人間学を学ぶメルマガ「こころは超臨界」  RSSを登録する

幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えるとき、世界は良い方向に動きだす。臨界質量とは、世の中をよくしたいという同じ「思い」あるいは「目覚め」を持った人々の数がある閾値を超えると、その「思い」が実現するというものです。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/11/02

こころは超臨界 No.743「センス・オブ・ワンダー」

【 幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えるとき世界は変わる 】
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )

****************************************************************

       人間学を学ぶメルマガ『 こころは超臨界 』

        読者:366人 / 発行人:渡部天真

****************************************************************

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 2009年10月20日 第743号「 センス・オブ・ワンダー 」09
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★09シリーズ「いのちの不思議」
 バックナンバーはこちらから → http://tinyurl.com/2jvvjn


  【世界の名言】

  子どもが生まれもったセンス・オブ・ワンダー(驚嘆の気持ち)を
  みずみずしく保とうとするには、それが神や妖精から与えられた才
  能でない限り、すくなくとも一人の大人の手助けが必要である。
  大人自身が自らが住む地球の喜び、興奮、神秘を再発見する過程を
  子どもとともに分かち合えばいいのだ。
  (レイチェル・カーソン)

  If a child is to keep alive his inborn sense of wonder without 
  any such gift from the fairies, he needs the companionship of 
  at least one adult who can share it, rediscovering with him 
  the joy, excitement, and mystery of the world we live in.
  ( Rachel Carson, American author (1907-1964) )


●小笠原諸島の聟島(むこじま)を巣立ったアホウドリが米国サンフラ
ンシスコ沖で確認されました。

  アホウドリ、米への旅――小笠原から2万6千キロ飛行
  【 09.10.27日経新聞(朝刊)】

  環境省は26日、小笠原諸島の聟島(むこじま)を巣立ったアホウド
  リが米カリフォルニア州サンフランシスコ沖で確認されたと発表し
  た。カムチャッカ半島やアラスカ湾を経由して南下し、2万6千キ
  ロ以上を飛行してたどり着いたという。

  同省は噴火の危険のある伊豆諸島・鳥島からアホウドリのヒナを移
  送し、聟島に新たな繁殖地をつくる事業を進めている。巣立ったヒ
  ナの動向は体に取り付けた発信器で追跡しているが、遠隔地での行
  動が目視で確認されたのは初めてという。

  見つかったのは5月22日に聟島を巣立ったメス。サンフランシス
  コ湾鳥類観測所のアルバロ・ジャラミロ上席研究員がサンフランシ
  スコの南西80キロメートルの沖合いで確認し、写真撮影にも成功
  した。体調などに異常はない様子だったという。


●アホウドリはカムチャッカ半島やアラスカ湾を経由して南下し、2万
6千キロ以上を飛行してたどり着いたといいます。

●4万年前の氷河期にシベリアからベーリング海峡がまだ陸続きだった
頃新大陸に渡ってきたインディアン(モンゴロイド)の陸のルートを頼
りに飛行して来たことになります。

●渡り鳥の長い旅路の孤独を思うとき、いつも私はレイチェル・カーソ
ンの言う「センス・オブ・ワンダー」のことを思い出します。

「致知」http://www.chichi.co.jp/ 2007年2月号
《特集》 一貫(いちつらぬく)

「日々生成、生きる限り成長する」
◎対談――中川秀恭&山岸 健

【山岸】 こういういじめや自殺などの問題が起きると、学校はすぐに
「命の大切さを教える」などといいますが、果たしてそんな抽象的なこ
とを学校で教えられるのかどうか。私は教えられないんじゃないかと思
います。

そこで思い出すのが、先生がよく大妻の入学式や卒業式でおっしゃって
いた「センス・オブ・ワンダー(驚嘆の気持ち)」。これが何か一つの
ヒントを握っているように感じるのです。

先生はこの「センス・オブ・ワンダー」という言葉がお好きだったよう
に拝聴していて感じたのですが。

【中川】 センス・オブ・ワンダーというのは素晴らしいですな。『沈
黙の春』で有名なレイチェル・カーソンの著書に『センス・オブ・ワン
ダー』がありますが、彼女の生涯がまた素晴らしいですよ。自分ががん
になりながら、闘病しつつ書いたんですよね。確かこの『センス・オブ
・ワンダー』が遺作のはずです。

その中に素晴らしい一節があるので、少々長いですが、ちょっとご紹介
しましょう。


  「風のないおだやかな十月の夜、車の音のとどかない静かな場所に
  子どもたちをつれていき、じっとして頭上にひろがっている暗い空
  の高見に意識を集中させて、耳をすましてみましょう。やがて、あ
  なたの耳はかすかな音をとらえます。鋭いチッチッという音や、シ
  ュッシュッというすれ合うような音、鳥の低い鳴き声などです。

  それは広い空に散って飛びながら、なかま同士がはぐれてしまわな
  いようによびかわす渡り鳥の声なのです。

  わたしは、その声をきくたびに、さまざまな気持ちの入りまじった
  感動の波におそわれずにはいません。わたしは、彼らの長い旅路の
  孤独を思い、自分の意志ではどうにもならない大きな力に支配され
  導かれている鳥たちに、たまらないいとおしさを感じます。また、
  人間の知識ではいまだに説明できない方角や道すじを知る本能にた
  いして、沸きあがる驚嘆の気持ちをおさえることができません」


「命の大切さ」を知るとは、その「感動」「たまらないいとおしさ」「
驚嘆の気持ち」を知ることではないでしょうか。生命の営みのいとおし
さ、驚きをどうやって子どもたちに体験させるかが、「命の大切さ」教
育の根幹ではないかと思います。

  ………………………………………………………………………………
  哲学者/神学者・中川秀恭(なかがわ・ひでやす)
  明治41年島根県生まれ。昭和13年東北大学法文学部哲学科卒業。
  22年北海道大学助教授、25年イェール大学大学院博士課程修了、
  28年北海道大学教授。42年北海道教育大学学長、50~58年
  国際基督教大学学長、58年から平成7年まで大学セミナーハウス
  理事長、61年から大妻学院理事長(平成15年まで)兼大妻女子
  大学学長(平成12年まで)。その間、昭和60年第13期日本学
  術会議会員・副会長など要職を多数歴任。著書に『ハイデッガー研
  究』『近代的人間とキリスト教』『祈りと沈黙』『行く手遥か 航
  海いまだ途上にあり』他がある。
  ………………………………………………………………………………

  ………………………………………………………………………………
  大妻女子大学教授・山岸 健(やまぎし・たけし)
  昭和9年新潟県生まれ。37年慶應義塾大学大学院社会学研究科社
  会学専攻博士課程修了。42年ロンドン大学留学、51年慶應義塾
  大学教授。平成11年から大妻女子大学教授。慶応義塾大学名誉教
  授。11~15年まで大妻女子大学人間関係学部長、のち大学院人
  間関係学研究科長。著書は『社会的世界の探求』『人間的世界の探
  求』他多数。最新刊に長女・山岸美穂との共著『感性と人間』があ
  る。
  ………………………………………………………………………………


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★ 購読・解除はこちらです http://www.mag2.com/m/0000208880.html
★ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
★ 発行人:渡部天真(名前の由来 → http://tinyurl.com/37rfmp)
★ メルマガ発想を支えるブログ: http://blog.goo.ne.jp/chorinkai/
★ バックナンバーはこちら  http://tinyurl.com/m4peab
★ ご意見・ご感想は、直接このメルマガに返信願います。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る