2010/01/02
インドネシア雑感記第3弾 Vol.16
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インドネシア雑感記 第3弾 : 希多 いくと
Vol.16 2010.01.01(毎週金曜夜配信)
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インドネシアの自然、土地、食べ物、生活、社会などを、エッセイ風の雑感記
として、メルマガにて紹介します。当国の理解に役立てれば幸いです。
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皆さま、明けましておめでとうございます。本年も「インドネシア雑感記」
および「インドネシア語入門講座」をよろしくお願いいたします。
今日は《2.ふりしぼるような地球の警告から2.6.》をお送りします。
2.6.島と岩の違いの決着は 2005.05.21
沖ノ鳥島の見解の相違は、如何ともしがたい。以前にも書いたことであるが
(雑感記第2弾)、昨年来日本では「島」といい、かたや中国ではあれは「岩」
だとの主張を繰り返している。
昨日5月20日に東京都知事石原慎太郎氏が、この沖ノ鳥島に降り立った。
降り立ったと言えば島なのかと思いきや、本物の「島」は堅固なコンクリー
トに囲まれている。人一人が立つのもままならない「島」なのだが、降り立っ
たのはその島を守るコンクリートの上、というのが当たっていよう。
この「島」の定義が困難を極め、国の領海やら漁業海域を決定するものだか
ら、両国とも真剣にならざるを得ないのが実情だ。
そこで提案だが、島の定義についていわゆる広義の「周囲が水によって囲ま
れた小陸地」に加うるに、狭義の解釈として「一部、岩(単独岩)を含むこと
がある」と補足すればいいのではないだろうか。
単独岩とは、島の近辺にゴツゴツとした岩は含めないが、歴史的背景のある
完全に孤立した岩を含めるというものだ。
沖ノ鳥島は岩みたいな「島」からなるが、「歴史的に見ても島と認められ、
日本国に属すべきである」という世界的な新たなお墨付きを、世界各国や国連
から得るための努力が、今の日本にぜひとも必要だろう。
【追記】
インターネットで「沖ノ鳥島」を調べてみると、この問題は中国が岩であ
ると主張をした頃から確かに論議の的になっているようだ。
中には写真集もあり、その実態がうかがえる。その映像を見ると、付近の珊
瑚礁は東西約4.5km、南北約1.7kmあり、その中に陸地があればそれはもう立派
な「島」と呼べよう。
しかし、沖ノ鳥島はラグーン(礁湖)の中にある海面上1mにも満たない小
さな二つの岩(北小島と東小島と命名)である。
また、1982年の国連海洋法条約も載っていた。それによると、第121条の「島
の制度」は、
1 島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、満潮時においても
水面上にあるものをいう。
2 3に定める場合を除くほか、島の領海、接続水域、排他的経済水域及び大
陸棚は、他の領土に適用されるこの条約の規定に従って決定される。
3 人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的
経済水域又は大陸棚を有しない。
以上の定義からは、やはり「島」とは呼びがたいものだが、中国が領土を主
張している南砂諸島が満潮時には水没する珊瑚礁と知った。この南砂はすでに
論外の「島」であろう。
温暖化の叫ばれている今、1mにも満たない「島」の水没は今後何年逃れる
ことができるのか。いつまでも論議の尽きない問題とも思われるが、気になる
方はぜひネットで実際の写真を見ていただきたい。
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【後記】
ジャカルタにある和食レストランを紹介します。実はこの店はショッピング
モールの中に入っている、いわゆるファースト・フード店で、全く和食とは知
りませんでした。現地の人に始めて知らされた次第です。
その店の名は「ペッパーランチPepper Lunch」、ぼくの住む多摩市付近にはな
いので全く知りませんでした。
初めて店内に入った時は驚きました。だって、「いらっしゃいませ」「あり
がとうございました」と日本語が飛び交っているからです。でもどうしても現
地では「いらっさいませ」になってしまいますね。
ネットで調べると、インドネシアにはなんと10店舗も。ジャカルタに7店、
スラバヤに2店、バンドンにも1店。バリにはまだないようです。
他にもアジア、オーストラリア9ヶ国に進出しているとても元気な店ですね。
メニューはすべて鉄板焼きですが、大きな鉄板に肉や野菜のほかにご飯まで
盛っているのが斬新です。特に野菜は生のもやしがふんだんに。
生だから、鉄板が厚いうちに何度もひっくり返さなければなりません。それ
でちょうど食べ終わる頃にしっとりもやしになる仕組みです。
中でも「うなぎ」が気に入りました。うなぎは、ぼくが海外でも食べたい唯
一のメニューですが、いわゆる日本の鰻丼とは全く違う。
なんと鉄板のど真ん中にご飯を盛り付け、頂部をへこませてバターとコーン
がたっぷり。うなぎはと言うと、スライスしたものがご飯の周りを取り囲みま
す。
ジュージューいってる鉄板の上でご飯は焦げ付き、おこげとなるのが面白い。
さらには、箸もついていますが鉄板上のご飯には不向きで、スプーンでいただ
きます。
これはもう鰻丼の範疇からは全く外れていますが、お気に入りの一品になり
ました。ただし、バターは合わないので、外してもらっています。
日本全国にあるようですから、すでに何度か食している方も多いでしょうね。
では、また来週をお楽しみに。
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