2009/06/05
09.06.05 こころは超臨界 No.645「人工筋肉」
【 幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えるとき世界は変わる 】 ( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f ) **************************************************************** 人間学を学ぶメールマガジン『 こころは超臨界 』 読者:320人 / 発行人:渡部天真 **************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 2009年6月5日 第645号「 人工筋肉」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【世界の名言】 私たちは自ら目撃したいと望む変化の主役にならねばならない (ガンジー) We must become the change we want to see. ( Mohandas Gandhi, Indian religious leader, 1869-1948 ) ●18世紀後半、イタリアの医師、解剖学者ルイージ・ガルヴァーニは、 解剖したカエルの足の筋肉に電気を通じることで、筋肉が活動すること を発見しました。 つまり、電気信号を与えることにより生体の筋肉が働いたわけです。 ●こうした生体の筋肉組織を工学的に模倣することにより開発されたの が人工筋肉です。用途としては、既存のモータなどの代替、介護機器、 リハビリ機器、ロボット……といったところが期待されていますけれど、 いまいち普及するほどには至っていません。 ●しかし、人口筋肉に電気を流せば筋肉のように伸びるのならば、「筋 肉を動かせば電気が生み出せる」はず。まったくの逆転発想で人工筋肉 の使用を思いついた、たのもしい人が現れました。 ●ハイパードライブ副社長の和気美紀夫さんです。人工筋肉を逆利用し た波力発電機が実用化目前にせまっている、といいます。 人工筋肉、波力発電に応用――逆転の発想 この手で作る 和気美紀夫・ハイパードライブ副社長 【「拓くひと[壁をこえて]」09.05.30日経新聞(夕刊)】 さざ波程度の水面の揺れでも発電できる仕組みが生まれそうだ。ベンチ ャー企業、ハイパードライブ(東京・中央)副社長の和気美紀夫(43)が 研究する人工筋肉を使った波力発電機だ。産業用の人口筋肉は電気を流 せば筋肉のように伸びるが使い道は少なかった。「筋肉を動かせば電気 が生み出せる」。逆転の発想で和気の手が動き出した。 発電機は波に浮かぶブイの動きを人工筋肉を使って電気に変える。和気 は「肉厚の手」で試作品を何千個もつくり上げた。最適の電導率をめざ して素材を調合したり、電気回路を設計したり、妻が「肉球」と呼ぶ肉 厚の手は無骨そうに見えて柔らかく、よく動く。 「何でもつくれる器用な手だ」。米研究機関のSRIインターナショナ ルに勤める千葉正毅(56)が語る。20年前に人工筋肉を開発した千葉は 和気の肉厚の手を見て直感した。彼なら人工筋肉を世に広められる。 地元で二代続く建具職人の次男坊として生まれた。機械の回る音が子守 歌代わり。和気は「ほしいものは買うよりつくれ。そんな親だった」。 電子回路の工作に熱中し、小学6年生でシューティングゲームを自作。 高校時代は湖畔や山中に野宿した。竹を釣りざおに仕立てて魚を捕らえ、 スコップをフライパン代わりに焼き飯をつくった。 2004年、人工筋肉の実用化に向けて技術者を探していたハイパード ライブ社長の米村修治(36)が千葉に相談。和気こそふさわしいと思った 千葉はすぐさま口説いた。大手電機会社から独立し、ベンチャー企業を 経営していた和気もやりがいを感じて引き受けた。 北関東の和気の自宅庭には中古のコンテナがある。なかには金属加工に 使う旋盤など工作機械がズラリ。自宅の2階は電子部品や計測機器で埋 め尽くされている。週末ともなればコンテナにこもり、徹夜で試作品づ くりに没頭する。 波力発電機の実用化の八合目まできた。和気は「養殖設備のエネルギー 源として最適だ」と話す。日本大学、東京大学の研究者なども支援して いる。手を動かしものをつくるのが楽しくてしょうがない」。肉厚の手 が埋もれていた素材の手が埋もれていた素材の用途を引き出し、新たな エネルギー源をたぐり寄せる。 (敬称略) (文・柳迫勇人) ●また新たな地上資源活用の道が拓かれようとしています。宇宙船地球 号の未来は人間の知恵に託されているといっていいでしょう。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★ 購読・解除はこちらです http://www.mag2.com/m/0000208880.html ★ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ ★ 発行人:渡部天真(名前の由来 → http://tinyurl.com/37rfmp) ★ メルマガ発想を支えるブログ: http://blog.goo.ne.jp/chorinkai/ ★ バックナンバーはこちら http://tinyurl.com/36t5sw ★ ご意見・ご感想は、直接このメルマガに返信願います。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ お読みいただきまして、ありがとうございます。



