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2009/11/08

ローマの信徒への手紙 vol.28 罪に対して死んだわたしたち

こんにちは。今日もスィーツな聖書のみことばをご一緒に味わい楽しみ
ましょう。今日の聖書箇所はローマの信徒への手紙6章1-2節です。

☆★☆★☆

では、どういうことになるのか。恵みが増すようにと、罪の中にとどま
るべきだろうか。決してそうではない。罪に対して死んだわたしたちが、
どうして、なおも罪の中に生きることができるでしょう。

☆★☆★☆

今日から6章を学んでいきます。この6章のテーマは、「罪からの解放」
です。私たちはここまで「イエス・キリストを信じる信仰による義」と
いうことについてを学んできました。前回はイエス様が父なる神様の御
心に対して従順に従われ、十字架にかかられたことにより、私たちが義
とされ、恵みに満ちあふれるということを学びました。今回の6章は、
前回までの内容から一歩踏み込んで、私たちが罪の奴隷状態から解放さ
れるとはどういうことなのか、真の自由とは何なのかということについ
てをご一緒に学ぶこととします。

「では、どういうことになるのか。恵みが増すようにと、罪の中にとど
まるべきだろうか。」(1)

パウロはここで、恵みが増すようにと、罪の中にとどまるべきかと問題
を投げかけています。。これは5章20節の「律法が入り込んで来たのは、
罪が増し加わるためでした。しかし、罪が増しくたところには、恵みは
なおいっそう満ちあふれました。」と言いましたが、それを受けてのこ
とです。つまり、「イエス様の恵みが満ちあふれるために罪を犯し続け
よう」ということを言い出すことが想定できるので、ここでパウロは問
題を投げかけているのです。答えは当然ノーです。次の節を御覧ください。

「決してそうではない。罪に対して死んだわたしたちが、どうして、な
おも罪の中に行き続けることができるでしょう。」(2)

パウロは、激しい口調で「決してそうではない」と言っています。つま
りここでパウロは、そんな愚かな考えは捨て去ってしまいなさいと言っ
ているのです。

パウロはここで「罪に対して死んだわたしたちが、どうして、なおも罪
の中に生きることができるでしょう」と言っています。パウロは、私た
ちは「罪に対して死んでいる」と言っています。これこそが6章のテー
マである「罪からの解放」なのです。

この「罪に対して死んだ」ということ、これはもはや罪が私たちを支配
することが出来ず、効力が失ったということです。パウロはこの6章全
体を通して、このことを説明しています。私たちは罪に対して死にまし
た。それは将来の話、つまりこれから死ぬということではありません。
また、「今はまだ生きている、しかし危篤状態で体が徐々に冷たくなっ
て死にかかっている」という状態でもありません。パウロははっきりと
過去形で「罪に対して死んでいる」と語っています。つまりもう既に死
んでいるのです。

しかし、私たちの多くは「罪に対する死」という言葉を聞くと、これか
ら死ぬと理解し、一生懸命に死のうと努力します。ある人は断食し、徹
夜祈祷をし、「主よ、聖書に書いてある『罪に対する死』を体験したい
のです」と呻きます。実はこれ、昔私が一生懸命に祈ったことでした。
しかし、祈っても祈っても「罪に対して死んだ」という実感もなく、結
局は「死ぬことって難しいな」という結果でした。

この6章で、この「罪に対して死んだ」ということがどういうことかを
学びますが、私たちは努力や頑張りで死ぬのではありません。聖書が
「罪に対して死んだ」と言っていることに同意し、受け取ることが大切
なのです。私たちは罪に対してどうにかしようとするものは何一つ持ち
合わせていません。どんなに断食しても、声を張り上げて祈っても、私
たちの努力や意志の力によってはどうすることも出来ないのです。私た
ちは諦めるしかないのです。しかし、そんな私たちのためにイエス様が
十字架にかかられました。実はその時私たちの根本といいますか、種
がイエス様の中にいて、イエス様と一緒に十字架にかかり、処罰を受
けたのです。私たちがイエス様の十字架の御業を信じ受け入れたとき、
聖霊が罪に満ちた「私」が十字架上で処罰されて死んだことを現実と
してくださるのです。

さて、私たちは罪に対して死んでいます。ですからもう罪の中にとどま
ってはいけないし、罪に対して積極的に避けなければいけないのです。
これが私たちの責任です。もし私たちが罪を軽く見て、「イエス様信じ
てるから大丈夫」って、罪を悲しむことも避けることもしないとき、サ
タンがその罪を使って、私たちを再び罪の世界へと引き戻そうとしてき
ます。私たちは罪を軽く見ては絶対にいけません。罪から積極的に裂け、
そのような場に行かないこと、そのような人と関わらないことです。
「私は別」「私は大丈夫」、そういう人こそサタンの思う壺です。罪を
甘く見ないでください。主はあなたを愛しておられます。罪人である私
はイエス様と共に十字架上で死んだのです。今、決断しましょう。罪の
世界から離れるという決断です。そしてイエス様の愛の中にとどまり、
イエス様と愛の交わりをすることです。イエス様は遠い世界におられる
のではなく、私たちの内にいて、私たちの内から慰め励ましてください
ます。このお方との愛の交わりを深めることです。私たちがイエス様の
愛にとどまればとどまるほど、私たちの内側が自由にされ、イエス様の
平和が私たちの内に満ちていきます。
祝福を祈ります。キリストの愛を込めて。。。


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