映画アカデミア RSSを登録する

映画史とその背景(美術や演劇、芸術運動など)や、カメラ、レンズといったハード面をも絡めながら、いまさら人に聞けない映画用語を解説しつつ、感想文や個別の作品の作家論ではない視点での映画の話を展開します。

  • 周期 隔週刊
  • 最新号 2008/10/06
  • 発行部数 109
  • マガジンID 0000208600
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/01/14

映画アカデミア 第35号

この記事を取り寄せる

----------------------------------------------------------------------
─【楽天ブックスからのお知らせ】────────────────
 ■■ まだまだイチオシ大特集! ■■ 
----------------------------------------------------------------
映画・恋愛から株式投資まで、楽天ブックスの特集を一挙にまとめて
ご案内!
気になる特集がきっとあるはハズ!
http://af1.mag2.com/m/af/0000125544/001/s00000000213001/031

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

        映画アカデミア 第35号をお届けします

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

こんにちは。

前回までレンズのお話をしてきました。

今回からはすこし映画史を扱います。
ただ、このメルマガでは日本映画史、とくに明治の映画導入期から
第2次大戦前のころまでを扱います。
対象を絞ることで、映画という芸術がどう発展してきたか、
その基本的なことを理解するにはわかりやすいと判断したためです。

詳しく勉強したい方は、
「日本映画発達史(全5巻)」田中純一郎(中公文庫)や
「講座 日本映画(全8冊)」
 今村昌平、佐藤忠男、新藤兼人ほか編(岩波書店)、
「日本映画史 増補版(全4冊)」佐藤忠男編(岩波書店)、
「日本映画史 上下」飯島正(白水社)などを
お読みになることをお勧めします。

リュミエール兄弟が、パリでシネマトグラフを用いて
上映会を行ったのは1895年、明治28年のことでした。
日本では、その2年後の明治30年、シネマトグラフが輸入され
大阪で初公開されます。

輸入者は、リュミエール兄弟と留学中に同窓だったという
稲畑勝太郎です。
通常、日本における映画の伝来は、この稲畑勝太郎による
シネマトグラフ大阪興行を指しています。

稲畑は織物の勉強のためにフランスに渡ったそうで、
陸軍の軍服なども作っていたようです。
リュミエール兄弟からシネマトグラフを見せられた
稲畑は、外国を紹介するのには写真より動画のほうが
都合がいいということでシネマトグラフを購入しました。

その際、フランソワ・コンスタン・ジレルというカメラマンが同行、
来日します。
彼は関西・関東・北海道などの風景や歌舞伎俳優の所作事を撮影します。
これが初めて日本を捉えた映画だといわれています。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

            映 画 談 話 室

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今回は映画そのものを理解するための手がかりとして、
ちょっと雑談めいた話題をお届けします。

文学は文字を媒介にして、理性でとらえます。
映画は映像を媒介にして、感性でとらえるといえそうです。

映像とは何でしょう。
「レンズを媒介とする光と影のオーケストラゼイション」
と言った人がいました。

映画は芸術としてだけでなく、
道具のひとつとして位置づけられることもあります。

たとえば、「今」を後世に残すための科学の追及の成果として、
記録やドキュメンタリーというものが存在します。

また、文字を読めない人への教育などにも有効ですし、
政治的なプロパガンダに利用されてもきました。

娯楽としての役割については言うまでもないと思います。

映画が目に見えるもの(形象)を積み重ねた結果として
観念を生み出すのに対して(具体→抽象)、
文学は論理を積み重ね、抽象的なものを直接扱うことができます。

文学を映画にした場合、
往々にして文学を凌駕できないと言われています。

その理由としてすぐに思いつくのは、
(1)文学は読者が自由にイメージできるが、映画は演出家のイメージで
   作られているので、ズレが生じる
(2)文学は途中で読むのを中断することができるため、
   考えをめぐらすことができる

(1)と(2)からわかるのは、見る(読む)側にとって、
映画は作られたものであり、文学は作っていくもののため、
その自由度において文学に勝るものではない
というようなことではないかと思います。


次号(第36号)発行は1月28日(月)の予定です。
--------------------------------------------------------------
  映画アカデミア
  発行者:松本賢剛

    発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
    配信登録・中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000208600.html 

  ☆ご感想はこちらまで:matsu_matsu_k2006@yahoo.co.jp

\|/※※※※ ▼【映画館を顔パスしてみませんか?】▼ ※※※※\|/ 
┏★┓永久無料映画権、限定プレゼント♪1000万円も当たる!?┏★┓ 
http://af1.mag2.com/m/af/0000125544/001/s00000004278004/014

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る