2009/06/16
09.06.16 こころは超臨界 No.652「一滴の水」
【 幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えるとき世界は変わる 】 ( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f ) **************************************************************** 人間学を学ぶメールマガジン『 こころは超臨界 』 読者:327人 / 発行人:渡部天真 **************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2009年6月16日 第652号「 一滴の水 」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【天風成功哲学・金言】 筆を洗ったまっ黒なコップの水も、水道の蛇口のところに置いて ポタリポタリと水を落とせば、一晩のうちにきれいになってしまう (中村天風) ●イギリスの歴史家トーマス・カーライルが2年間かけてやっと完成さ せた何千ページにも及ぶ原稿が、不慮の事故で消失してしまったという 話を先週お届けしました。 ●カーライルがそのショックから立ち直るのは、容易なことではありま せんでした。しかし、ある日偶然にも彼は立ち直る勇気をもらう光景に 遭遇します。それは、天風先生の言う、水道の水の一滴、一滴を連想さ せるものでした。 「世界で一番簡単な運命を変える本」http://tinyurl.com/36ru7v 【 ロバート・シュラー、知的生きかた文庫、p146 】 イギリスの歴史家トーマス・カーライルがフランス革命に関する何 千ページにもおよぶ原稿を書き終えて、読んでもらうために隣人の ジョン・スチュアート・ミルに渡した。 それから数日たって、ミルは青ざめて、困りきった様子で、カーラ イルの家にやってきた。ミルの家のお手伝いが、火のたきつけにし て原稿を燃やしてしまったのである。 カーライルは何日も頭がおかしくなってしまった。2年間の仕事の 結果が失われてしまったのである。彼にはそれを書きなおすエネル ギーをふるい起こすことができなかった。 そんなある日、カーライルは、一人の職人が、煉瓦を一枚ずつ積み 重ねながら、長い大きな壁をつくっているのを見た。この光景が彼 を勇気づけた。彼はもう一度やってみようと決心した。「今日1ペ ージ書こう――それから毎日1ページずつ……」。 彼はそれからゆっくりゆっくりと書きつづけ、ついにその原稿をつ くりあげたのであったが、それは最初の原稿よりもはるかに満足の いくものであった。 ●ここで重要なことは、たとえ一日に1ページであっても、計画を粛々 と実行していくことにあります。ジョン・トッドの「自分を鍛える」の なかには計画を立てることの重要性がこう記されています。 「自分を鍛える」http://tinyurl.com/2xew4f 【 ジョン・トッド、知的生きかた文庫、p49 】 今朝のことだが、一人の男が深く積もった雪の中に道をつけていた。す こぶる寒い朝だった。まるでお金でも賭けてやっているかのようにせっ せと精を出していたのだが、いっこうにはかどっていないように見えた。 そのうちにとうとう息が切れてきたのでひと休みし、今度はシャベルで 道の幅ごとに区切りをつけていった。それからシャベルの幅ごとに、つ まりシャベル一杯ですくえる量ごとに区切りをつけていった。すると、 さきほど無計画でやっていた時には30分かかったところが、15分も かからないうちにできてしまった。はるかにきちんと、しかも楽々とや ることができたのである。 私も自分の経験から、計画を立てないでやった日は、立ててやった日の 多くとも半分ぐらいのことしか満足にできないことを知っている。やり 方に最大の注意を払った時に最大の成果があがるということは、誰もが 経験しているところである。 このように、計画を立ててやれば、仕事というのは大騒ぎせずとも粛々 としてはかどるものである。満々たる水を海へ運ぶ川ほど流れは深く静 かなものだ。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★ 購読・解除はこちらです http://www.mag2.com/m/0000208880.html ★ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ ★ 発行人:渡部天真(名前の由来 → http://tinyurl.com/37rfmp) ★ メルマガ発想を支えるブログ: http://blog.goo.ne.jp/chorinkai/ ★ バックナンバーはこちら http://tinyurl.com/36t5sw ★ ご意見・ご感想は、直接このメルマガに返信願います。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ お読みいただきまして、ありがとうございます。


