2007/04/17
【信頼されるSEへの道 第29号】オフショアとSEマインド(1)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ┌───────────────────────────── 2007.4.17 │ │ 信頼されるSEへの道 〜成長し続けるために〜 第29号 │ │ http://blog.livedoor.jp/brave33/ │ │ メルマガインデックス−過去のメルマガ一覧 │ ⇒ http://blog.livedoor.jp/brave33/archives/50529551.html └────────────────────────────────── ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ こんにちは、MICK です。 今に始まったことではないのですが、ベンダーやオフショアの対応に首を かしげることが多いと思います。 仕様が間違っている、矛盾している、と気づいていても、そのまま開発を 進めてしまうのです。 特にオフショアの場合、彼らの能力が不足しているわけではないことが多い ように感じます。 明らかに気付いているのに、無視している、と感じるわけです。 その理由は、個人個人のモチベーションではなく、そのベンダー自体の 方針によるもの、なのです。 ある特別なルートから、とあるオフショアの「問題対応のプロセス」なる 情報を手に入れました。 通常は社外に出るものではないので、一部情報が欠落していますが、 大まかな方針には間違いないものと聞いています。 この内容を知ることで、いままでの対応やその内容が、ほぼ全て筋道が 通り、納得がいってしまったものです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <PR> 転職希望、自分の市場価値を知りたい方に朗報です!! 「信頼されるSEへの道」が自信をもって、エージェントを推薦します ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000208094/107875439.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【信頼されるSEへの道 第29号】オフショアとSEマインド(1) ●我々SEはプロジェクトを成功させることが目標 まず、日本におけるSEのマインドというのは、プロジェクトを成功させる ことに全ての目標がいきつきます。 よくも悪くも、ここに日本らしい、SE文化があるわけです。 そのため、単なる専門知識や独特の世界観では次第に通用しなくなり、 上級職に上がるにつれて、その行動特性やビジネスマインドで淘汰されて いくようになります。 【第1号】技術系SEの勘違い 2006.09.19 →http://blog.mag2.com/m/log/0000208094/107714055.html 【第1号】では、自分のキャリアプランを考える上で、この内容について 触れました。 まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ一度ご覧いただければと思います。 ●では、なぜオフショアはそんなにもめることになるのか? ここも今まで、何度か触れてきた課題でもあります。 ・仕様書に書かれていなことは実装しない。 ・エラー処理について、指示がないときはエラー処理は作らない。 ・共通仕様やコーディングルールがないときは、個人個人が好きなように コーディングを行う。 ・テストは、ほとんどしない。 ・仕様の矛盾に関して、指摘しない。 ・常識という考え方がない。 軽く思いつくだけでこれだけ出てきました。 要するに、何はともあれ、要求仕様にしっかり書かれたこと以外は やらない、ない場合は適当にやっておく、という印象です。 これだけ読んでいると、使いものにならないではないか?と思われるかも しれませんが、そんなことはありません。 使い方が悪いだけなのです。 よくも悪くも賃金が安く、言われたことを文句もいわず、正確にこなす オペレータ、という風に捉えると、使い方、見方が変わってきます。 ※オフショアプロジェクトのコスト見積と成功度のチェック方法など、 については別の機会にお届けしたいと思います。 ●オフショアはどうやって、判断基準を作っているのか? 以下をご覧ください。 ある特別なルートから、仕入れた情報です。 問題点発見とその対応を示したチャートです。 (分かりやすくするため、一部省略してあります。) <問題対応のプロセス> 問題点が発見されたときの対応手順です。 ※終了はそこで、対応が終わることを意味する。 (1)誰かから報告(修正依頼)を受けたか? Yes => (2)へ No => 終了 (2)誰かのせいにできるか? Yes => (3)へ No => 終了 (3)それはこちらの会社の人間か? Yes => (4)へ No => 終了 (4)直そうとしたか? Yes => 終了 No => (5) (5)作業見積り 以上です。 いかがでしょうか? 驚かれましたか? それとも、今までの彼らの対応方法に納得がいきましたか? ほぼ全ての作業はマニュアル化されています。 つまり、彼らは言われたとおりに作るのが仕事で、プロジェクトの成功は どちらかと言えば、どうでもいいのです。 うるさいことを言えばクビになりますし、レポートラインを守らなくても 簡単にクビになります。 また、現地でのプログラマは花形職種で、高給職でもあります。 一流大学を卒業した人間が目指す職種でもあるわけです。 ただし、そこには徹底された決まり、マニュアルが存在します。 ●ポジションが異なる つまり、我々と求められている職種、ポジションが明らかに違うわけです。 では、我々はどんなことを求められているのでしょうか? と、長くなってきましたので、つづきは来週、お届けします。 ●終わりに 今回は「オフショアとSEマインド(1)」と題して、オフショアの対応方法や 問題解決の基準について、お伝えしました。 意識の差に驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、グローバル化を 意識する上では、これらの割り切りが非常に重要になってきます。 良い悪いではなく、そういう対応方法と考えて行動、指示を行い、対処する 必要が出てくるわけです。 次回は「オフショアとSEマインド(2)」と題して、SEに求められる仕事と 意識について、お伝えしたいと考えてます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご感想やご希望などありましたら、以下までメールください。 なにぶん忙しいので、全てに返信はできないかもしれませんが、 全てのメールに目を通すようにします。 また、ブログを準備しましたので気軽にコメントをお寄せください。 ※セミナー講師、新人研修の講師、コンサルティング依頼などについても、 以下までメールでお願いします。 ⇒ メールアドレス: info@yscre.com ⇒ ブログ: http://blog.livedoor.jp/brave33/ ⇒ メルマガインデックス: http://blog.livedoor.jp/brave33/archives/50529551.html ⇒ 登録・解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000208094.html SEの方々にとっても、できるだけ役に立つ情報をお届けします。 ご友人や仕事仲間の方にも、ご紹介いただけたら、と思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガインデックス−過去のメルマガ一覧 ⇒ http://blog.livedoor.jp/brave33/archives/50529551.html 【第1号】技術系SEの勘違い 2006.09.19 【第2号】本当に必要な新人教育 2006.09.26 【第3号】新人のときにおかれる環境 2006.10.03 【第4号】SEの常識?社会人の常識? 2006.10.10 【第5号】信頼される上司 2006.10.17 【第6号】もう一つの組織 2006.10.24 【第7号】積極的な思考 2006.10.31 【第8号】メンバー同士の行き違い 2006.11.07 【第9号】プロジェクトのチェックポイント(1) 2006.11.14 【第10号】プロジェクトのチェックポイント(2) 2006.11.21 【第11号】プロジェクトのチェックポイント(3) 2006.11.28 【第12号】プロジェクトのチェックポイント(4) 2006.12.05 【第13号】プロジェクトのチェックポイント(5) 2006.12.12 【第14号】デバッグの方法・考え方 2006.12.19 【第15号】一年を振り返る 2006.12.26 【第16号】要件定義の重要性 2007.01.09 【第17号】要件定義から要求開発へ 2007.01.16 【第18号】要求開発−要求の分類方法 2007.01.30 【第19号】要求開発−各要求の関係 2007.02.06 【第20号】アジャイルに見る理想の開発(1) 2007.02.13 【第21号】アジャイルに見る理想の開発(2) 2007.02.20 【第22号】信頼できるパートナー(1) 2007.02.27 【第23号】信頼できるパートナー(2) 2007.03.06 【第24号】Network World Conference 2007 Spring 2007.03.13 【第25号】セキュリティ監査とポリシー(1) 2007.03.20 【第26号】セキュリティ監査とポリシー(2) 2007.03.27 【第27号】セキュリティ監査とポリシー(3) 2007.04.03 【第28号】セキュリティ監査とポリシー(4) 2007.04.10 【第29号】オフショアとSEマインド(1) 2007.04.17 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <お薦め書籍> フラット化する世界(上) トーマス・フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳) →http://www.amazon.co.jp/gp/product/4532312795/000jp-22 フラット化する世界(下) トーマス・フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳) →http://www.amazon.co.jp/gp/product/4532312809/000jp-22 豆蔵セミナーライブオンテキスト(1) わかるオブジェクト指向 (単行本) 山田 隆太 (著) →http://www.amazon.co.jp/gp/product/4774124605/000jp-22 要求開発−価値ある要求を導き出すプロセスとモデリング 山岸 耕二 (著), 安井 昌男 (著), 萩本 順三 (著), 河野 正幸 (著), 野田 伊佐夫 (著), 平鍋 健児 (著), 細川 努 (著), 依田 智夫 (著), [要求開発アライアンス] →http://www.amazon.co.jp/gp/product/4822282686/000jp-22 NYPD No.1ネゴシエーター最強の交渉術 ドミニク・J. ミシーノ (著), ジム デフェリス (著), 木下 真裕子 (翻訳) →http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894511851/000jp-22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本一キーストロークの短いアドレス!! ↓アドレスを短く簡単にします。↓ ⇒ http://000.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ .


