませんが、 アフリカではまだまだそうではありません。 なお、IFEの活動では小学校を建てることも重要ですが、その学校で学ぶ教育の内容が 一番大切なことだと考えています。 ところで皆さん、アフリカの歴史ってご存知でしょうか。 アフリカは貧困だ、なんだと、そういった情報が沢山ありますが、 そもそもアフリカ(今回はベナンに特定)の生い立ちはご存知でしょうか。 今回、IFEのホームページにはベナンの歴史の“さわり”をコラムとして掲載しました。 少しでもベナンを知っていただこうと、IFEの観光担当のスタッフが心をこめて書きました。 ぜひ読んでみてください。 ◆「アフリカニュース」 http://www.zomahoun.com/blogs/africanews/ 僭越ながら、僕はアフリカの活動に携わる者として、アフリカの歴史を知ってもらうことは 非常に大切なことだと思っています。 その国の人がどういう歴史的背景をもっていて、いま生きているか、ということを皆さんとともに 学びたいと思っています。 「アフリカは貧しい」という情報ばかり流したって・・・・ね。そう思いませんか。 ・・・・・・・ 話は引き続き『教育』のことになりますが、 僕が以前、教育実習で高校に行ったときのことです。 教育実習初日、僕の机の前に真新しい世界史の教科書と資料集が置いてあり、 チョークも数本置いてありました。 「先生、今日からそれを使って授業してください」と指導教員に言われ、それを抱えて教室に入ると 学生が40人、全員学生服を着て席に座っていました。 僕はそのとき「素晴らしいなこの国は」と思いました。 学校という建物が当たり前のようにあり、そこには各専門の先生が当たり前のようにいる。 そして当たり前のように生徒は全員教科書を持って、当たり前のように黒板がある。 “日本の学生さん、もし貴方のそばに学校という建物がなかったら、先生がほとんどいなかったら 教科書が買えなかったら、どうやって勉強しますか。” “学校の先生、もし貴方が赴任したところには、学校という建物がなく、黒板もなく、 そして生徒が教科書を持っていなかったらどうやって授業をしますか。” 僕はベナンの『たけし日本語学校』にいって、物資(教材)が不足している中で、 様々な工夫をしながら授業をやっている先生の姿を見て、『教えること・教わること』の 素晴らしさを感じました。 教科書がない。黒板がない。電気がない。日本語教材がほとんどない。 それでも日本語を学びたい人に日本語を教えたい。 生徒にとっても、日本語を聞けるのは1週間3時間しかない。 それでも一日でも早く習得して、日本に留学したい。 すべてが不足している中で、互いの『教えること・学ぶこと』の真剣な気持ちがぶつかった時、 そこに『教育』の大事な原点を見つけたような気がしました。 翻っていまの日本の学校教育は『教えること・学ぶこと』の大切さが失われたような気がします。 皆さんはどう思われますか。 ちょっと宣伝になりますが、小国秀宣著『ゾマホンも知らないゾマホンの国』を まだ読んでいない方、ぜひ読んでみてください。そこには『たけし日本語学校』創生期の 事が書かれているので、とても面白いです。いまではその学校の生徒から東京大学の 留学生も生まれました。(拍手) 僕も『原点にかえる・初心にかえる』ために今からその本を読み直そうと思います。 なんだか、今回のメルマガも説教くさくなってしまいましたが、最後まで お読みくださりありがとうございました。 そして、最近皆様からメルマガの感想をいただくようになりました。 それを読むと非常に勉強になりますし、元気もいただけます。 本当にありがとうございます。 引き続き感想お待ちしております。 □■□■□ 告 知 □■□■□ 感謝祭の時にチケットをお配りした、7月6日(月)の渡嘉敷ジムの ボクシングの試合。ぜひ皆さんで見に行って応援しましょう。 私も当日応援に行きます。 陰ながらIFEを応援してくださる渡嘉敷勝男さんに、ぜひエールを送ってあげてください。 それでは、皆様今週1週間もがんばりましょう。 追記:2009度のNPO法人IFEのご入会・更新も受け付けております!!!!!! http://www.zomahoun.com/ife/member.html ┃───────────────────────────── ┃ IFEメールマガジン ┃ 発行:NPO法人IFE ┃ ┃ 教育普及・社会福祉・環境保護 ┃ アジア・アフリカ友好関係を目指す ┃ 特定非営利活動法人 IFE(イフェ) ┃ ┃ 〒 192-0032 ┃ 東京都八王子市石川町2965−3 ┃ グランデュールA 203 ┃ ┃ ホームページ ┃ www.zomahoun.com/ ┃ お問い合せ・ご感想 ┃ ife@zomahoun.com ┃ 配信停止 ┃ http://www.mag2.com/m/0000209105.html ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━+


