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2007/07/28

チネチッタ高知【瓦版】8月号

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チ|ネ|チ|ッ|タ|高|知|【瓦版】 2007年8月号 
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                    2007/07/28    vol.13

        月刊 高知のオフシアター上映情報



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 ●遅くなってスミマセン
  ●毎月25日に発行(できたらな〜)
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  http://homepage1.nifty.com/cc-kochi/kawara/kb.html

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[もくじ]
 1・・・・8月のオフシアター上映&イベント
 2・・・・9月のオフシアター上映
 3・・・・連載☆映画、時空旅行(9)

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■1.8月のオフシアター上映&イベント
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★クリムト
(監督:ラウル・ルイス/オーストリア、フランス、ドイツ、イギリス
/2006年/97分)
公式:http://www.klimt-movie.com/

日時:8月12日(日)13:30/15:30/17:30
場所:高知県立美術館ホール
主催:高知県立美術館

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☆夏休み子ども映画教室(イベント)
公式:http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/events2007/events2007newpage.html

日時:8月18日(土)10:00〜12:30
場所:高知県立美術館ホール(1階創作室)
参加費:一人1,000円
定員:親子20組(先着順)
主催:高知県立美術館

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<<親子で体験!夏休みアニメ旅行>>
 日時:8月18日(土) Aプログラム
    8月19日(日) Bプログラム、Cプログラム
 場所:高知県立美術館ホール
 主催:高知県立美術館
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/events2007/movie/animetrip.html


Aプログラム
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 ★ピンチクリフ・グランプリ
 (監督:イヴォ・カプリノ/ノルウェー/1975年/90分)
  日時:8月18日(土)13:30〜15:00
  公式:http://www.pinchcliffe.com/

 ★タムくんアニメ ウィスット・ポンニミット作品集(全13作品)
 (監督:ウィスポット・ポンニミット/タイ/2001〜6年/66分)
  日時:8月18日(土)15:10〜16:16
  公式:http://www.uplink.co.jp/x/log/001364.php

 ★春のめざめ
 (監督:アレクサンドル・ペトロフ/ロシア/2006年/27分)
  日時:8月18日(土)16:25〜16:52
  公式:http://www.ghibli-museum.jp/mezame/


Bプログラム
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 ★雲のむこう、約束の場所
 (監督:新海誠/日本/2005年/91分)
  日時:8月19日(日)10:00〜11:31
  公式:http://www.kumonomukou.com/

 ★鉄人28号 白昼の残月
 (監督:今川泰宏/日本/2005年/95分)
  日時:8月19日(日)11:40〜13:15
  公式:http://www.tetsujin28-movie.com/


Cプログラム
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 ★王と鳥
 (監督:ポール・グリモー/フランス/1980年/87分)
  日時:8月19日(日)14:30〜15:57
  公式:http://www.ghibli-museum.jp/outotori/

 ★ひさかたの天二上(あめふたかみ)
 (日本/2005/約15分)
  『死者の書』の序章となる記録映画なので上映時間が同じです。
  日時:8月19日(日)16:05〜17:30

 ★死者の書
 (監督:川本喜八郎/日本/2005年/70分)
  日時:8月19日(日)16:05〜17:30
  公式:http://www.kihachiro.com/index2.htm

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★風音
(監督:東陽一/日本/2004年/106分)
公式:http://www.cine.co.jp/fuon/index.htm

日時:8月23日(木)
   13:30(+監督講演)/16:05(+監督講演)/18:40
場所:自由民権記念館 民権ホール
主催:東陽一監督を高知に呼ぶ会

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★地球交響曲−第6番−
(監督:龍村仁/日本/2006年)
公式:http://gaiasymphony.com/co_guide6.html

日時:8月26日(日)13:30/監督講演16:00/19:00
場所:高知県立美術館ホール
主催:

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★不滅の男 エンケン対日本武道館 
(監督:遠藤賢司/日本/2005年83/分)
公式:http://www.fumetsuman.com/

日時:8月26日(日)
   11:30/13:30/15:30/17:30/19:30
場所:あたご劇場
主催:白光舎&MOVIE JUNKY

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★トランスアメリカ
(監督:ダンカン・タッカー/アメリカ/2005年/103分)
公式:http://www.transamerica-movie.jp/

日時:8月28日(火)
   13:40/15:40/17:40/19:40
場所:高知県立美術館ホール
主催:シネマ・サンライズ

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■2.9月のオフシアター上映
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★きみにしか聞こえない
(監督://200年/分)
公式:http://www.kimikoe.jp/index.html

日時:9月7日(金)13:30/19:00
   9月8日(土)10:00/14:00
場所:自由民権記念館 民権ホール
主催:とりゅう・ピクチャーズ

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☆大木裕之作品上映予定
(監督:大木裕之/日本)
公式:http://www.alles.or.jp/~kae74/one/index.html

日時:9月8日(日)
場所:オブリガーダ
主催:クラブ旭ワンコイン上映会

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★LEFT ALONE
(監督:井土紀州/日本/2004年/第1部93分、第2部109分)
CTO:http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5427

日時:9月17日(月・祝)13:00/16:00/19:00
場所:メフィストフェレス 3階(大橋通西詰)
主催:うらりゅう・ピクチャーズ

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★善き人のためのソナタ
(監督://200年/分)
公式:http://www.yokihito.com/

日時:9月20日(木)
   9月21日(金)
場所:高知市文化プラザかるぽーと
主催:高知市文化振興事業団

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★サン・ジャックへの道
(監督:コリーヌ・セロー/フランス/2005年/112分)
公式:http://www.saintjacques.jp/

日時:9月28日(金)13:30/15:35/17:40/19:45
場所:高知県立美術館ホール
主催:こうちコミュニティシネマ

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■3.連載☆映画、時空旅行(9)
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★華麗なる恋の舞台で
(監督:イシュトヴァン・サボー/アメリカ/2004年/104分))

 先日、こうちコミュニティーシネマが上映した『華麗なる恋の舞台で』は大
変おもしろい大人の娯楽映画でした。主人公ジュリア(アネット・ベニング)
は、実力と人気を兼ね備えたスタア女優でありながら、長年務めてきた舞台に
倦怠しております。そこへ年下の愛人(ショーン・エヴァンス)が出来て、乙
女のように舞い上がり舞台も絶好調。しかし、それもつかの間。やがて新進女
優(ルーシー・パンチ)に愛人、息子、夫と寝取られて、その仕返しをすると
いうお話です。舞台上でのこの仕返し、えげつないにもかかわらず、実に痛快
でした。それはジュリアがジュリアらしく舞台を生きる輝きと、その輝きに圧
倒される観客の歓びが伝わってきたからだと思います。

 登場人物もよかったです。夫(ジェレミー・アイアンズ)との関係は理想的
だし、息子(トム・スターリッジ)は超かわいいし、友人のチャールズ卿(ブ
ルース・グリーンウッド)は素敵。劇場の共同出資者ドリー(ミリアム・マー
ゴリーズ)も付き人のエヴィー(ジュリエット・スティーブンソン)も面白か
ったです。
 また、舞台や俳優の何たるかが描かれていました。舞台は俳優のもの(板に
載れば脚本家も演出家も無きが如し)であることや、俳優のジレンマ(人並み
以上の自意識と客観性を持つがゆえ、現実の生活も芝居がかってしまうことを
自覚している)なども面白かったです。

 更にジュリアが尊敬する演出家、故ジミー・ラングトン(マイケル・ガンホ
ン)が、彼女の内なる声として生きているので、彼女の客観性が保たれ、奢る
ことなく芝居を続けられたということと、彼女が自分らしい舞台を務めたこと
による満足感から、その内なる声を必要としなくなるという幕切れまで練りに
練られた脚本だと思いました。

 ジミー・ラングトンのセリフ「外は非現実、劇場内こそが現実」は「舞台に
生きろ」ということだと思います。私たち観客は映画や芝居を糧に現実を生き
ていますが、俳優は現実生活を糧にしてスクリーンや舞台で生きているのかも
しれません。
 原題の“BEING JULIA”は「ジュリアらしく生きる」ということだと思いま
すが、この映画の中で彼女が最もジュリアらしさを発揮したのは、舞台上での
仕返しです。よね?(笑)正に現実生活を糧に舞台を生きておりました。

 というわけで、主人公ジュリアを演じたアネット・ベニングが素晴らしく、
私は彼女を初めてよい俳優だと思いました。
 そこで、アネット・ベニングつながりで時空旅行をしてきました〜。やっと
本題です。前置き、長〜い。本題は短いです(^_^;。



★グリフターズ
(監督:スティーブン・フリアーズ/アメリカ/1990年/109分)

 『華麗なる恋の舞台で』から15年前の映画ですから、アネット・ベニング、
若いです。ぬぎっぷりもよいですね〜。だけど、存在感ではアンジェリカ・ヒ
ューストンに食われています。
 この映画は、ジョン・キューザックを真ん中にした三角関係がスリリングな
一流の心理サスペンスです。『スティング』のようなコンゲームの楽しさを期
待すると、意外な成り行き、重い結末にビックリすること請け合いです。

 ロイ(J・キューザック)は、17歳のとき家出して現在25。けちなイカ
サマ師をやっています。
 マイラ(A・ベニング)は、女を武器に家賃を踏み倒し、詐欺のカモを釣る
ようなアバズレ。ロイの恋人。
 リリー(A・ヒューストン)は、14歳でロイを産み、現在ヤバイ組織で働
いています。

 主な舞台は現代のカリフォルニア州ロサンジェルス。隣のアリゾナ州のフェ
ニックスにもちょっとだけ飛びます。やはり画面からは乾いた空気が伝わって
きます。でも、あまり舞台は重要ではありません。この映画は心の中に時空旅
行をするので、衣装とか小道具の方が重要です。
 たとえば、マイラとリリーは似たような髪形で、服装やアクセサリーの趣味
が似ていることは、犯罪映画としても重要ですが、ロイの心理分析の材料にも
なります。
 そういった物やちょっとしたセリフが伏線になっているし、もちろん人物の
微かな表情を見逃してはなりません。

 ロイとリリー母子の心の旅は本編でしていただくこととして、ここではこの
映画に出てくるペテン行為などをいくつか挙げて、時空旅行の成果としたいと
思います。


 大穴馬券:ノミ屋は大穴を当てられると配当金の支払いに困るので、倍率が
高い馬券をまとめ買いして倍率を下げる。

 オレンジ:バスタオルに数個のオレンジを包んで殴る。たいした怪我ではな
いが、見事な痣になるので保険金を騙し取れる。ただし、殴りそこねると内臓
破裂することがある。

 サイコロ:左腕に磁石板を巻きつけ袖で隠す。磁石つきサイコロを自在に操
る。

 ガウン:ガウン姿でモーテルの外のアイスボックスに氷を取りに行く。戻る
とき、部屋を間違えたふりをして侵入する。

 人前化粧:公衆の面前で化粧直しをする。欧米ではお誘いと受け取られる娼
婦的行為。



☆原作者ジム・トンプスン(1906−1977)
 『現金に体を張れ』『突撃』に脚本家として参加。
 『ゲッタウェイ』などの原作。

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自主上映カレンダー
http://homepage1.nifty.com/cc-kochi/calendar/calendar.html

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【発行】チネチッタ高知
       http://homepage1.nifty.com/cc-kochi/
【編集】お茶屋
【連絡】cc-kochi@nifty.ne.jp
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    マガジンID:0000208521
    マガジン名 :チネチッタ高知【瓦版】
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