2008/04/14
☆あそんでなんぼ☆8分でわかる子どものキモチ! 祖母は母親になれない
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 『☆あそんでなんぼ☆8分でわかる子どものキモチ!』 第74号 祖母は母親になれない まぐまぐ! 659部 melma! 188部 メルマガ天国 53部 カプライト 51部 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ こんばんは! 「キッズハウスぞうさん」園長、 子ども向けあそびユニット「早朝(ゾウサン)」の、 小倉げんきです。 そろそろ幼稚園でも新学期でしょうか。 ウチの保育園には小学校の子ども達が学校帰りに よくお水を飲みに来るんですが、春休みの間は静かなものでした。 が、新学期が始まった途端、一転してすっごく賑やかに。 子どもの声が聞けるって幸せだなぁ、と思いました。 ---------------------------------------------------------------------------- さてさて先日、 『「祖父の役割」「祖母の役割」もあるとのことでした。 これも、常々、いろいろ考えてしまいます。 かわいいからしてくれているんだろう、 これはかわいがってくれているんだろうと思っても、 先輩としてこんなアドバイスの仕方をしてくれれば良いのに、 などと勝手な考えを持つこともあります。 孫をかわいがってくれるだけで、 本当はありがたいことなんですが。 −−これについては、またいつかの機会に。−− いえいえ、できればなるべく早くお願いできませんでしょうか。 気になって、夜は眠れますが父母に会うたびにもやもやしてしまいそうです。』 というメールをいただきました。 うん、夜は眠れているようで、それは何よりです。 睡眠はとっても大事ですよね。 では、せっかくこういうメールもいただきましたし、 今回は「祖母の役割」について。 ★ 祖母の役割 結論から言うと、祖母の役割は「アドバイザー」です。 アドバイザーの基本は「待ちの姿勢」です。 相手が相談してくるのを待ち、 いざ相談されたら、的確な助言を与える。 それがアドバイザーです。 ところが、この「待ちの姿勢」が出来ない おばあちゃんは現代では少なくありません。 母親から子育てのアドバイスを求められる前に 「それじゃダメ!こうしなさい!」と言ってしまったり、 自ら子育てに手を出してしまう、という方が多いんです。 ここには、現代の社会情勢が関係しています。 世界一の長寿大国である日本では医療も発達し、 「人生50年」は「人生80年」になり、健康ブームも相まって、 おじいちゃんもおばあちゃんも元気モリモリです。 体力だけでなく、気力も有り余っています。 それはもう、自分の子育てが終わっても、 孫が生まれたら、もう一度子育てをしたくなるくらいに 気力が充実しているんです。 本来なら「自分はもう子育てから引退したんだから」と 一歩ひいた立場から見れていたものが、 「子どもを立派に育てた」という自負とみなぎる気力から、 自分自身が前面に出てきてしまいます。 そこから、親から「親の役割」や「親の責任」を 奪ってしまっているケースが見受けられるという事があります。 こうなると親は、親として成長する機会を 失ってしまうという事にもなりかねません。 有り余る気力と体力を、趣味や社会活動などに向けられると良いんですが。 ★ 自立と依存 こういったおばあちゃん(もしくは、おじいちゃん)は、 母親や父親の事を「自立している」と認めていません。 特に「母」という存在は、 自分の子どもを手放したくないものです。 それは、自分が何歳になっても変わりません。 子どもには、子どものままでいて欲しいんです。 その夫婦の事を、自立した存在だと認められないから、 指導するなど、口を出したくなるんです。 「自分が口を出さないと、きちんと子育て出来ないでしょう」と。 こうして、祖父母が子育てを親に任せない事で親は自立できなくなり、 その親と祖父母に関わられる事で孫も自立できなくなるという 親子3代に渡る構図が出来上がります。 現代によく見られる「自立できない大人」「精神年齢の低い大人」 というのは、こういうところからも現れているワケです。 もしかすると、おばあちゃんも そういう風に関わられてきたのかもしれません。 実は、このおばあちゃんは若夫婦や孫に依存しているんです。 自分の存在を認めて、受け入れて欲しいんです。 自分の価値を、若夫婦や孫に委ねているんです。 おばあちゃん自身も自立していないために、相手に求めているんです。 ただ、自分自身がそうだとは気付いていないんです。 決して悪意があって若夫婦や孫にそうしているワケではありません。 そうする事が若夫婦や孫にとって、本当に良いと思ってそうしているんです。 ★ アピール この親子3代の依存の連鎖を断ち切るには、 祖父母を自立させる事が必要になります。 それには「私たちは自立しています」というアピールをする事です。 必要以上に頼らない事です。そして、隷従しない事です。 つまりは、自分自身がきちんと自立するという事になります。 子育てについて自分の意見があるなら、 自立した大人として、しっかりとおばあちゃんに伝えてみてください。 言われるままに従っていたり、 なされるがままになっているのでは、 それは自立と言えません。 かと言って、従わないために反抗しているのでは それも子どもっぽすぎます。 お互いに自立した人同士の話し合いは、 隷従や反抗、指導ではなく、対等な関係になっています。 「子育てについて」の話し合いをするんですから、 重要なのは、子どもにとって良い事かどうかです。 決して、自分の意見を通す事が重要なのではありません。 自分の意見を通すためだけの話し合いにしないためには、 しっかりと相手の話を聞く事も大事です。 相手の話を聞いて、その上で自分の意見を言って、 また相手の話を聞いて、自分の意見を言って、 その繰り返しです。 その中で、子どもにとって良い事を探します。 そうしていく内に、おばあちゃんも 夫婦の事を自立した存在と受け止めてくれ、 体力と気力を自分の余生の充実に向けられるようになっていくはずですよ。 --------------------------------------------------------------------------- ★ 今日のポイント ・祖母は、母親にはなれません。 親が親として成長するためには、自分自身が自立していく事も大切です。 --------------------------------------------------------------------------- ★ 終わりに 文字数の関係上、「祖父の役目」については 述べられなかったんですが、簡単に説明すると 祖父の役目は「威厳」と「円熟した人間としての器」です。 円熟した器は祖母にも必要ですが、 祖父だからこそ醸し出せる、絶対的な安心感というものがあります。 それはある意味で、畏怖にも近いものです。 両親・祖父母が、それぞれ自分の人格を成長させるという事は 子どもの人格を成長させる事につながります。 ご意見・ご感想・ご相談は zousan20060730@hotmail.co.jp まで。 お持ちしています! ---------------------------------------------------------------------------- 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 『☆あそんでなんぼ☆8分でわかる子どものキモチ!』は いかがだったでしょうか? よろしければ、子ども向けあそびユニット「☆あそんでなんぼ☆ゾウサン」の ホームページもありますので、ぜひお越しくださいね。 http://zousan.nomaki.jp/ 僕が園長をさせていただいている保育園、 「キッズハウスぞうさん」は http://hccweb5.bai.ne.jp/kidshouse-zousan/ です。 相互紹介も随時受け付けております。 お気軽に zousan20060730@hotmail.co.jp までご連絡ください。 ぜひ、お願いいたします。 ----------------------------------------------------------------------------- ☆あそんでなんぼ☆8分でわかる子どものキモチ! 発行者 小倉げんき ホームページ 「キッズハウスぞうさん」http://hccweb5.bai.ne.jp/kidshouse-zousan/ 「☆あそんでなんぼ☆早朝(ゾウサン)」http://zousan.nomaki.jp/ 配信中止は まぐまぐの方はこちら http://www.mag2.com/m/0000207034.html melma!の方はこちら http://www.melma.com/backnumber_164517/ メルマガ天国の方はこちら http://melten.com/m/24159.html カプライトの方はこちら http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/12910.html -----------------------------------------------------------------------------


