2009/02/16
【心のレシピ♪5】ゴールを思い描く(後編)
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★【3分クッキング!心のレシピ♪】*:・'゜☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 今日も3分で、あなたの心をクッキング! 心のパテシエ♪があなたに贈る、 聖書をベースにした、極上スイーツ・エッセイです。 ▽ 筆者プロフィール http://themessage.radilog.net/article/23624.html ○NY発!Live English〜あなたの英会話に「瞬発理解力」 無料 ⇒ http://www.muryoj.com/get.php?R=2415&M=100002332 ○最先端科学が解明する英語の発音の秘密 無料 ⇒ http://www.muryoj.com/get.php?R=6045&M=100002332 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●今月の「心のスイーツ・レシピ」*:・'゜☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ 【No.5】 ゴールを思い描く2 ------------------------------------------------------ こんにちは、皆さんお元気ですか? 前回の配信から、かなりの間が開いてしまいましたことを 心よりお詫びします。 ▽購読解除はこちら▽ http://www.mag2.com/m/0000206924.html 今後とも応援をどうぞよろしくお願いします^_^ 『最後の大歓声(エール)』(前編)のつづきをお届けします。 ⇒http://archive.mag2.com/0000206924/index.html ↑前編を読んでない方はコチラをどうぞ。 ------------------------------------------------------ 『さいごの大歓声(エール)』(後編) 『ミスターカナグリ、 君がゴールしなければ、 オリンピックは終わらない』 招待状にはそう書いてあった…… 実は……、オリンピック委員会がその五十五周年記念式典 の準備のため、当時の記録を調べていたところ、金栗選手に 関する驚くべき事実に気づいたのだそうだ。 『金栗四三選手。競技中に失踪し行方不明』 ――そう記録には記されていた。 「オーノー!? シッソウ&ユクエフメイ? ミスターカナグリは、今もまだ見つかっていないのでショウカ?」と、 驚きのあまり流暢な日本語が オリンピック委員長の口からこぼれた。 ――というのは冗談だが、とにかくそれほど驚いたのだ。 どういうことかというと、当時、金栗選手の「棄権」が、 なぜかオリンピック委員会に伝わっていなかったため、 ストックホルムオリンピックから五十五年たっても、 なんと記録上は「競技中に失踪し行方不明」として扱われていたのだそうだ。 その事実を知った準備委員会は慌てて協議し、 金栗さんを記念式典に正式に招待することにしたのだという。 『君がゴールしなければ、オリンピックは終わらない。』 「金栗選手が、最後のスタジアムのコースを走り、 ゴールテープを切るまでは、ストックホルムオリンピックは、 本当の意味で、終了してはいない」というのが、 彼らの“粋な”見解だった。 〈まさか、もう一度あそこで走れるのか……〉 かつては、日本人初金メダル獲得を夢見て走った金栗。 しかし、今回は違う。今すでに75歳。 金メダルなどもういらない。 なぜなら、「再び走れる。そして自分の足でゴールできる」 そして、そのために「今日も生かされており、走れるほど健康である」ことが、 何よりも素晴らしい栄冠であると思ったのだ。 それは、神さまがくれた、最高のサプライズプレゼントだと思った。 〈長い人生、何度もつまずき棄権したときも、 いつも連れ添って最後まで応援してくれた 愛する妻のため家族のために最後まで走らせていただこう。〉 金栗は、そう決意して日本から飛び立った。 そんな驚きの招待状は、大阪万博開催まで後3年の、1967年の出来事だった。 その前代未聞の出来事に注目した世界中の人々が、 悲運のマラソンランナー、金栗選手のゴールインを今か今かと待ち望んだ。 記念式会場のスタジアムは超満員。 インタビューに対し金栗は 「長い道のりでした。この間に孫が5人できました。」と、 ユーモアをもって答え、55年の長さを皆に思い起こさせた。 金栗は、再び、競技場を、ゆっくりと、走り出した。 それは、隣レーンを走っている、 “人生の苦い思い出”というライバルを、 ひとり、またひとり、と追い越しているかのようにも見えた。 ストックホルムオリンピック以降、 マラソン選手としての金栗の成績は散々なものだった。 第6回ベルリン大会は第一次世界大戦のために中止。 第7回オリンピック・アントワープ大会でも 優勝候補として期待されたが、16位。 さらに4年後の第8回オリンピック・パリ大会では、 マラソン選手としては円熟期を過ぎ、 32.3キロ付近でまたもや途中棄権。 そして、現役を引退。 会場の多くのまなざしが温かく金栗を見つめていた。 最後のコーナーにさしかかった金栗の、 走るその姿は、もはや悲運のマラソンランナーとは呼び難いほどに輝いていた。 マラソン選手として、再び走ることはもうないと 思っていた金栗はこれまでの人生を味わうように、 後の直線をゆっくりゆっくりと走った。 〈思いがけないゴールが、 まさかこのようなカタチでやって来るとは〉 すべてが、ただただ感謝へと変わった。 そしてついに、金栗は、両手を挙げて、 用意されたゴールテープを、切った。 その瞬間、自分の「人生のゴールテープ」を同時に切ったような、 嬉しさと寂しさが入り混じった、不思議な気持ちになった。 そして最後に、スタジアムから世界にこう宣言された。 「日本のカナグリ、只今ゴールイン! タイム、五十四年と八ヶ月六日五時間三十二分二十秒三。 これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の 全日程を終了スル。」 世界一長―い 金栗選手のそのマラソン記録は いまだ破られていない。 しかし、金栗のマラソン人生は、まだまだそこでは終わらなかった。 日本のマラソンの発展のために生涯を捧げて貢献し、 日本の「マラソンの父」と呼ばれるようになった金栗は、 足が立てなくなるまで、とにかく走り続けた。 1989年11月13日、93才で永眠するまでに、 金栗が生涯に走った距離は25万キロメートル。 地球6周と4分の1といわれている。 キャラメルに換算してみたら、なんと、 83万3千3百33粒だった……。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日の3分クッキング】*:・'゜☆ (ここで、3分立ち止まって考えてみましょう) -------------------------------------- ・もし、人生を42.195キロの長距離マラソンに例えるなら、 あなたは今、何キロ地点を走っていると思いますか? (例:スタートしたばかり。中間地点を過ぎたところ。 スタジアムで最後の一周。etc.)。 ・これまでの人生で、つまづいて転んだり、 棄権しそうになった時があったとき、ギャラリーから どのような声援や援助があったかを、 具体的に思い出しノートに書き出してみる。 ・試練や苦難を乗り越えて、ゴールに向かって 走り続けていることに対する感謝の気持ちを、 思いつく限りノートに書いてみる。 ・逆に今、同じような試練や苦しみの中にいる周囲の人々に、 どのように 具体的に励ましや助けの手を 差し伸べることができるか、考えてみる。 ・実際に行動に移してみる。 あなたのご感想(舌鼓)どうぞ! ⇒http://form.mag2.com/viakeapiob □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【聖書 ヤコブ手紙1:12】*:・'゜☆ 「試練を耐え忍ぶ人は幸いです。 その人は適格者と認められ.… 命の冠をいただくからです。」 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ ※今週の「心のレシピ」は、いかがでしたか? ぜひご意見やご感想を、筆者まで ご意見・ご感想をどうぞ → http://form.mag2.com/viakeapiob □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【心のパテシエ♪ひとりごと】*:・'゜☆ -------------------------------------- 人生は短距離レースではなく、長距離走。 意識不明で倒れそうになったり、 失踪してしまいそうになったりするような、 辛いこと悲しいこと、生きていればイロイロあります。 十分に休憩したら、立ち上がって、 再びゆっくりと走り出すだけ。 苦しいときは必ず過ぎ去る。 そして、思いがけない最高のゴールが、 いつか必ず、あなたのもとへやって来るんですネ。 それでは、 次回の「3分クッキング!心のレシピ♪」を お楽しみに! □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○NY発!Live English〜あなたの英会話に「瞬発理解力」 無料 ⇒ http://www.muryoj.com/get.php?R=2415&M=100002332 ○最先端科学が解明する英語の発音の秘密 無料 ⇒ http://www.muryoj.com/get.php?R=6045&M=100002332 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行者:心のパテシエ♪角本RingGo尚彦 ―――――――――――――――――――――*:・'゜☆ ▽このメルマガの内容を許可無く転載することを禁じます。 ▽アドレス変更・購読解除はこちら▽ http://www.mag2.com/m/0000206924.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ (c)2009 N.Kakumoto All Rights Reserved.



