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対日感情の極めて良好なインドネシア。そこにある大自然、土地、食べ物から人々の生活までの諸々を綴った雑感記の第3弾です。楽しくて知りたいインドネシア情報をどうぞ。

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2009/10/02

インドネシア雑感記第3弾 Vol.3

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  インドネシア雑感記 第3弾 : 希多 いくと
     Vol.3  2009.10.02(毎週金曜夜配信)
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インドネシアの自然、土地、食べ物、生活、社会などを、エッセイ風の雑感記
として、メルマガにて紹介します。当国の理解に役立てれば幸いです。
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皆さん、こんばんは。
今日は《1.いつまで続く異常気象から1.3.》をお送りします。


1.3.キャセイで香港経由スラバヤへ(その2) 2004.08.03

 香港ではほぼ定刻の16:10に機体が動き出し、その5分後には離陸した。
ほどなく天候は不良で、雲の中の航行となる。飛行経路は香港から最初南南東
のマニラ方向に向かい、その手前で南に進路を変え、コタキナバル上空を通過
する。
 コタキナバルからボルネオ島のほぼ中央部を南北に縦断、スラバヤに至るコ
ースだが、雲は厚くキナバル山を今日は残念ながら望むことができない。
 機内の航路表示には、スラバヤ到着予定時刻が19:00と表示されており、
これも香港着と同様40分ほど予定時間より早い到着となる。
 もともと4時間ほどのフライトを30~40分増しでフライトスケジュール
としているようだ。だから東京―スラバヤの正味フライト時間は約8時間とな
る。これだと、ガルーダなどの東京―ジャカルタ7時間半にジャカルタースラ
バヤ1時間少々の合計飛行時間より少ない計算になる。

 帰りの便も昼間の航行なので、他の夜行便に比べかなり楽と思われる。夜行
便だと、夜食や朝食の時間を差し引くと正味4時間ほどの睡眠時間しかない。
さらにこの4時間を熟睡できるかというと、エンジンの音やら睡眠の姿勢をと
れないやらで、いつも2時間ウトウトできるかという状況だ。
 前にシンガポール航空をかなり利用したが、こちらの方はスラバヤ行きの場
合往路のトランシット時間がかなり長いという欠点がある。シンガポールに宿
泊すればすむのだが、どちらかというと復路に宿泊したいし、そうすると目的
地での滞在日数が削られるのでちょっと考えてしまう。

 今回キャセイにした理由として、学生用の安いチケットがあり、中高生の子
供たちに適用できた点が挙げられる。SQの方は学生チケットが用意されてい
ない。
 それにしても、一昔から比べると航空券はかなり安くなった。以前なら夏休
みに入ると、13万円前後のチケットしかなく、さらに小学生の子供たちもデ
ィスカウントチケットがなかったので、ぼくたちと同じおとなのディスカウン
トチケットを手に入れていたために、スラバヤまでの航空券だけで50万円以
上かかっていた。それが今回は32万そこそこと、昔に比べると格段に安くな
っているのは非常にありがたい。

 話が変わるが、機内では先日パレンバンの映画館で見たいと思っていた 
"The Day after Tomorrow" を見ることができた。なんとこれは地球が氷河期に
突入する映画で、くしくも最近読んだ西丸震哉氏の「滅びの大予言」(三五館、
1998)の内容と酷似している。
 氏は「地球はひとつの生命体と見るべきで、絶妙な自己調節をするようにな
っている」ことから、今地球規模で騒がれている温暖化は誤りで、実は氷河期
に向かいつつあるという。

 以前からマンモスの氷漬けの新鮮な死体の報告がある。その胃の中から真新
しいキンポウゲの花がたくさん入っており、氏はマンモスが氷漬けになる時間
を数次間と予測。その理由として、地球の自転軸の急変を挙げている。
 しかし、気温が急変し一気に凍りつく過程は、映画の中ではとてつもなく巨
大な低気圧の中心部では、気温が毎秒10℃ずつ降下するとなっている。これ
は見事にマンモスが凍てついた状況を具体的に示しており、この映画を見てウ
ーンと唸ってしまった。

 さて、搭乗するキャセイCX781便は香港時18:00頃にボルネオのほ
ぼ中央部、マハカム上流付近を通過し、まっすぐ南に進路をとっている。 
 香港に出稼ぎの若い娘たちの一時帰国だろうか、機内にはジャワ語インドネ
シア語が至る所で飛び交っている。香港からの接続便でこれほどインドネシア
人が乗り込んでこようとは思ってもいなかった。一便でこれほど乗っていると
言うことは、かなりの他郷労働者数が香港にいるのだろう。
 帰郷の出稼ぎ娘、そして妻の里帰りのぼくら4人家族を乗せたスラバヤ行き
のキャセイ便は、家族に久々に会える大きな期待とともに19:15にジュア
ンダ空港に滑り込んだ。


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【後記】

 今週は大変な事件が起こってしまいました。29日に飛び込んできたバリ島
での日本女性の殺害事件。なんと警官を装い、知り合いが麻薬事件で取調べを
受けていると誘い出し、そのまま連れ去り金品目当ての殺害。
 真夜中の2時ごろでも、警官が訪ねてきたら出て行かざるを得なかったので
しょう。警察が深夜にそのような行動をするとは思えませんが、全く卑劣な犯
行です。

 この事件を機にバリ島への渡航が見送られることが気になります。ごく普通
に行動していれば、なんら問題ないと思いますが、現地の男性にちょいと付い
て行ったり、人通りの極端に少ない路地などを歩いたりすることはこの上なく
危険です。これはバリに限らず、どこの都会でも同じことでしょう。
 バリに出かける日本女性の安全な行動をお願いすると共に、殺害された女性
のご冥福をお祈りします。

 さらに、30日の夜にはスマトラでM7.6の地震のニュースが飛び込んで
きました。震源に近いパダンでかなりの建物が倒壊した模様です。翌日の新聞
では被害甚大とのことでさらに驚きました。
 今日の報道では、死者が770人とも1000人以上とも伝えられています。
現地では停電、断水、通信障害がいまだに続いているようで、被害状況の把握
もままならないようです。

 日本人3人も連絡がつかないとか。通信障害の影響だけと祈るしかありませ
ん。パダンに通じる道路も寸断されているようです。倒壊建物の下敷きとなっ
ている人たちがいまだに大勢いるそうで、少しでも早い救助を祈りたいと思い
ます。

 では、また来週をお楽しみに。

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